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前の10件 | -

白いリボン [映画]

2009 オーストリア、ドイツ、フランス
スターチャンネル 11/25

モノクロ
登場人物が多くて把握しきれず終わりまできてしまった。見終えるとなんとなくわかったような気にもなるけど(特に作品内でどんな事件が起きたかついては)、なんとなくモヤモヤ。
まあわかってなかったなということのひとつに、この作品にはいくつかの家族が出てくるのだが、そのうちの最重要なひとつ、牧師の一家というのを完全に見誤っていたのだ。出てくるのは、男爵一家、小作人一家、医者一家と隣家の助産婦一家、家令一家(家令というのは言葉も読み方も知らなかったが、字幕でそうなっていた)、語り手である教師とその恋人くらいかと思っていたのだ。牧師一家については終盤まできてやっと気づいた(実は牧師一家が一番重要)。
話自体は見ているときから、なんとなく厳格な子供の育て方が子供が歪められた育ち方をしているというような話のように見えた。昔読んだ、岸田秀の訳の書物「魂の殺害者」をちょっと思い出した

ドイツが舞台でドイツ語がオリジナルらしいのだが、しばしばフランス語らしき言葉が聞こえる(ボンジュール、メルシーボク、ウィ(「はい」の意味))など。どちらの言葉にもまったく詳しくないので、聞き間違いかなんかだろうと思っていたが、あまりに気になるので検索してみたが、単にフランス語吹替版が放映されていただけのことらしい。

「ナチズムへの予感」みたいのが示唆されているとの評価があるらしい。よくはわからなかったが、これも見終えてから各サイトを見てみて、なんとなくわかったような気がする
ラストは黒画面に白抜きでクレジットなのだが、音楽はなし。不吉な予感の終わり方


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ニュートン・ナイト 自由の旗をかかげた男 [映画]

2016 アメリカ
7/7 スターチャンネル

南北戦争の時代に実在した人物ニュートン・ナイトのそのころを描いた作品。
なんだかわからいづらい。細切れのエピソードで、主人公以外の登場人物が多く出てきて、誰が誰やらわからなくなる。戦争を扱った映画に多いような気がする。
なのだけど見終えた後は、大体わかったという気になる。またウィキでニュートン・ナイトについて読んでみると、なおさら映画で言いたいことはわかったという気になってくる。
評価の別れる人のようであるが、これだけ見るとアメリカの負の歴史という感じがする。ニュートン・ナイトは南北戦争の最中、逃亡奴隷や貧困農家を組織して、黒人白人混成の軍隊を作って地域を占領し自治区を作った人(この作品によれば)。
先に書いたわかりづらいの一端ではあるが、作品内に唐突にそれから相当後(75年後とあるから1940年ごろか)の裁判の様子が差し挟まれる。これは序盤に2回くらい短く、そして最後のほうに長く描かれ、結局最後まで見ると、なるほどそういう意図かとわかるようにはなっている。その裁判は被告のニュートンの祖孫(白人に見える)が白人女性と結婚した罪で訴えられており、ニュートンが黒人のレイチェルと結婚し産まれた子供の系譜ではないかというところが争点になっている。そして作品のラストはニュートン・ナイトとレイチェル(婚姻は認められなかったが最後まで一緒に暮らした)がどうなったかというところと裁判の結果(婚姻を破棄すれば訴えを取り下げるという和解案を蹴ったため被告は有罪になるも最高裁で判断は覆る)ふたつを取り上げ、それらがつながっていることを描いている。

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ワーキング・ガール [映画]

1988 アメリカ
12/14(金) 13:00 -
NHKBSプレミアム|115分

恋愛コメディ。80年代臭の悪い方向に出ているつまらない作品だった。
監督 マイク・ニコルズ
主演 メラニー・グリフィス
オープニング、エンディングでのクレジットはハリソン・フォード、シガニー・ウィーバー、メラニーの順。当時の人気の関係からのクレジット順列だろうか
証券会社の下っ端の女がガッツで成り上がろうとするというストーリーだが、そこで起きる事件はリアリティのないつまらないもの。恋愛コメディだからそちらの部分は軽めにということだろうか。
シガニー・ウィーバー演じるキャサリン、序盤で登場したときと、スキーで骨折してから退院してきてのキャラクターが全然違うように見える。
ジョーン・キューザックというのはジョン・キューザックの姉だそうだが、彼女は主人公の友達の役。メラニーとジョーンがオープニングで最初にアップになるのだが、時代を感じさせる髪型で笑ってしまう。
テスがキャサリンの部屋でテープ(キャサリンがメモ代わりに吹き込んでいるらしい)を聞いて、自分が裏切られていることを知るという場面、最初なにがなんだかわからなかった。カセットテープに「テスぬきで○○会社にラジオ会社買収の件を進める」なんて吹き込むかねえ

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ヒトラーの忘れもの [映画]

2015 デンマーク、ドイツ
スターチャンネル 6/30

デンマークを舞台に戦後海岸の地雷除去のためドイツの少年兵を派遣し当たらせるという話。それ自体は史実とのことだが、この作品の内容は史実なのかフィクションなのかわからない。
こういう作品のため、地雷が爆発する場面がいくつかある。そのたびにビクッとするのだけど、とくに驚いたところがふたつ。ひとつは最後、これを終えたら国へ帰れるというような会話の中、処理を終えた地雷を積み上げる作業中に、処理し損ねていたのがあったのだろう、全部が盛大に爆発するという場面。ラスト、これかよという絶望感。ここで多くの作業に従事していた少年兵が亡くなる。
もうひとつは爆発の場面でない。ラスムスン軍曹が初めて少年兵と打ち解け、雑談をする場面。少年兵が持ってる十字架のペンダントを取り上げられないかと心配している。「取り上げないから安心しろ」というと、「お前、それを握っているけど、それ効くのか」「軍曹、やってみてください」「いや、おれはいいよ」「いや、ぜひやってみてください」「いや、いいって」みたいなやりとりのあと、恐る恐る軍曹がペンダントに手を伸ばすと、少年が「わっ」と脅かす。「父がよくこうやって脅かしてました」と、これはおどけたいたずら。心が通い合ってきていることがよく表現できている。
この軍曹、最初は鬼軍曹、といっても「愛と青春の旅立ち」のような新人を鍛えるというような意味での鬼軍曹でなく、ちょっと前まで敵であった、そして今でも憎しみの対象であるドイツ兵相手である、相手を人と思ってないような扱いである。それが段々情をかけるようになっていき、しかし、処理の済んだはずの浜辺で少年らとサッカーに興じた後、愛犬が浜辺を走ると爆発が起こり、愛犬の死にまた鬼に戻ってしまう。というような変遷が見ごたえがある。結局その後また軟化※し、上記最後の爆発に遭遇、少年兵は14人いた少年兵が4人になってしまうという結末。(※その浜辺の近くに住む家の娘が、処理の済んでいない浜辺に迷い込んでしまい少年たちが助けるという場面がその後にある、ここも感動的な場面だ)
ラストは希望の何もない終わり方なのかなと最初思った。すなわち、ラスムスンが担当していた場所の処理が終わったが、別の場所の処理に経験者を使いたいからその4人を使うことにしたという命令が下り、ラスムスンは処理が終わったら国に帰すという約束をしたとそれに抗議する場面があり、その後、作品の序盤と同じような浜辺で少年兵を前に今からここの処理をするからなめんじゃねーぞ的な場面が入る。ここで終わると、もうそういうことが延々と続き、また4人は延々とそれに従事し多分処理に失敗し死んでいくことが示唆されるような終わり方になるわけでそれを想像したのだ。
だがその予想は外れる。エンディングはこんな感じ。4人を護送する車の運転手がなぜかラスムスン、道の途中で4人を下ろし、500メートルで国境だ、走れ、と逃がしてやるというものだった。これではラスムスンのこの後が心配であるが。
原題は「Under sandet」(デンマーク語、意味は「砂の下に」というものらしい)、英語の題名は「Land of Mine」(地雷の地)

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アリスのままで [映画]

2014 アメリカ
08/27(月) 21:00 -
NHKBSプレミアム|102分

ジュリアン・ムーア主演
アカデミー賞で主演女優賞を取っている。

良い作品だった。
若年性アルツハイマーを発症した大学教授の女性アリスが主人公。
症状が進行していくアリスの家族のサポートに支えられて生活が描かれている。その中に人間臭さが現れるエピソードがたくさんあり、そこらへんが生臭くて良い。
例えば作品の序盤、そう診断されてすぐくらいのとき、夕食会をジョギングに行っていて忘れてすっぽかすという場面。セリフで「夕食会に行ってもどう対応すればよいか、だって簡単な質問にも答えられないし」というのがあって、忘れていたのか、出るのが嫌ですっぽかしたのかわからないというところ。
その後も、言葉で表現するとなると自分の人間としての尊厳を守るためのわがままというようなエピソードがいくつかある。
各エピソードひとつひとつが良い。各エピソードの間、時間が結構経過しているのだろう、段々症状が重くなっている状況が演技でよくわかる。
自分の症状を病院関係者の前でスピーチするというエピソードも感動的。
ラストはちょっとどうかなあ。旦那に来年1年休暇を取ってもらいたい、それは私が私でいられる最後の年だからと願う場面が序盤にあり、だがそれは旦那に大きな仕事が舞い込み、多分叶えられず、遠くにいた(女優になるためロスで活動していた)末娘がNYに戻りアリスの面倒を見ることに。そして症状の重くなったアリスが娘といる場面で静かに終わっていく。
そのラスト前に以下のような場面。序盤にアリスは自分に向けて動画を作って、PCのデスクトップに置いておく。それは「自分がわからなくなったら次の一歩を踏み出しなさい」との言葉で始まり、毎日スマフォでやってる簡単な自分に対する質問(長女の名前は? 住所は? など)が答えられなくなったら、これこれこういう手順で薬を飲め、つまり自殺しろということなのだと思うが、そういう動画である。
その動画をもうだいぶ症状が進んでおり、スマフォの自分に対する質問とは関係なく(もうそれを毎日やってるかどうかも定かでないが)、娘とのテレビ電話の際のPC操作で、その動画が開き、そのメッセージを聞き、その通り動き出すアリス。そして薬を飲もうとする瞬間、誰かが家を訪れ、混乱しアリスは薬を落としてしまう。これで薬は飲まず死なずに済むのだが、これ、そのまま自殺して終わりだったら嫌だなと思っていた。が、考えてみるとアリスが選択したのはそれであり、自殺せずに済んでその後どうなったかといえば、さしたる展開もなく、上記のように静かに終わっていくのだから、死なないで良かった良かったみたいな話でもないと思えるし、自殺して終わりとほぼ同じ意味に思える

監督のリチャード・グラツァーは、ALSを患っており、ワッシュ・ウェストモアランドのサポートを得て作品を完成、この作品完成後亡くなっているとのこと。ワッシュ・ウェストモアランドはリチャード・グラツァーの同性パートナーだそうだ


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手紙は憶えている [映画]

2015 カナダ、ドイツ 評価S
2018/02/28(水) 21:00 -
BSデジ 200|100分

ナチの戦争犯罪を追う男を描いたサスペンス。
最後はとても驚いた。
わかりやすく作られており、見ているとき引っ掛かるようなところは少なく、見終えて作品に対して引きずるようなこともない、そういう意味でも良作品

ウィキのあらすじ--
ゼヴは今年90歳で、ニューヨークの介護施設で暮らしている。最近は認知症が進行し、最愛の妻、ルースが死んだことさえ忘れてしまうようになっていた。

ある日、ゼヴは友人のマックスから1通の手紙を託される。2人はアウシュビッツ収容所からの生還者で、ナチスに大切な家族を殺されていた。その手紙には2人の家族を殺したナチスの兵士に関する情報が記されていた。その兵士の名はオットー・ヴァリッシュといい、現在は"ルディ・コランダー"という偽名を使って暮らしているという。コランダーと名乗る人物は4人にまで絞り込まれていた。
体が不自由なマックスに代わりゼヴは復讐を決意、1通の手紙とかすかな記憶だけを頼りに、単身オットー・ヴァリッシュを探しに旅に出る。
手紙の指示通りに、まず鉄道でクリーブランドに向かう
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主人公が認知症というのがポイント。ただ体は弱っているもののその症状が出ている場面というのは割合少なく、自分が誰だかわからない、自分の状況がわからないというようなことは冒頭とあとは数回出てくる程度。
4人を訪ね歩く場面が続くのだが、それを見ているうちに時折ゼヴはマックスから操られているように見えてくる。そしてそれがラストで正解だとわかる。
4人を順に訪ねていく。居場所を訪ねると、銃を向けて真実を語れと言うのだが、そこから出てくる話は意外なものばかりで、だが最初の3人は目指す人物ではないことがわかる。
3人目は訪ねて行った人物はすでに亡くなっており、息子と話すことになる。その人物はクリスタル・ナハト に参加し、ナチにいたこともあり、そしてナチ信奉者であり、記念品を集めていた。そう語る息子も父親を尊敬しており、ナチ信奉者であった。
目指すオットー・ヴァリッシュは彼だと確信するが、その男は父親は戦争時10歳で料理人をやった程度だと語り、やはり別人だということが明らかに。
その後ゼヴの目的、ナチ戦争犯罪人を追っている、ということがわかり、口論になりゼヴは男を銃殺してしまう。と、ここはちょっと変で、その家が隣に家もないような場所でまた人付き合いも少ないと言っているのだが、それだとしても、そこに銃殺体があったら、数日くらいで捜査が始まり、すぐゼヴは捕まりそうなもんだが。
さてラストの4人目。結末から言うと彼が実際に目指す相手ではあるのだが、その彼が口にしたのは驚くべき事実。自分はオットー・ヴァリッシュではなく、ゼヴこそオットー・ヴァリッシュであり、自分はオットー・ヴァリッシュとともにアウシュビッツ収容所の管理長であり、また戦後ともに殺された捕虜の情報を奪ってその捕虜になりすまし、戦争犯罪が逃れてきた同士だというのだ。ゼヴは彼を銃殺し、自分の頭も撃ち抜く。ここは認知症であるという設定が生きていると思う
ラストはマックスがその事件を報じるテレビを見ながら「この二人が私の家族を殺した」と言う。

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心霊ドクターと消された記憶 [映画]

2015 オーストラリア
2018/01/02(火) 21:00 -
BSデジ 200|100分

ミステリースリラー映画
この手のジャンルは詳しくないからどの程度の作品なのかわからないが、まあ平均点のくらいの出来ではなかろうか。
主人公ピーターは精神分析医。彼は娘を亡くしており、それ以来おかしな出来事が身の回りに起きる。それが中盤あたりまで続く。身の回りにおかしなことが起きているのか、彼が幻覚を見ているのかそこらへんはあいまい。
そしてそのおかしな出来事から、彼の子供のころやったいたずらが列車脱線の大事故を起こしたという記憶が蘇り、またそのおかしな出来事はそれに起因しているのではないかと思い当たり、そのいたずらのことを確かめるため実家へ帰って調べ始める。そのいたずらとは友達に誘われて、近所にカーセックスを覗きに行ったということで、その際自転車を列車の線路の上に放置し見に行ってしまい、そこへ列車が来て・・・という風に彼は記憶していた。しかしそれを探っていくと実は彼が封印してきた記憶がさらに蘇ってくるのである。
その際「自分にとって都合の悪い記憶は忘れ去ろうとし、それができないとなると記憶をねつ造する」というようなセリフがあるのだが、これは自分にとっても思い当たることもありよく実感できる。
封印された記憶とは、警察官である父親が少女を殺し、彼女の身体を線路に置くところをピーターは見ていたというものであり、そこから考察すると脱線の原因も自転車でなく、その少女の身体のためであったのではないかというようなことが語られ作品は終わっていく。

柵もない野原を駆け抜ける列車というのは危ないなあと思う。よく映画では描かれるし、日本でも昔はそうであったのだろうけど。
また少年が自転車を線路に置くという場面は、ちょっとわざとらしい。列車が汽笛を鳴らして近づいてくると、危険だと考え自転車をどけようと走り出すのだが、だったら最初からそんなところに置くなよ、と。
でも記憶の改ざんというようなテーマから考えると、そもそも自転車を線路の上に置いたということも事実ではないのかもしれない

最後まで見終えて、どこか疑問に思い見返して確認したいというような箇所もなく、見終えてあー面白かったと終わり、再度見てみたいとも思わず、というこのような作品はそれはそれなりに良い作品なのかもしれないと思った

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クリミナル 2人の記憶を持つ男 [映画]

2016 アメリカ・イギリス
06/16(土) 21:00 -
BSデジ 200|135分

ケヴィン・コスナー主演
中盤まで何が何だかよくわからないまま進んでしまった。作品がつまらないのか、集中力がないためか、眠くて仕方ない。ところが中盤以降はわかりやすく、終わりまで来るとなんというか全部理解したような気になる終わり方。序盤のよくわからなかったのはなにがどうわからなかったのかさえ覚えていない。もう一度見れば理解は深まるんだろうけど、まあそれほどの作品ではないような。ウィキにあるあらすじを見ても、まあそんな内容だったなという感じで。
ジェリコがビルの記憶をたどりながらビルの妻ジルや娘エマと心を通わし始めるあたり、とくにジルとの探り探りの会話が良い。最後プログラムを改変させておいて、爆弾が自爆になるようになっているというのもわかりやすくて良い

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ハンタ― [映画]

1980 アメリカ
12/02(日) 12:00 -
BSデジ 252|120分

スティーブ・マックイーン主演で遺作。「実在したバウンティハンター(賞金稼ぎ)のラルフ・ソーソンの半生を描いている」とのこと。バウンティハンターとは、保釈保証業者の依頼を受けて逃亡者を捕まえて賞金を受け取る業者で、これが出てくる作品をいくつか見ている。「ミッドナイト・ラン」や「ジャッキー・ブラウン」である。
遺作と知って見ていたからか、アップになったときや、走ってるときなどに老いを感じる。50歳で亡くなっているんだな。顔は全盛期とほぼ同じ。といっても自分はそれほど見ていない、というか印象的な作品はないのだけど。
作品はちょっと散漫な感じ。ラルフ・ソーソンの半生とあるが、とても短い一時期だけを描いたもの。内縁のドティが妊娠中という状況で始まり、最後は出産が成功するところ。
ソーソンをつけ狙う男というのが出てくる。これがメインストーリーではあるのだが、そこだけに焦点があたっているのでなく、ソーソンの活躍ぶり、依頼を受けての逃亡者の捕獲も何件か描かれる。序盤を見た感じではその付け狙う男との攻防がメインかと思っていたので、中盤以降になっても、そこだけにストーリーが収れんしていかず、そこに散漫な感じを受けるも、そういう話、つまりソーソンの活躍ぶりを描き、またスティーブ・マックイーンのアクションを見せる作品であることを理解した。
笑わせるような場面はほとんどないのだが、中盤でのどでかいトラクターで逃亡者を追う場面は農機具での追跡ということや、そこに重なる陽気な音楽も相俟ってちょっと楽しい。その場面はまずレンタカーを借りる場面で「こんないい車でなくてもいいのに・・・」という雰囲気があり、そのレンタカーは逃亡者が乗って逃げ出しそれをトラクターで追う展開。結局逃亡者が置いたダイナマイトでその逃亡者が車ごと吹っ飛ばされるという結末で、ぶっ壊された自動車とともに逃亡者を連れて、レンタカー会社に帰って行くというちょっとコメディを狙ったエピソード。
またラストは、ドティを人質にした前述の付け狙っていた男をなんとか倒し一件落着というところで産気づき、自動車で病院へ。しかしもう産まれるーとなり、病院から医者を呼び車の中でお産。赤ん坊の声が響いてマックイーンが赤ん坊を抱いているアップで終わるというありがちといえばありがちなほほえましい終わり方。

いつごろの時代設定なのだろう。電車で逃亡するのを追いかける場面などあるが。
よく考えてみると、このバウンティハンター、こんな勝手放題の追跡をやってて、色々ぶっ壊すが誰が弁償するのだろうと思う。電車の追跡では死人が出てるし、刑事ドラマの作品のように、そこらに止まってる車を勝手に乗り回してはぶっ壊してるし。

いま各サイトを見ていたら、ラルフ・ソーソン当人も出演しているらしい。見直してみよう



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16歳の合衆国 [映画]

2004 アメリカ
7/14 スターチャンネル

ライアン・ゴズリング主演
ドン・チードルも「アウト・オブ・サイト」とはまったく違うような役で出ている

作品上の現在は主人公リーランドが殺人の罪で施設に入れられている状況。その現在とリーランドが殺人を犯したあたりの過去とがかなり頻繁に交互に描かれ、ついていきにくかった。
あとでストーリーを読めば、ああそういうことかとわかる。もう一度見てみようかとも思うが、どうしよう

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