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夕凪の街 桜の国2018 [テレビドラマ]

これは最近タイトルをネット上でよく見かける。というのも超話題作『この世界の片隅に』の原作者であるこうの史代の作品であり、似たテーマでもあり、先に書かれた作品なのであるが、比較としてよく名前が挙げられているのだろう。
で、どんなもんかと見てみた。1時間強の作品で、最初からそう作られているのであるが、どこか総集編のように物足りない。もっと深く描いてもよさそうなところが多々。連続ドラマでやってもよさそうなストーリー。原爆の話としては、まあこんなもんかという感じ。
ウィキも見て、原作とは異なることも原作がどんな内容かも(少なくともストーリーについて)大体わかった。
昭和30年のパートはほぼ原作どおりなのだろう。
そのパートの主人公を演じた川栄李奈が実質主演なのだろう。この人の名前も最近よく目にするが「女優として引っ張りだこ」「ゴリ押し」と評価は二分。これで初めて見たが、ゴリ押しという感じはせず、十分立派に役割を果たしていたと思う。
すごいなと思ったセリフがひとつ。皆実は死の床で(独白としてナレーション)「うれしい? 10年経ったけど、原爆を落とした人は、「やった、また一人殺せた」ってちゃんと思うてくれとる?」。これを明るく可愛らしい調子でである
フジミというのが皆実(および旭)の母親なのは見終えた後で、サイトやウィキを見てわかったが、このドラマの中で原爆の落ちた日について皆実のナレーションで「川にはたくさんの死体が浮いて、あっちこっちに真っ黒こげの死体が転がって、救護所には顔も体も腫れ上がった人間が床に並べられていた。その中の一人が母だった」とあり、見ている最中ずっと、フジミというのは養母なのかと思っていた

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『花へんろ 特別編 「春子の人形」』 及び関連番組 [テレビドラマ]

08/04(土) 21:00 -
NHKBSプレミアム|90分

えーと、これは。普段の自分の録画する番組を探す傾向からして、この番組は引っ掛かりそうもないものなのだけど。先日BSフジでやった渥美清の再現ドラマ、これをBSフジのHPでみつけたが、まだ先の放映なので録画予約ができず(録画予約は一週間前からできる)、メモ帳に残しておいた。一週間前になったので録画しようとしたときに、番組表に飛ぶのも面倒くさく、「渥美清」でトップページから検索をかけた。ここらへんは使っているレコーダーのページであるDiMORAの機能の話。その「渥美清」で引っかかったのが、「花へんろ総集編」という番組。渥美清がナレーターで早坂暁の作品とのこと。さらに検索をかけると、NHKのHPで上記『花へんろ 特別編 「春子の人形」』というスペシャルドラマの関連放送であることがわかる。
で、まあ一応見てみるかと。その際、自分の記憶ではそのNHKのページには関連番組として「花へんろ総集編」が3本、そして「早坂暁を探して ~桃井かおりの暁さん遍路~」という番組があることを知る。
「花へんろ総集編」の一本目は録画してすぐ視聴。いやはやなんとも出演陣が豪勢。しかし、調べてみると、これはシリーズ物でそれを30分にしているということでまあ無茶なまとめかた。
具体的には以下
花へんろ 風の昭和日記 -第一章- 総集編
07/18(水) 22:00 -
NHKBSプレミアム|30分
1985年 45分×全7回
(再放送 BSプレミアム 8月4日(土)午後3時30分)
花へんろ 風の昭和日記 -第二章- 総集編
07/25(水) 22:00 -
NHKBSプレミアム|30分
1986年 45分×全6回
(再放送 BSプレミアム 8月4日(土)午後4時)
花へんろ 風の昭和日記 -第三章- 総集編
08/01(水) 22:00 -
NHKBSプレミアム|30分
1988年 45分×全6回
(再放送 BSプレミアム 8月4日(土)午後4時30分)

さて、上記のように毎週水曜日放映だったので「毎週録画」でセット。そのまま「早坂暁を探して ~桃井かおりの暁さん遍路~」や「花子の人形」の放映日を上記のようにメモにとらずにいた。総集編3本を録り終え、ふと、桃井かおりのやつや、「花子の人形」の予約録画を忘れていることに気づき、日程を見ようとNHKのHPへ。
これが8月2日。そこで新しく関連番組を見つける。それは以下。
「新花へんろ」その一、その二
BSプレミアム 8月1日(水)午前9時
「新花へんろ」その三、その四
BSプレミアム 8月2日(木)午前9時
「新花へんろ」その五、最終回
BSプレミアム 8月3日(金)午前9時
これは「プレミアムカフェ」という番組枠での放映。「新花へんろ」というのは1997年で44分×全6回。こちらは総集編でなく、全部の放映だったようだ(関係者との対談もあり)。
総集編でないならこっちこそ見たいという気もする。この番組は再放送が翌日未明のあり、ゆえに8月3日の未明に「その三、その四」の録画はできたが、どうがんばっても「その一、その二」は逃した。
ちなみに桃井かおりのやつも放映が8月1日でこちらも録り逃したのだが、これは再放送(BSプレミアム 8月4日(土)午前10時)で録画。
1本でも逃すと、全然見る気がなくなってしまう。いずれ見れる日もくるかもしれないし、「新花へんろ」は見るのをやめとこうか。また「花へんろ総集編」のほうもあれだけ大胆で無茶な総集編なら、見る価値はなさそうか。第1回だけ見たけど。

「早坂暁を探して ~桃井かおりの暁さん遍路~」と「花子の人形」は視聴。
「早坂暁を探して ~桃井かおりの暁さん遍路~」
えっと、まず冒頭、桃井が早坂に言われたという「何でも乗せられる、白いご飯のような女優になりなさい」というナレーションとともに、青いお茶碗が全面に写し出される。これにびっくり。まったく私的なことなのだが、おれが使ってるお茶碗とそっくりなのだ。えっっと思い、後でもう一度見直しストップモーションにして、自分の茶碗と比べてみる。色合いは同じ。模様がちょっと違った。自分のは円形の渦の線、そしてその線の外側に向かって縦の棒が無数にあるというもの、一方テレビのほうは、その円形の渦模様が楕円形になっていた。しかしよく似ているなあ。色合いや模様の線の太さ。
桃井かおりはこの花へんろの旧シリーズ4本で主演の静子を務めている。そしてこの新作には呼ばれなかったことをナレーションで語っていた。
年齢のせいかなと思ったのだが、新作で静子を演じているのは田中裕子。桃井とそう差はない。なんでだろう。まあ契約のせいだとかイメージに合わないとかいろいろあるのだろう。
桃井が自宅に行ってメモを見せてもらう場面がある
ドラマの構想だろうか、桂枝雀、渥美清、吉永小百合、岸恵子、山田五十鈴、桃井かおりとメモされているものを見つける。すごい豪勢だ。
早坂の故郷で記念館に入る。渥美と一緒の桃井が飾られている。ドラマで共演したのだそうだ。1978年の「田舎刑事 旅路の果て」という作品。
番組は1時間だが、桃井の番組は50分くらいのところでスタッフクレジットも流れ、つまりは終了ということだろう。その後は、「花子の人形」についての撮影の様子などが流される。
そこで変なことに気づいた。50分くらいのところのスタッフクレジットでナレーター松田利仁亜と出る。のだが、この番組、語りが桃井でほかにナレーションなんてなかったような・・・。その後の10分の番組で再びナレーター松田利仁亜と出るが、先のスタッフクレジットもこれのことだろうか、なにか変。

「花子の人形」
正式タイトルは「花へんろ特別編 春子の人形~脚本家・早坂暁がうつくしむ人~」となっている。うつくしむというのは昔の日本語にあったという。
冒頭に早坂が原稿を書いている様子という場面があり、そこで早坂を演じているのは山本圭。といっても顔はその場面の最後に一瞬アップになるだけだけど。
さて、内容は、というと、予告動画などで知ったストーリーを駆け足でなぞってるだけのように見えた。つまらなくはないが、大したこともない。
出演は坂東龍汰、芦田愛菜、尾美としのり、田中裕子


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渥美清のああ、青春日記 [テレビドラマ]

07/22(日) 13:45 -
BSフジ・181|130分

最初の放映は1997/09/24

この作品についてのデータ
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終戦から7年。東京のあちこちにまだ焼け跡が残る1952年。人々の心は、どこか戦争後遺症ともいえるやりきれなさを抱えていた。渥美清(南原清隆)もその一人。だが、生き急ぐかのように酒浸りの生活を送る反面、チャンバラ芝居を夢見る役者青年でもあった。物語は、そんな清にひょんなことから出会った学生・早坂暁(石黒賢)の視点から描かれる。浅草百万弗劇場からフランス座に移った清は、本来、主役のストリップショーのおまけ的な存在であるコントで、圧倒的な人気を博する。花形ストリッパー・花井ミミ子(石田ひかり)との恋愛。テレビのスカウト。そして今まさに世に出んとした時、清を襲った結核……。これは国民的俳優・渥美清がまだ世に出る前、浅草フランス座でコントの舞台に立っていた頃の、悲しく切ない青春のひと幕。【以上、BSフジ広報資料より引用】ドラマ末尾に「このドラマでは、渥美清さんをモデルにしておりますが、フィクションです」との断りが表示される

<スタッフ>
脚本:早坂暁
プロデューサー・演出:小林俊一
(コント(構成指導):谷  幹一)
音楽 山本 直純

<出演者>
南原清隆
石田ひかり
羽場裕一
柳沢慎吾
櫻井淳子

谷幹一
関敬六
秋野太作

石黒賢
池内淳子
--

渥美に縁の深い人々が出演している。上記の谷幹一、関敬六、秋野太作のほかに、石井愃一も出ていた。
関敬六は浅草の乞食、きよしという役で、確か渥美の伝記によく出てくる人、秋野太作はフランス座の支配人、石井愃一は渥美の父親役、回想シーンで少しだけの登場、谷幹一は自分が顔をよく知らないせいかどこに出てたかわからなかった、後で見返してみよう(※谷幹一は永井荷風役だった。しかし、渥美の病気の際ミミ子に荷風に援助を頼むという風に描かれているがこれほんとなのかなと調べてみるとそういう話は伝わっているらしい)
池内淳子(渥美の母親役)は寅さんでマドンナをやっていたな

早坂暁との出会いから、結核での入院を経て、テレビの世界へ進出していくまでくらいを描いている。冒頭に早坂暁も出てきて、浅草のフランス座と渥美と出会った銭湯、蛇骨湯を紹介している。

柳沢慎吾が関敬六役、羽場裕一が谷幹一役。石田ひかりがフランス座の踊り子(ストリッパー)のミミ子で渥美の恋人役、櫻井淳子はやはりフランス座の踊り子(こちらは脱がない)のみどりで谷幹一の恋人役。

コントの指導が谷幹一になってるから、それなりに当時のものを再現しているのだろう。南原とか柳沢とか顔が出過ぎているタレントだから、それが邪魔して、ほんとに再現できてるのかどうかわからんけど。出産のコントでは柳沢慎吾をからかうような演出、すなわち、「生まれてきたらシンゴと名付けようか、でも出っ歯になりそうだな」など、が入っている
で、南原がやはり俳優的でないとでもいうか、バラエティ番組内での再現ドラマ風。後半で池内淳子と石黒賢(早坂役)のふたりだけの場面で、池内のうまさのせいか、そこだけ突如本格的ドラマのように見えたのがなんともおかしい。

最後に、渥美のその後亡くなるまでを写真とナレーションで紹介するのだが、69年に結婚した際の披露宴の様子の写真も出てきた。ウィキを見るとあまり大々的にやっていないようなのであるが秘密にされていたわけでもないのだな。
またスリーポケッツというのが結成して2か月後に解散してたとは知らなかった(ウィキによると、解散でなくで渥美だけが脱退したということのようであるが)

音楽は山本直純となっていて、男はつらいよのテーマ曲をいろいろアレンジして使っていた

小道具でたばこが出てくる。ラッキーストライクのようで、はてこのころからこのデザインなのかなと調べてみると、そのようである。

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孤独のグルメ Season7 [テレビドラマ]

6/29深夜の放送が最終回
全12話
毎週放映後すぐ見ていた。深夜だから酒が入った状態。翌朝まったく思い出せず再度見ることもしばしば
内容はいつもどおりか。序盤の飯を食うまでの部分が少々短くなっているような気がした。

覚えているのは見たばっかりの最終回だけ
序盤五郎が仕事で訪れたのがライブをやる店らしく今日の出演者の看板に「The Screen Tones」(この番組の音楽担当者であり、久住昌之も一員)があり、最終回ということで原作者、久住昌之が出るのがお約束であるが、今回はここで出るのかと納得。そういえばそこでかかっているいつものBGMがなぜかアレンジが違うというか別バージョンっぽくてドラムが目立つ。と思っていると、店内に五郎が入り、彼らが演奏しているという演出。なるほど、と思う。いったん演奏を終わり次の曲を演奏し始めるとそれはオープニングテーマ。そのままオープニングタイトルに切り替わるという演出。
もちろん五郎が訪れたのは昼間であり、演奏はリハーサル、五郎と店長が話している横を「飯を食いに行ってきます」と出ていく久住ほかバンドの面々という場面もあり。
その店の店長が大友康平、五郎が食事する店の大将が、角野卓造という布陣。角野卓造はずいぶん太ったという印象

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あにいもうと [テレビドラマ]

06/25(月) 20:00 -
TBS1|117分

「ブラックペアン」を見ている際にCMでこの番組のことを知った。山田洋次の脚本作品でどうしてこんな変な時期に割と特別な企画番組が挟み込まれたのかよくわからないが録画視聴する。
山田洋次で「あにいもうと」というと「男はつらいよ」を思い出すが、これは室生犀星の小説が原作で、いままで何度も映像化されており、今作の山田洋次脚本・石井ふく子プロデューサーのコンビのもと、1972年に渥美清・倍賞千恵子でドラマになっており、その再ドラマ化とのこと。
「あにいもうと」は「男はつらいよ」のアイデアの元になった作品ともいわれ、また、第49作はこれを下敷きに作ろうとしていたとのこと。

キャスト

赤座伊之助 - 大泉洋
赤座桃子 - 宮﨑あおい
赤座佐知 - 瀧本美織
小畑裕樹 - 太賀
岡村咲江 - 西原亜希
三四郎 - 七五三掛龍也
シマ - 一路真輝
パティ - シャーロット・ケイト・フォックス
赤座忍 - 笹野高史
赤座きく子 - 波乃久里子

宮﨑あおいがずいぶん雰囲気が違う。いや雰囲気はこれまでの役柄と違う役だからだが、顔が多少変わったようにも見える。それも役作りの一環かもしれない。
シャーロット・ケイト・フォックスってのはなんか知らんが下手だな。まあ日本語があまり堪能でない外人という役だから下手も上手いもないんだけど。

ラストはもんちの結婚パーティ前の状況で、昨晩出席を同意した伊之がやっぱりいやだと揉める場面。なぜか「男はつらいよ」第1作を思い出す。その作品で結婚式前にごねるなんて場面はないのにね。

時代背景は現在にされているが、それでも昔ながらのホームドラマで、それを現在に民放ゴールデンタイムで見ると何やら変な感じである。オーソドックスなホームドラマなんて今なかなかなさそうだし


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ブラックペアン [テレビドラマ]

2018年4月22日 - 2018年6月24日(10回)
TBS

二宮和也主演、医療もの
プロデューサーが伊與田英徳、演出に福澤克雄が名を連ねており、日曜日21時の「日曜劇場」枠で「半沢直樹」的作品を期待して見たのだが、かなり違っていた。
全10話。金曜日に4、土曜日に3見て最終回に備えた。土曜日にも4見ようと思ったけど、第8話のサブタイトルに最終章とあったので、ここから一気に見たほうがよさそうと判断。でもそれほど大きな切れ目は感じなかった。
日曜日の午後に2時間のダイジェストがあった。本編は竹内涼真がナレーションを担当しているが、このダイジェストでは葵わかな

主人公がアンチヒーロー。善玉悪玉をはっきりと描き分け、善玉がやられそうになるが、一気に逆転というのが半沢的ドラマだが、今作はそもそも主人公の渡海征司郎(二宮和也)が善玉なのかどうかわかりかねる性格造形。その代わりなのか渡海の下っ端に研修医の世良(竹内涼真)が配置されており、じゃあこれが善玉として活躍するかというと、そうでもない。配役上の格ととしては2番手か3番手なのだが、作品上それほど目立っていない。主人公があまり喋らないから、それの代弁(心境を慮るなど)や話を進めるために配置されている感じ。
序盤では彼らが働く東城大学医学部付属病院の院長(志垣太郎)、教授の佐伯(内野聖陽)、佐伯の腰ぎんちゃく黒崎(橋本さとし)あたりが悪玉候補っぽく登場。内野聖陽が準主役格であろう。あと橋本さとしは今作で初めて名を知ったが、個人的には一番評価アップした役者。ウィキを見ると橋本じゅんと組んでの活動をかつてやっていたとのことで、なんかわかる気がした。橋本じゅんという人は「あなたのことはそれほど」に出ていた人。またミュージカルでも活動しているとのことであるが、まさにそれが生かされたような場面もいくつかあった
初回にもろ悪玉だろうとして登場するのが帝華大学側の人間で西崎教授(市川猿之助)と高階(小泉孝太郎)。小泉が悪いわけでは全然なく、むしろ健闘していて、ある意味準主役でもあるのだが、高階というキャラクターを使いすぎで疲弊してしまっている感じ。初回悪玉っぽく登場し、その初回でおなじみのギャフンと言わされるやり込められる場面がある。悪玉がヤられたら、セオリーとしてはその後は登場しないもんだが、彼は第2回にもやり込められたにもかかわらず自信が復活しており、自信満々でまた対決しまたやり込められる。その後、だんだん善玉に転向していく風に見えるが、やはり要所要所で悪玉の親分である西崎とまだつながっている様子。まあ最終的にドラマ的には善玉で納まるという役柄。作品内の前半では「スナイプ」公判では「カエサル」という機械が出てきて、それを使いこなす先頭に立つような役柄なのだが、もう後半のカエサルあたりでは、このキャラクターは解放してあげてよという風に思った。

緊張感の漂うトーンで全編が描かれており、笑いの場面やふっと息が抜ける場面がほしいような気がした。竹内涼真がそれっぽいことをちょっとやるのだが、いかんせん短くて、オチまでいかない感じ。ここはベタでもいいから笑いのポイントみたいなところまでやってほしいところ。

二宮和也および渡海について。ちょっとデフォルメしすぎでこんやなやついないだろうと思うが、まあ組織で一匹狼的人間ってのはいるだろうし、それをデフォルメしたと思えばいいのか。二宮の演技もそのデフォルメ具合が肩に力が入りすぎのような。あと、背が低いことでけなしたくはないが、やっぱ主人公キャラは背がほしいかな。誰かと対峙するたびにそれが気になった。常に見上げる感じになっていた。

このドラマ枠でおなじみの出演者がいっぱい※。また、俳優でない出演者というのもおなじみの光景。お笑い枠も相変わらずあったし。歌舞伎界からの猿之助は香川照之の大和田を踏襲したような演技もあり。陸王に出ていた音尾琢真が西崎の子分のような役で中盤で出てくるが、顔の濃さが似ていて笑ってしまった。
看護師長に見覚えあり。白石加代子のように見えるが年齢的にそんなわけなく、いや、それを除いても見たことあるぞと思っていたが、調べてみたら神野三鈴という人。小さな巨人に出ているとのことで、ああと思い出した。
渡海の相棒看護師、猫田(趣里という俳優)も見たことがある。誰だ~と思って記憶を探ると思い出した。「吉祥寺だけが住みたい街ですか?」でどの回だったかのメインゲストで部屋を借りに来た女性の役。重田姉妹に抱えて連れられる場面がいまだに記憶に残っている。そのドラマは各回のメインゲストといってもほとんど有名な人はおらず、みんな売れてない人なんだろうなと思っていた。今回の役でも、主役の相棒的役割なのに、あまり大きな見せ所なし。通常なら、猫田がどうしてこうなったかみたいので1話作れそうでもあるが※。
※売れなさそうな人と書いたが調べたら、水谷豊と伊藤蘭の娘さんか・・・。こりゃ売れるかどうかわからんけどそれなりに大物だな。またこれまでの経歴でもそこそこ評判になってるんだな

※竹内涼真は陸王での活躍がまだ記憶に新しい。音尾琢真も陸王。
今野浩喜、小泉孝太郎倍賞美津子は下町ロケット。
神野三鈴は小さな巨人
加藤浩次[がお笑い枠。加藤綾子、福澤朗が役者本業以外の枠。
三遊亭白鳥がクレジットに出ていたがどこに出ていたのやら。
沢松奈生子、田中雅美なんて人たちも出ている

最終回では渡海が勝つという展開でないというびっくりな展開。そして対立していた渡海と佐伯は和解し、責任を取って渡海は病院を去っていくというエンディング。
この最終回を見て、まあこういうのもアリかなとは思ったが、そこまでの内容からするとあまりよくできているようには思わなかった。
話が稚拙な気がする。出てくる医者の手術の際の失敗を隠そうとしたり、無理を承知で進めようとしたり。
それ以外はあまり覚えていないが、ひとつだけ例を。院長である志垣太郎がやられる場面。悪玉がやられるカタルシス的な意味ではここが一番面白かった(が、たぶんそういうカタルシスはこの作品の見せ場でないのだろう、半沢などそこが見せ場になっている作品に比べればとても小規模の落とし方)。患者のリストを帝華大学に誰かが流したとなり、そのリストにある検索者のIDは看護師の宮元だった。誰かにやらされたんだろうと自白を迫られ、結果渡海が院長がやったという証拠を見せ、院長は陥落。その証拠というのがメール。こんなもん残すなよという雑さと、さらにリストを看護師にやらせる意味がわからない。そこまでやるなら院長自らリストを引っ張りだせばいいじゃんという感じ

手術の場面、マスク、めがねとそれの間についた顕微鏡みたいなやつ。頭にはキャップで、誰が誰だかほとんどわからない。字幕を付けて見ていると、セリフを誰が言ったか表示される場面もあるし、主人公たちは色付きなので、それでかろうじてわかるという感じ。その手術の場面が尋常でなく多いのだ、この作品。

主題歌は小田和正。これ新曲なのか、と思うくらいいつもの聞いたことあるような小田和正

食事の場面。渡海は病院の仮眠室に「住んで」おり、一角を占有しちゃっている状態。そこでいつも卵かけご飯を食べているのだが、炊飯器からご飯をよそう場面を見ると、一回で食べきれる量でない分量が炊かれている。あれってどうしてるんだろう。保温か? 保温で何時間もやるとおいしくなくなるんじゃないのか
また卵はどう保管している? いつも10個入パックが無造作に机に乗っかっているが? これもまあ卵は冷蔵庫に入れなくても数日はいけると思うが。 多分その場所に冷蔵庫はない。ああ、でもこれは仮眠室に冷蔵庫なくても、ほかの場所の冷蔵庫を使わせてもらってると考えればいいのか

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コンフィデンスマンJP [テレビドラマ]

番組開始後、ネットでの評判を見て、見たいなと思っていたが、第2話放映日の前日深夜に第1話の再放送をやっており、それを録画して視聴。第2話は通常放送を録画。とここまではよかったが、第2話録画したときに毎週録画予約をしたつもりでいたが、そうなっておらず、第3話は録画できず。再放送もなく、どうしようかなと思いつつ、ネットで見れる見逃し配信で視聴。基本的にはテレビ画面で見たかったのでネット配信は避けたかったのだが、まあ仕方ない。第3話をネット配信で見るまでにちょっと躊躇したのは、もう一つ理由があって、それは、この作品がそれほど面白くなく、視聴を打ち切ってもいいかなという思いもあったのだ

第6話・古代遺跡編
挿入歌でレキシの「縄文土器 弥生土器 どっちが好き」という歌詞の歌が流れる。偶然にも前日にネットサーフィンしてて、このレキシというのにはまってしまい(上原ひろみと共演しているやつ)、この曲も聞いたところだったので大層驚いた。

6/11記
最終回をいま見終える
まあ大したことない作品だな。色々イマイチで残念な感じが至る所にあるという感。
ひとつ指摘すると、たとえばいま最終回を見終えたばかりなので、それを例にするが、こういった詐欺師ものは小さい穴に細い糸を通し続けるような、主人公が追い込まれながらもそれをクリアし続け、最後に作戦が大成功するというパターンが多く、これも例外でない。しかし、それらの中で成功している作品は、「こんなうまく行くわけねーよ」という感想にあまりならないのだが、この作品はことごとくそれを感じる。この最終回でも、銃をすり替え、血糊が飛び出す仕掛けにしておき、自分らが撃たれ、それに対し命中したように演技するというのがあるが、こんなもの相手が銃をこれまで使ったことあるなら気づいてしまうだろうし、そうでなくても、ダー子たちにいきなり撃つとも限らず、別のところで使っているかもわからず、一回でもその血糊銃を使ったらバレるという代物。
成功してる作品なら、例えば、そういう疑問が湧かないように、上記のように相手がその銃がすり替えられたことに気づき、それを問い詰め・・・というような展開して、さらに一捻りしそうなところ。
もうひとつは、相手の銀行のパスワードを探る場面。そんなにうまくいくわけないわ。成功している作品なら、やはり、これはパスワードを探るための頭脳を持った男が出てきて、うんぬんとなりそうなもので、その際に今作品にあったような、母親の誕生日や昔の住所の番号もそこに絡めそうなものだ。

主演は長澤まさみ、東出昌大、小日向文世。
東出はよく演技が棒だといわれるが、この作品はそれがはまっている感じで、それは「あなたのことはそれほど」のときと同様。
長澤が残念な感じ。コメディもいけると評価されてるらしいが、ちょっと痛々しい。

映画化するとのこと。上記やほかの残念なことという点の多くがテレビドラマの制限だと思われるので、そこを打ち破って、もうちょっと緻密なものを作ってほしいものだ

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平成細雪 [テレビドラマ]

2018年1月 NHK BSプレミアム 全4回

1回が54分。NHKだからCMがなく、それゆえ結構長い。
出演は、4姉妹が中山美穂(鶴子)、高岡早紀(幸子)、伊藤歩(雪子)、中村ゆり(妙子)。
ほかに、鶴子の旦那・辰雄に甲本雅裕、幸子の旦那・貞之助に神尾佑、妙子に絡む二人の男性に福士誠治と柄本佑。
蔵下穂波が幸子の家の家政婦役

谷崎の「細雪」を原作に舞台を平成に移し替えた作品。というが、こういうのは原作というより原案ではなかろうか。「細雪」の作品が持つ魅力を平成に置き換えたら再現しようもないだろうに。まあできると思ったからやったのだろうけど。
細雪についてウィキから--
阪神間モダニズム時代の阪神間の生活文化を描いた作品としても知られ、全編の会話が船場言葉で書かれている。上流の大阪人の生活を描き絢爛でありながら、それゆえに第二次世界大戦前の崩壊寸前の滅びの美を内包し挽歌的切なさをも醸しだしている。舞台は阪神間だが、本質的には大阪(船場)文化の崩壊過程を描いている
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この滅びゆく文化というのが平成期にもあったというようなことなんだろうけど。で、それはそれなりにうまくいっているとも思うけど。

細雪は読んだことないので、まあそういったことはおれにも言う資格はないな。
細雪は市川崑のものを見ており、ゆえにそれと比較しなかがら見ることになってしまう。しかし、それは自分が見た邦画(いや、映画全部)の中でベストだと思っている作品で、それと比べてしまえば雲泥だが、それはちょっとかわいそう。まあこの役は映画では誰がやったとか、このエピソードは映画にもあったなとかそれを思い出す程度にとどめ、独立した作品として見ようと努めた。

中山美穂主演と出ており、まあそれでもいいんだけど、やっぱこれは4人主演で、さらにひとり挙げるなら、次女幸子が主人公という感じがする。ナレーションも務めており、彼女の目線で進行していくのだし。(※映画のほうも4人ほとんど同じような扱いながら、長女役の岸惠子は特別出演という肩書がついており、キャストクレジットのトップは佐久間良子。これはキャスティングの際にあった色々が影響してるのかもしれない)。そもそも原作は二女幸子が谷崎夫人をモデルにしているそうで、そこからの目線になるのは自然だ。
4人はまあそれぞれよくやっているような、ダメなところもあるような。中山美穂は冒頭を見て呆れたが、見進めていくうちにすぐ慣れ、全然悪くないぞと思った。伊藤歩、これは難しい役で序盤見た感じではいい感じでやっているが、吉永小百合と比べると・・・、比べちゃいけないよな、これは。中盤を超えるとだんだんちょっと違うなあという感じになっていく。まあとにかく、4人のうちで一番複雑な役であり、またほかの3人は比較的容易な役のように思える。中村ゆりは中盤までちょっとこれは違うなあという感じがあったが、それでも見進めるうちに馴染んだ。高岡早紀は・・・、あまり印象に残っていないともいえるし、悪いところは一つもないという感じでもある。幸子はナレーションとは別に「心の声」というのがあり、これがこの作品のコメディ部分を担当しており、ちょっとにやっとしてしまう

映画では石坂浩二演じる貞之助の雪子への恋愛感情の描写がそこここにあったように覚えているが、この作品内にはまったくない(数か所もしかしてそれかなと思える箇所もあるが、それは映画でのことを覚えてるから無理やりこじつけて考えてしまってるだけかとも思える)。でもこれも映画だけの設定かもしれず原作ではどうなのだろう。またウィキを見ると、原作でなく原作のモデルである谷崎の夫人の姉妹については、4女が二女の旦那と駆け落ちし、その後二女が谷崎の夫人となるというようなことが書いてあり、そこらへんは映画で見る限り違っている。
その他映画と違うところ。というか、映画ではどうだったかなあと思えるところが数か所。妙子の交際相手である板倉が事故に遭い、結果死んでしまっているが、そんなだったっけ。その後、バーテンダーとの間で妊娠するという展開だが、そのバーの様子が映画そっくりだったような気がした。
雪子は最後結婚となるが、これも映画ではどうだっただろうか。
あとで確認してみたい※。

エンディングクレジットで姉妹の様子がいくつか流れるのだが、最後にお茶を飲む場面があり、そこはいかにも着物を着る場面のようなのになぜか不似合いな洋服でちょっと違和感があったのだが、それは最終話の最後の場面であり、蒔岡家の没落の象徴であり、最後にマキオカブランドの洋服をみんなで着てお茶会を開いているという場面だった。

映画はどう言っていいのか難しいが構成が緩くダラッとしているところが魅力なのだが、こちらは連続テレビドラマらしく、1回にひとりずつ雪子のお見合いが、お見合い世話好きのおばさん井谷(演・濱田マリ)によってもたらされ、繰り返しによる可笑しみの効果をもたらしている。お見合いの回数はテレビドラマ版のほうが一回多く、そして見合い相手のテレビドラマ版第2話から4話までが映画版の見合い相手をほぼ踏襲。
このお見合い相手が各回のメインゲスト扱いとなる。
松尾スズキ、石黒賢とその姉役の熊谷真実(喋りまくるうるさいおばさん役を怪演)、そしてムロツヨシ
石黒賢なんてずいぶん聞かなかった名前だが、いま放映中のコンフィデンスマンJPでも第3回のメインゲストであった。


映画版を見始めたら面白くて全部見てしまった。NHKBSで放映されたもので、「シナ大陸」のシナがカットされてるのに気づいた。
オープニングは岸惠子と佐久間良子が言い争ってる場面で両者のとくに佐久間の顔がドアップになってた記憶があったのだが、そしてそれは別に間違ってはいないが、その場面が最初だと記憶していたのだが、その場面に至るまで、風景描写があり、その後岸惠子は抜きで3姉妹と石坂浩二の場面があり、そこへ岸惠子が入ってくるという展開、また記憶にある大仰なドアップというほどではなかった。記憶はあてにならないものだ。
このテレビドラマ版と大まかな展開はもとより、細かいところでもオマージュとでもいうような似たところがあることに気づく。映画の最初、まず貞之助が雪子の食べ方に見とれる場面、これはドラマ版の雪子がお見合い相手に食べ方を指導する場面に似ている。
また幸子が鏡に向かって化粧をしているとき、妙子に首の後ろを塗るのを手伝ってもらうというのはそのまま使っている。
ドラマ版にある板倉のカメラを壊す場面なんて映画のほうでは覚えていなかったが、そういう場面もあった。
あとで確認と書いたところについては、板倉が死んでしまうというのは映画も同じだった。交通事故ではないが。またバーテンダーと妙子の関係というのはドラマ版とは多少異なり、ドラマでは妙子はバーテンダーのことはさほど思ってもおらず、すぐ別れるものの、妊娠した子を産もうとして死産になるという展開だが、映画ではバーテンダーと一緒に暮らすため家を出ることになり、たぶん見間違えでなければ、最後妙子が妊娠していることに幸子がうすうす気づくという場面がある。
そのバーテンダーのバーが似ているように思えたのは照明のせいだろう。ドラマ版では小さなスタンドライトが机の上に乗っかっていてそれが緑色なのであrるが、映画では外からの緑色の光でバーの中でそういう色になっている。
また雪子が最後の見合い相手と結ばれるというのは映画でも同じだった。映画ではその見合い相手というのが江本孟紀で、作中一言もセリフがない(カメラが遠くから談笑している場面はあるのだが、音は入っていない、ただよく見てはいないが、そこでも喋っている様子はない)。最後しゃべりそうになる場面もあるが、やっぱりない。
上にも書いたが、貞之助の雪子への愛情はドラマ版になく、いっぽうドラマ版では鶴子とそこの女中との間になにかいわくありげな関係が示唆されているが、映画にはない。
貞之助の職がちょっと違うな。ドラマでは商社勤めとされてるが、映画ではデパートの着物担当。
あと奥畑の啓ボンの名前がドラマでは奥畑啓三だが映画では奥畑啓三郎
女中さんは本家のほうは名前が違っている。分家のほうは映画では二人だが、ドラマでは一人。春海という名だがこれは「春」の部分が映画と共通。

そういえば映画でひとつだけ腑に落ちないことがあった。最後鶴子が東京に行くと決心する場面でその場にいた妹たちが驚く、まだ夫に言ってないというので、電話で呼び寄せるとその辰雄も驚くのだが、それの前の場面で、本家の家を昔の使用人の音吉に番をしてもらうということを法事の席で発表しているが、そのときに鶴子はどういう扱いだったのだろう。その場で辰雄は「ひとりでは行くつもりはない」というようなことも言ってるけど

映画でとても重要で、そしてポスターなどで使われて有名なのが桜の花見のシーンだが、ドラマ版にはなくそれを補填する意味だろうか、紅葉鑑賞の場面が第1話と4話にある。第1話では季節が合わなかったということで鑑賞はできないのであるが、全員着物姿で、映画へのオマージュであろう。なんで桜にしなかったのだろうか、撮影時期の関係かもしれない



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黒井戸殺し [テレビドラマ]

04/14(土) 19:57 -
フジテレビ|193分
【三谷幸喜×アガサ・クリスティ待望の第2弾!傑作を日本初映像化】

三谷は現在現役で活躍している作家(映像分野など含めて)で新作が出ると見たくなるうちのひとりだ。
前回のオリエンタル急行は見逃してがっかりしたもんだ。今回の放映も前日くらいに知ったのだけど、これに合わせてオリエンタル急行のほうも再放送あったのだろうか。少なくともこの放送を知った後で検索してみたが、なかったようだ(三谷作品として古畑の再放送をやっていたようだけど)。
犯人はとても意外で、最後の最後、それとわかるところまで予想もしていなかった。大泉洋演じる柴が犯人なのだが、これは野村萬斎演じる主人公の探偵、勝呂の相棒でシャーロック・ホームズにおけるワトソンのような役割だからだ。そのことに絡んでいるのだが、に原作「アクロイド殺し」においてはフェア・アンフェア論争というものがあったそうだ。
ほかの出演陣について。力を入れて作っているだけあって豪華。
とくに目についたのは斉藤由貴。不倫騒動で大河ドラマを辞退したと聞いたが、今作については三谷が希望してのキャスティングだそうだ。とても上手く印象深い。
あとは松岡茉優、秋元才加、ともになかなか。秋元はAKBの人だが、この中でもまったく浮くことなく演じている。

ちょっと長すぎるきらいはあるが、十分満足



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バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~ 大杉漣さん逝去 [テレビドラマ]

大杉漣さんが亡くなった。こういうのはちょっと失礼かもしれないが、ファンではなく、それほどの思い入れもない。が、非常にびっくりした。いま絶頂期というのは大げさかもしれないが、常に仕事が来ているだろう大活躍中で、そういう中での訃報。とくに表題、「バイプレイヤーズ」が現在放映中、しかもその第3話が放映される日の訃報(亡くなった日もその報道が流れた日も同じく2/21の水曜日)。「えっ」と思った。
体調不良だとかの話も聞かないし、そういう様子も見られなかった(例えば今作の第1話は放映された日に見た)ので急逝としか言いようがない。
訃報に接する際、2つある。1つはその人の死をなんとなく予感していた場合やまあ仕方ないというような長生きの方の老衰なんかがある。年を取ってずいぶん表立って出てこない方だとか、見た目で長くなさそうな衰えが見える場合、病気が公表されている場合なんかがそれだ
もう一つは、突然の死。トム・ペティなんかも確かなくなる数日前にライブをやっていたそうで、これにあたるが、身近さでいうと、大杉漣さんのほうがテレビなどで目に入る回数が多いからか、とても近く感じる。

さて、この作品。前作、たいそうな評判で、検索してみると、絶賛という感じの評価が多いのだが、おれはそれほどとは思わなかった。だから今作もさほど期待はしておらず、でも第1話が始まる前に気づいたので、録画をし始めた。第1話はすぐに見たのだが、自分の評価は前作と変わらず。
評価されてるのはどの辺だろう。そりゃ、従来のドラマというカテゴリーからは大きく離れており、むしろそこにしか価値はない。だからそこが評価されてるのだろうけど、自分には悪ふざけにしか見えない。

これが放映されることを知った記事に、その第1話が始まる直前まで撮影をしていたとあり、大杉さんが亡くなりこの後この作品はどうなるのやら、全部撮影終えてたのかと思った。調べてみると全5話の予定で、亡くなった日あたりに検索をかけると、すでに第4話のゲストについての記事などが出ており、じゃあ第4話までは撮影済んでるのか、もしかして全部撮影終えてたのかもななどと思ったのだが、その後明かされたところによると、まだ第4話も少し撮影予定が残っており、第5話もいくらか撮影が残っていたとのこと、そして、内容を予定とは変更して、全5話完結まで放映されることが決定したとのこと。

今回こんなことになったので、放映されてる第3話までも見た。まあ、見るにしてもかなり見てる側の感情は異なっているが。
そして中身でもちょっとしたことにどっきりする。第2話は松重は主役で死んだようになる場面で大杉さんが声をかける場面だとか、第3話はトモロヲが主役だが、こちらも死んだようになる場面があったり、その後ずっと病気だったり。第3話のいつもラストにある「バイプレトーク」(出演者によるトークコーナー)では大杉さんがバイプレメンバーのラインを抜けて、女性バイプレ(第3話のゲスト)陣のラインに入ったというようなことを話しておられた。大杉さんが亡くなった際、ラインで体調不良を訴えそれを松重さんがキャッチし病院に搬送という経緯があるだけに、こういう話もびっくり

さて最終話までどうなっていくだろうか

3/8追記
3/7が最終回
第2-4話がそれぞれ、松重、田口、光石がメインの話で、全5話と聞いて、第5話はどうするのだろうと思っていたのだが、情報によれば、第1話は遠藤がメインとのこと、第1話ということで話の発端でもあり、第2-4話ほどにはメインという印象もなかったのだけれど。そして第5話は当初から大杉がメインとなる話とのこと。
「約7割の撮影を残していた」「最終回を執筆した脚本家・ふじきみつ彦氏(43)は急きょ行われた脚本会議を経て、内容を修正した。撮影済みだった約3割のシーンは必ず生かすことを前提に、練り直し。次の撮影が迫っていたため、脚本直しはほぼ1日で終えた」(最終回についての記事から抜粋)
ストーリーとしてはまったく不自然なところがなく、どこを直したんだろうという感じ。でも撮影済みを全部生かしたということだから、その3割で成り立つストーリーだけにして、本来もっと話が続いてたり膨らんでいたりしたのだろうな。
最終話では追悼テロップはなく、追悼っぽい部分は一番最後このドラマはフィクションであり・・のテロップのあとに、4人がおなじみの黒ずくめの衣装、後ろ姿で、海に向かって「漣さんありがとう」と叫ぶ場面、そして後述するが、スマホで撮影されたらしいオフショットくらいか。
この「漣さんありがとう」これはグッときた。ここは新たな撮影だろう。
あと終盤の「しまっこさん」の打ち上げが島ハウスで行われ、最終回の出来上がりを島ハウスで出演者やスタッフみんなが見る場面で4人だけが部屋にいて、大杉が外でドラム缶風呂に入っているという場面がある。ここは5人が一緒に映る場面はない。外にいる大杉へ呼びかけ、それに答える大杉というようなやり取りはある。ここは一緒にいなくても撮影できる、もちろん一緒にいたのかもしれないが。そして島おじさんをメインにして「しまっこさん」スピンオフドラマ製作決定が発表され、「明日は朝からタイトルバックの撮影だ」というような声を背に、大杉を呼びに4人が外へ行くという場面になり、そこへひとつ場面が挿入され※、翌朝のオープニングシーンの撮影の場面へと続く、ここには大杉は健在で、「昨晩は飲みすぎた」などと話しながら撮影が始まる。この「しまっこさん」スピンオフドラマオープニングシーンというのが、実は、今作「バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~」のオープニングシーンらしきものになっているという凝ったもの。
このようにオープニング撮影の場面が大杉含めて撮影できているというのは、ここら辺も脚本の変更はあまりなさそう。あえていえば、※印の部分、4人が大杉を呼びに行ったあとになにかあって、そこで話が膨らんでという予定だったのかもしれないとは思う。そしてその※印の部分、挿入されているのは「大杉さんが撮影の合間にギターやハーモニカを奏でるオフショットを挿入する」(最終回についての記事から抜粋)であり、スマフォで撮影されたのだろうか、縦長の映像で、大杉がギターを弾きながら歌い、歌といっても、歌詞は「〇〇が躍るよ~」と〇〇の部分に大杉以外の4人の名前をいれるというもので、呼ばれた人が一節大杉のギターに合わせて踊るという馬鹿騒ぎの模様。これはグッとくる。しかも翌朝の撮影の場面での「昨晩は飲みすぎた」につながるようになっている。


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