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夕陽の群盗 [映画]

1972 アメリカ 評価SA
06/08(金) 13:00 -
NHKBSプレミアム|94分

良かったなあ。
監督はロバート・ベントン。「クレイマー、クレイマー 」の監督ということを事前に知っていたが、今ウィキで作品歴をチェックしてみたら、「俺たちに明日はない」の脚本、「プレイス・イン・ザ・ハート」の監督とのこと。なるほど、この2作あたりのテイストはある。ラストがあっと驚くところでのストップモーションでおれは「明日に向って撃て!」を思い出していたのだけど。
主演は ジェフ・ブリッジス(ジェイク)、バリー・ブラウン(ドリュー)
西部劇なんだが、テーマが珍しく異色の作品という感じがした。「男の出発(たびだち)」がちょっと近いかもしれないと思いながら見ていた。あと、見ている間「スタンド・バイ・ミー」を思い出した。これはそれほど近いわけではないのだけど。
少年たちが主役でグループで旅をする。これが「スタンド・バイ・ミー」を思い出してた原因。少年というにはもうちょっと上で年齢設定は20前後か。それもカウボーイを目指しているような子供ではなく、旅の途中でカウボーイ崩れのギャングなどには遭遇するが、カウボーイ的な人物が活躍するような話ではない。
胸が締め付けられるような青春譚である。
ドリューの目線で語られる形式でドリューは信仰深い家庭に育った良い子ちゃんで強盗などできそうにない人間だが、それが悪さをしているジェイクの一団に入って一緒に旅をするという話
冒頭にドリューとジェイクが出会う場面がある。それはジェイクがドリューから金を強奪するという展開なのだが、その後別の場所で出会い、ドリューはジェイクのグループに入り一緒に旅をすることになる。グループはドリューも含めて6人。その内1人は「スタンド・バイ・ミー」くらいの少年。その他はジェイク、ドリューと同じくらい。
ジェイク・ドリュー以外は4人のうち3人までが殺されてしまうのだが、死のにおいを感じさせず悲惨さはない。
ジェイク・ドリューはいつの間にか友情を深めるがその一方で疑心もあり、また旅の先々でいろいろな事件が起き、そのたびに友情が深まったり、疑心に走ったり。いかにも青春という感じだが、西部時代であるから、そこに簡単に死が紛れ込んでくるという作りになっている

音楽が良い。ピアノ一台でのBGM。流麗なものでなく、ホンキートンク調とでもいうか、そういう響きのピアノで、ラグタイムみたいなリズムの曲が多いが、ゆっくりとしたバラードもある。冒頭もバラードだった。
ちなみにBGMがラグタイムといっても、西部劇において、酒場でピアノがラグタイムというような場面はよくあるが、この作品ではそういう場面はない
音楽の担当はHarvey Schmidtとなっており、調べてみると、ブロードウェイで活躍した人みたいだ