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レッドタートル ある島の物語 [映画]

2016 日本・フランス・ベルギー合作 スタジオ・ジブリ作品
01/02(火) 01:59 -
日テレ1|110分
映画天国

序盤つまらなくて、どうなることかと思った。CMのたびに休憩入れて、いつになったら見終えるかと。セリフが一切ないので、集中力が途切れがちになってしまうのだ。パラパラ漫画を見ているかのよう。なんでだろう。パラパラ漫画ってたいてい、何かが出てきてそれが行動して、何かになりましたというオチで終わる。この作品の序盤もセリフがないからという理由もあろうが、男が出てきて、何か行動、例えば筏をつくり海へ出る、そして失敗する。というような小さい章のパターンが連続するような感じ。セリフがないからそれは当たり前かもしれないが、サイレント映画というのもそんな感じのパターンが多いような気がする。
が、中盤以降ようやく作品のリズムにも乗れて、それなりに見せる作品だなと思った。見終えてそれなりに感動した思いだったが、ストーリーとしては大したことない。無人島に漂着した男、脱出を試みるが筏が壊れたりで、うまくいかない。亀が島に現れる。男はイライラを亀にぶつけ、ひっくり返して動けなくしてしまう。亀は死んでしまったのか動かなくなり、女に生まれ変わる。契りを交わし、息子が生まれ、成長していく。息子は亀と遊ぶことを覚えたりもする。津波に襲われたりするが全員無事。息子は海の向こうへと旅立ち、夫婦は老いる。男は死に、女は男に寄り添う。と、亀に戻り海へと帰っていく。終わり
最後にジブリの鈴木敏夫のインタビュー。この作品について、の次に宮崎駿の新作がこの作品と関係があるというようなことを語る場面があるのだが、宮崎のこの作品に対する感想は一切なく、「ジブリの最後の作品が外国人ということに怒りがあるみたい。宮さんはそんなことは言わないけど、つきあい長いからなんとなくわかる」というようなことを言っていた。あとは、今月に金曜ロードショーでやるジブリ作品二本(「魔女の宅急便」「ゲド戦記」)についてのコメントがあった。
序盤集中できなかったと書いたが、こういうのは2回見るともっと理解が深まるような気がする。2回見ることについて何回か書いたことがあるが、ここでもう一度。
2回見ることは実際にはほとんどないのだが、本当はかなり多くの作品が2回は見たほうが格段に理解が深まると思ってる。「読書百遍意自ずから通ず」みたいなもんだ。
作品への理解を全部できた状態を仮に100とする。理解とは作品のテーマ、製作側の言いたいことや見てほしい部分などが大きな柱。またそれとは別に、作品に付随する意味付け(例えば映画史における意義だとか)だとか、さらには、誰々がカメオ出演してる(ヒッチコックがどこに出ているか、なんてのも同じ)とか、撮影場所のことだとかのトリヴィア情報なんていうテーマとは逆に小ネタ的なことだとか。
で、100という状態は自分がその作品から受け取れる(受け取るべき)最大限の状態ということ。
まず1回目の視聴が一番多くの理解を得られる。そりゃそうだ。まったくの白紙の状態からだから、いくらでも受容できる状態だ。見たものすべてを受け取ることになる。そしてそれ以降は増加ペースが回を追うごとに減少するだろう。
多くの作品で、まず一回目の視聴で60くらいの理解をし、2回目で80くらいになり、3回目以降は増加ペースがぐっと減少する感じ、3回目で83になり、それ以降は1ずつ増えるか、増えない回もあったりして。
もちろん1回目で100に近い理解するような作品もあると思う。そこらへんは作品と自分の相性だろう。
また、好きな作品で何回も見ているようなものだと、それはもう理解自体はあまり増えない。けど、何年かぶりに見たりすると、自分が年を重ねて別の解釈ができたり、今なら理解できるような小ネタを見つけたりとかもあるのだろう。
というようなことをこれを見ながら考えていた。やっぱり飽きていたのだろう。ただ、これストーリー全部わかった上で見たほうが良いような気がし、2回見るのにかなり適しているような気がする。まあ、それだけ序盤のほうは見落としている自信があるのだ。

そういや、この主人公の男、いつの時代の人なんだろう。通常の映画なら無人島に漂着しても、独り言を言ったり、言わなくても心の声がナレーションになったり、そういう風にしてストーリーを進めるものなのだが。女ができたり息子ができたら、言葉を教えそうなもんなのだが。
声優についてはウィキにある--
いずれも台詞は無いが、叫び声や呼吸音があるため声優が存在する。しかし、誰なのかは公表されていない
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