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ハード・ウェイ [映画]

1991 アメリカ 評価S
12/07(金) 13:00 -
NHKBSプレミアム|111分

監督 ジョン・バダム
主演 マイケル・J・フォックス
コメディ。とても面白かった。これは90年代の作品だけど、風味としては80年代の軽薄な浮かれたコメディ。この手のもの、つまり「80年代のマイケル・J・フォックスが主演するようなタイプのアメリカンコメディ」の作品群の中では群を抜いて良いのではなかろうか。
半ばまではテンポが早すぎてなかなかついていけず。これは自分のほうの問題ではあると思う。その証拠に後半になって作品の空気が飲み込めてからはテンポの良い作品に思えてきた。その半ばまではギャグも不調でさほど面白くない。半ば過ぎてキャラクターに馴染み愛着が湧いてくると俄然面白くなる。
この作品のことも監督のジョン・バダムについてもまったく知らなかった。ジョン・バダムは作品リストを見ると何本か見ている。
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ハリウッドの人気スター、ニック・ラングは、次回作で刑事を演じる役作りのため、NY市警の熱血刑事モスと行動を共にしようとする。連続殺人犯“パーティー潰し”を追跡中のモスは、署長命令により、ニックの同行をしぶしぶ承諾するが、ニックは行く先々で捜査の邪魔をしてしまう…。性格も行動もまったく違うニックとモスを演じるのはM・J・フォックスとJ・ウッズ、J・バダム監督のスリリングでコミカルなアクション映画
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モスがニックを追い払うため騙して一緒に捜査に行き、ニックが丸腰の市民を撃ち殺したように見せかけ、ここは俺がかぶるから、あんたはハリウッドへ帰れとやる場面、ニックがモスに罪を被せて逃げるわけにはいかないと空港から警察へ戻ると、部屋ではうまく騙してやったとニックを笑いものにしている刑事たち、とこの場面からラストまではテンポもよく、演出も良くすばらしい。
ビーコン・シアターへ犯人が逃げ込み、ニックとモスもそこへ追いかけてくる。とその劇場ではニックの大ヒット作「スモーキング・ガン2」(これは作品の冒頭から何度もポスターなどが登場している)がやっているという趣向、考えてみればありきたりなのだけど、面白くできた演出。またその後のニックの宣伝用巨大オブジェで犯人と格闘するというのも面白い。
そしてラスト、これはもうちょっと説明がほしいような気もするけど、うまくやったな~と思わせ終わらせるために余計な説明なしにしたのだろうか。ニックが撃たれて、どうなるんだろう、どうなったのだろう。次の場面ではニックの警察での経験が生かされた新作映画の試写会の場面、モスがニックに語り聞かせたセリフがそのままパクられて、それをモスがあいつパクりやがったと指摘するところでその新作映画がエンドクレジット、と思いきや、この作品のエンドクレジット。
メタの構造といえるのだろうか。モスは刑事で、ニックに対し「おれは現実の刑事だ、これは映画とは違うんだ」というようなことを何度も言うが、それは作品内のフィクションで、実際これは映画でありフィクションであり、というような感覚で心地よくクラクラすることも何度かあった。
成功の理由はまだあって、出演陣の演技。マイケル・J・フォックスの相棒役の人は強面のそして女性にぶきっちょな刑事という役にとてもはまっており、また狂喜の無差別殺人をやるパーティクラッシャーもとてもよい。

バンザイと発語している場面がある。どういう意味だろうか

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