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平成細雪 [テレビドラマ]

2018年1月 NHK BSプレミアム 全4回

1回が54分。NHKだからCMがなく、それゆえ結構長い。
出演は、4姉妹が中山美穂(鶴子)、高岡早紀(幸子)、伊藤歩(雪子)、中村ゆり(妙子)。
ほかに、鶴子の旦那・辰雄に甲本雅裕、幸子の旦那・貞之助に神尾佑、妙子に絡む二人の男性に福士誠治と柄本佑。
蔵下穂波が幸子の家の家政婦役

谷崎の「細雪」を原作に舞台を平成に移し替えた作品。というが、こういうのは原作というより原案ではなかろうか。「細雪」の作品が持つ魅力を平成に置き換えたら再現しようもないだろうに。まあできると思ったからやったのだろうけど。
細雪についてウィキから--
阪神間モダニズム時代の阪神間の生活文化を描いた作品としても知られ、全編の会話が船場言葉で書かれている。上流の大阪人の生活を描き絢爛でありながら、それゆえに第二次世界大戦前の崩壊寸前の滅びの美を内包し挽歌的切なさをも醸しだしている。舞台は阪神間だが、本質的には大阪(船場)文化の崩壊過程を描いている
--
この滅びゆく文化というのが平成期にもあったというようなことなんだろうけど。で、それはそれなりにうまくいっているとも思うけど。

細雪は読んだことないので、まあそういったことはおれにも言う資格はないな。
細雪は市川崑のものを見ており、ゆえにそれと比較しなかがら見ることになってしまう。しかし、それは自分が見た邦画(いや、映画全部)の中でベストだと思っている作品で、それと比べてしまえば雲泥だが、それはちょっとかわいそう。まあこの役は映画では誰がやったとか、このエピソードは映画にもあったなとかそれを思い出す程度にとどめ、独立した作品として見ようと努めた。

中山美穂主演と出ており、まあそれでもいいんだけど、やっぱこれは4人主演で、さらにひとり挙げるなら、次女幸子が主人公という感じがする。ナレーションも務めており、彼女の目線で進行していくのだし。(※映画のほうも4人ほとんど同じような扱いながら、長女役の岸惠子は特別出演という肩書がついており、キャストクレジットのトップは佐久間良子。これはキャスティングの際にあった色々が影響してるのかもしれない)。そもそも原作は二女幸子が谷崎夫人をモデルにしているそうで、そこからの目線になるのは自然だ。
4人はまあそれぞれよくやっているような、ダメなところもあるような。中山美穂は冒頭を見て呆れたが、見進めていくうちにすぐ慣れ、全然悪くないぞと思った。伊藤歩、これは難しい役で序盤見た感じではいい感じでやっているが、吉永小百合と比べると・・・、比べちゃいけないよな、これは。中盤を超えるとだんだんちょっと違うなあという感じになっていく。まあとにかく、4人のうちで一番複雑な役であり、またほかの3人は比較的容易な役のように思える。中村ゆりは中盤までちょっとこれは違うなあという感じがあったが、それでも見進めるうちに馴染んだ。高岡早紀は・・・、あまり印象に残っていないともいえるし、悪いところは一つもないという感じでもある。幸子はナレーションとは別に「心の声」というのがあり、これがこの作品のコメディ部分を担当しており、ちょっとにやっとしてしまう

映画では石坂浩二演じる貞之助の雪子への恋愛感情の描写がそこここにあったように覚えているが、この作品内にはまったくない(数か所もしかしてそれかなと思える箇所もあるが、それは映画でのことを覚えてるから無理やりこじつけて考えてしまってるだけかとも思える)。でもこれも映画だけの設定かもしれず原作ではどうなのだろう。またウィキを見ると、原作でなく原作のモデルである谷崎の夫人の姉妹については、4女が二女の旦那と駆け落ちし、その後二女が谷崎の夫人となるというようなことが書いてあり、そこらへんは映画で見る限り違っている。
その他映画と違うところ。というか、映画ではどうだったかなあと思えるところが数か所。妙子の交際相手である板倉が事故に遭い、結果死んでしまっているが、そんなだったっけ。その後、バーテンダーとの間で妊娠するという展開だが、そのバーの様子が映画そっくりだったような気がした。
雪子は最後結婚となるが、これも映画ではどうだっただろうか。
あとで確認してみたい※。

エンディングクレジットで姉妹の様子がいくつか流れるのだが、最後にお茶を飲む場面があり、そこはいかにも着物を着る場面のようなのになぜか不似合いな洋服でちょっと違和感があったのだが、それは最終話の最後の場面であり、蒔岡家の没落の象徴であり、最後にマキオカブランドの洋服をみんなで着てお茶会を開いているという場面だった。

映画はどう言っていいのか難しいが構成が緩くダラッとしているところが魅力なのだが、こちらは連続テレビドラマらしく、1回にひとりずつ雪子のお見合いが、お見合い世話好きのおばさん井谷(演・濱田マリ)によってもたらされ、繰り返しによる可笑しみの効果をもたらしている。お見合いの回数はテレビドラマ版のほうが一回多く、そして見合い相手のテレビドラマ版第2話から4話までが映画版の見合い相手をほぼ踏襲。
このお見合い相手が各回のメインゲスト扱いとなる。
松尾スズキ、石黒賢とその姉役の熊谷真実(喋りまくるうるさいおばさん役を怪演)、そしてムロツヨシ
石黒賢なんてずいぶん聞かなかった名前だが、いま放映中のコンフィデンスマンJPでも第3回のメインゲストであった。


映画版を見始めたら面白くて全部見てしまった。NHKBSで放映されたもので、「シナ大陸」のシナがカットされてるのに気づいた。
オープニングは岸惠子と佐久間良子が言い争ってる場面で両者のとくに佐久間の顔がドアップになってた記憶があったのだが、そしてそれは別に間違ってはいないが、その場面が最初だと記憶していたのだが、その場面に至るまで、風景描写があり、その後岸惠子は抜きで3姉妹と石坂浩二の場面があり、そこへ岸惠子が入ってくるという展開、また記憶にある大仰なドアップというほどではなかった。記憶はあてにならないものだ。
このテレビドラマ版と大まかな展開はもとより、細かいところでもオマージュとでもいうような似たところがあることに気づく。映画の最初、まず貞之助が雪子の食べ方に見とれる場面、これはドラマ版の雪子がお見合い相手に食べ方を指導する場面に似ている。
また幸子が鏡に向かって化粧をしているとき、妙子に首の後ろを塗るのを手伝ってもらうというのはそのまま使っている。
ドラマ版にある板倉のカメラを壊す場面なんて映画のほうでは覚えていなかったが、そういう場面もあった。
あとで確認と書いたところについては、板倉が死んでしまうというのは映画も同じだった。交通事故ではないが。またバーテンダーと妙子の関係というのはドラマ版とは多少異なり、ドラマでは妙子はバーテンダーのことはさほど思ってもおらず、すぐ別れるものの、妊娠した子を産もうとして死産になるという展開だが、映画ではバーテンダーと一緒に暮らすため家を出ることになり、たぶん見間違えでなければ、最後妙子が妊娠していることに幸子がうすうす気づくという場面がある。
そのバーテンダーのバーが似ているように思えたのは照明のせいだろう。ドラマ版では小さなスタンドライトが机の上に乗っかっていてそれが緑色なのであrるが、映画では外からの緑色の光でバーの中でそういう色になっている。
また雪子が最後の見合い相手と結ばれるというのは映画でも同じだった。映画ではその見合い相手というのが江本孟紀で、作中一言もセリフがない(カメラが遠くから談笑している場面はあるのだが、音は入っていない、ただよく見てはいないが、そこでも喋っている様子はない)。最後しゃべりそうになる場面もあるが、やっぱりない。
上にも書いたが、貞之助の雪子への愛情はドラマ版になく、いっぽうドラマ版では鶴子とそこの女中との間になにかいわくありげな関係が示唆されているが、映画にはない。
貞之助の職がちょっと違うな。ドラマでは商社勤めとされてるが、映画ではデパートの着物担当。
あと奥畑の啓ボンの名前がドラマでは奥畑啓三だが映画では奥畑啓三郎
女中さんは本家のほうは名前が違っている。分家のほうは映画では二人だが、ドラマでは一人。春海という名だがこれは「春」の部分が映画と共通。

そういえば映画でひとつだけ腑に落ちないことがあった。最後鶴子が東京に行くと決心する場面でその場にいた妹たちが驚く、まだ夫に言ってないというので、電話で呼び寄せるとその辰雄も驚くのだが、それの前の場面で、本家の家を昔の使用人の音吉に番をしてもらうということを法事の席で発表しているが、そのときに鶴子はどういう扱いだったのだろう。その場で辰雄は「ひとりでは行くつもりはない」というようなことも言ってるけど

映画でとても重要で、そしてポスターなどで使われて有名なのが桜の花見のシーンだが、ドラマ版にはなくそれを補填する意味だろうか、紅葉鑑賞の場面が第1話と4話にある。第1話では季節が合わなかったということで鑑賞はできないのであるが、全員着物姿で、映画へのオマージュであろう。なんで桜にしなかったのだろうか、撮影時期の関係かもしれない



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黒井戸殺し [テレビドラマ]

04/14(土) 19:57 -
フジテレビ|193分
【三谷幸喜×アガサ・クリスティ待望の第2弾!傑作を日本初映像化】

三谷は現在現役で活躍している作家(映像分野など含めて)で新作が出ると見たくなるうちのひとりだ。
前回のオリエンタル急行は見逃してがっかりしたもんだ。今回の放映も前日くらいに知ったのだけど、これに合わせてオリエンタル急行のほうも再放送あったのだろうか。少なくともこの放送を知った後で検索してみたが、なかったようだ(三谷作品として古畑の再放送をやっていたようだけど)。
犯人はとても意外で、最後の最後、それとわかるところまで予想もしていなかった。大泉洋演じる柴が犯人なのだが、これは野村萬斎演じる主人公の探偵、勝呂の相棒でシャーロック・ホームズにおけるワトソンのような役割だからだ。そのことに絡んでいるのだが、に原作「アクロイド殺し」においてはフェア・アンフェア論争というものがあったそうだ。
ほかの出演陣について。力を入れて作っているだけあって豪華。
とくに目についたのは斉藤由貴。不倫騒動で大河ドラマを辞退したと聞いたが、今作については三谷が希望してのキャスティングだそうだ。とても上手く印象深い。
あとは松岡茉優、秋元才加、ともになかなか。秋元はAKBの人だが、この中でもまったく浮くことなく演じている。

ちょっと長すぎるきらいはあるが、十分満足



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バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~ 大杉漣さん逝去 [テレビドラマ]

大杉漣さんが亡くなった。こういうのはちょっと失礼かもしれないが、ファンではなく、それほどの思い入れもない。が、非常にびっくりした。いま絶頂期というのは大げさかもしれないが、常に仕事が来ているだろう大活躍中で、そういう中での訃報。とくに表題、「バイプレイヤーズ」が現在放映中、しかもその第3話が放映される日の訃報(亡くなった日もその報道が流れた日も同じく2/21の水曜日)。「えっ」と思った。
体調不良だとかの話も聞かないし、そういう様子も見られなかった(例えば今作の第1話は放映された日に見た)ので急逝としか言いようがない。
訃報に接する際、2つある。1つはその人の死をなんとなく予感していた場合やまあ仕方ないというような長生きの方の老衰なんかがある。年を取ってずいぶん表立って出てこない方だとか、見た目で長くなさそうな衰えが見える場合、病気が公表されている場合なんかがそれだ
もう一つは、突然の死。トム・ペティなんかも確かなくなる数日前にライブをやっていたそうで、これにあたるが、身近さでいうと、大杉漣さんのほうがテレビなどで目に入る回数が多いからか、とても近く感じる。

さて、この作品。前作、たいそうな評判で、検索してみると、絶賛という感じの評価が多いのだが、おれはそれほどとは思わなかった。だから今作もさほど期待はしておらず、でも第1話が始まる前に気づいたので、録画をし始めた。第1話はすぐに見たのだが、自分の評価は前作と変わらず。
評価されてるのはどの辺だろう。そりゃ、従来のドラマというカテゴリーからは大きく離れており、むしろそこにしか価値はない。だからそこが評価されてるのだろうけど、自分には悪ふざけにしか見えない。

これが放映されることを知った記事に、その第1話が始まる直前まで撮影をしていたとあり、大杉さんが亡くなりこの後この作品はどうなるのやら、全部撮影終えてたのかと思った。調べてみると全5話の予定で、亡くなった日あたりに検索をかけると、すでに第4話のゲストについての記事などが出ており、じゃあ第4話までは撮影済んでるのか、もしかして全部撮影終えてたのかもななどと思ったのだが、その後明かされたところによると、まだ第4話も少し撮影予定が残っており、第5話もいくらか撮影が残っていたとのこと、そして、内容を予定とは変更して、全5話完結まで放映されることが決定したとのこと。

今回こんなことになったので、放映されてる第3話までも見た。まあ、見るにしてもかなり見てる側の感情は異なっているが。
そして中身でもちょっとしたことにどっきりする。第2話は松重は主役で死んだようになる場面で大杉さんが声をかける場面だとか、第3話はトモロヲが主役だが、こちらも死んだようになる場面があったり、その後ずっと病気だったり。第3話のいつもラストにある「バイプレトーク」(出演者によるトークコーナー)では大杉さんがバイプレメンバーのラインを抜けて、女性バイプレ(第3話のゲスト)陣のラインに入ったというようなことを話しておられた。大杉さんが亡くなった際、ラインで体調不良を訴えそれを松重さんがキャッチし病院に搬送という経緯があるだけに、こういう話もびっくり

さて最終話までどうなっていくだろうか

3/8追記
3/7が最終回
第2-4話がそれぞれ、松重、田口、光石がメインの話で、全5話と聞いて、第5話はどうするのだろうと思っていたのだが、情報によれば、第1話は遠藤がメインとのこと、第1話ということで話の発端でもあり、第2-4話ほどにはメインという印象もなかったのだけれど。そして第5話は当初から大杉がメインとなる話とのこと。
「約7割の撮影を残していた」「最終回を執筆した脚本家・ふじきみつ彦氏(43)は急きょ行われた脚本会議を経て、内容を修正した。撮影済みだった約3割のシーンは必ず生かすことを前提に、練り直し。次の撮影が迫っていたため、脚本直しはほぼ1日で終えた」(最終回についての記事から抜粋)
ストーリーとしてはまったく不自然なところがなく、どこを直したんだろうという感じ。でも撮影済みを全部生かしたということだから、その3割で成り立つストーリーだけにして、本来もっと話が続いてたり膨らんでいたりしたのだろうな。
最終話では追悼テロップはなく、追悼っぽい部分は一番最後このドラマはフィクションであり・・のテロップのあとに、4人がおなじみの黒ずくめの衣装、後ろ姿で、海に向かって「漣さんありがとう」と叫ぶ場面、そして後述するが、スマホで撮影されたらしいオフショットくらいか。
この「漣さんありがとう」これはグッときた。ここは新たな撮影だろう。
あと終盤の「しまっこさん」の打ち上げが島ハウスで行われ、最終回の出来上がりを島ハウスで出演者やスタッフみんなが見る場面で4人だけが部屋にいて、大杉が外でドラム缶風呂に入っているという場面がある。ここは5人が一緒に映る場面はない。外にいる大杉へ呼びかけ、それに答える大杉というようなやり取りはある。ここは一緒にいなくても撮影できる、もちろん一緒にいたのかもしれないが。そして島おじさんをメインにして「しまっこさん」スピンオフドラマ製作決定が発表され、「明日は朝からタイトルバックの撮影だ」というような声を背に、大杉を呼びに4人が外へ行くという場面になり、そこへひとつ場面が挿入され※、翌朝のオープニングシーンの撮影の場面へと続く、ここには大杉は健在で、「昨晩は飲みすぎた」などと話しながら撮影が始まる。この「しまっこさん」スピンオフドラマオープニングシーンというのが、実は、今作「バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~」のオープニングシーンらしきものになっているという凝ったもの。
このようにオープニング撮影の場面が大杉含めて撮影できているというのは、ここら辺も脚本の変更はあまりなさそう。あえていえば、※印の部分、4人が大杉を呼びに行ったあとになにかあって、そこで話が膨らんでという予定だったのかもしれないとは思う。そしてその※印の部分、挿入されているのは「大杉さんが撮影の合間にギターやハーモニカを奏でるオフショットを挿入する」(最終回についての記事から抜粋)であり、スマフォで撮影されたのだろうか、縦長の映像で、大杉がギターを弾きながら歌い、歌といっても、歌詞は「〇〇が躍るよ~」と〇〇の部分に大杉以外の4人の名前をいれるというもので、呼ばれた人が一節大杉のギターに合わせて踊るという馬鹿騒ぎの模様。これはグッとくる。しかも翌朝の撮影の場面での「昨晩は飲みすぎた」につながるようになっている。


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逃げるは恥だが役に立つ [テレビドラマ]

12/31(日) 08:55 -
TBS1|455分
民放連賞 最優秀ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」全話一挙放送 第1部

01/01(月) 14:30 -
TBS1|180分
民放連賞 最優秀ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」全話一挙放送 第2部

超話題作を今さら視聴。というのも今年末年始に再放送をやっていたから。TBS地上波で大晦日と元日の昼時間をにて放映。まあこんなコンテンツのが視聴率取れるのかもしれないな。
上記のような録画スタイル。全10話なら10件の録画が並ぶのが普通(この作品は全11話)だが、2件だけになっていてちょっと雰囲気が違う。1話1話で区切れてない感じだとか。1話ずつになっていると、続けて見るにしても、感覚的には区切りをつけているのだが。連続ドラマは1話見終えるたびに次はどうなる? となるように作られてるが、その感じが少し少ないように思うのもこういう風に連続しての放映だからのように思える
第1話は放映日の大晦日に追いかけ視聴した。とてもよい出だし。これは人気出るのがわかる。
第2話から6話までを金曜日、残りを土曜日に見た。前から思っていたが、10話のドラマだと1日使えば、全部見れちゃうだろうな、余裕で。
第1話はよかったが、全体的に見ると、リアリティはまったくないコメディで、漫画が原作とのことだが、それはとても腑に落ちる。またちょっと無理がある展開に思える。超人気タレントの新垣結衣に依存しているというか、彼女がやってるからその可愛らしさで成り立っているような感じ。
リアリティがないというのは、この偽装結婚という部分。こんなもの、契約解除したとき、周囲に離婚したって説明しなきゃならんわけで、最初からこんなこと考え、それを合理的だとして実行するのがおかしい。
また無理があるというのは、ひとつにこんなかわいい子を家に置いて、恋仲にならんほうがおかしいし、それはさておいても、序盤早い段階から、両者思いあってるし、みくりのほうは積極的に平匡にアプローチしてるわけだし、さっさとこんなややこしいこと止めりゃいいのにと思える。そんな二人なのに、外面的に時折、夫婦でないけど夫婦を装うみたいな芝居をするところが、そこがコント的ではあるが無理がある。そう、これコントなんだよな。そう思って見れば納得できる
星野源。この人は才能あるな、とりあえず音楽に関してはすごい才能だと思う。俳優としてはどうかなあ、この作品と「箱入り息子の恋」を見ただけで、両作品とも恋に奥手な若い男を演じていたが、そういう役しかできなさそう、というかしないほうが良さそうな感じだ

第1話の冒頭、「情熱大陸」のパロディから始まり、その手のものが多く使われている。これはみくりの妄想という設定なのだがこれが面白くコメディ色を強くしている(妄想でないパロディもある)。ほかで使われているのは例えば「ニュース23」、ちょっと趣向が違うが「サザエさん」もあった(※7話以降では「ザ・ベストテン」だとか「開運!なんでも鑑定団」、「東京フレンドパーク」、「真田丸」などがあった)

↑ここまで第6話を見終えての記述。まあこんなもんだろうと思ったが、後半結構思うところあったので↓に記述。
これが放映されてるころ大評判で、だからこそ終盤になるに連れ盛り上がるのかと思いきや、どんどんつまらなくなっていった。ラスト3話(ふたりが結ばれて以降)なんて1話にまとめちゃっていいんじゃないのというくらいのつまらなさ。
ガッキーの可愛さと恋ダンスだけで引っ張ったような作品。
自分はそれほど連続ドラマを見るわけではないが、評判のよいのだけ選って見ているわけでもない。大した出来でないと思えるいくつかの作品、思いつくものを上げると「タラレバ娘」、「あなたのことはそれほど」「過保護のカホコ」なんて作品があるが、自分基準では今作はそれより下の出来。
コメディに振り切れちゃえばよさそうなんだけど、シリアスな場面が結構あり、そこがかったるい。あと、主人公以外のキャラが弱いような気もする。石田ゆり子の演じるキャラの恋の話がサイドストーリーとして結構な時間を取ってるが全部不要。最終回で古田新太のキャラがゲイつながりで結ばれるというギャグめいたものがあるが、それと同じくらいの扱いで良さそう。石田ゆり子というキャスティングはこの作品の人気に寄与しているとは思うが。
主人公二人のナレーションで進行しており、みくりのほうはシリアス場面、コメディ場面の両方で使われるが平匡のほうのナレーション場面は多くがシリアス場面。ここも不要に思える。みくりのナレだけで進行したほうが良さそう。
恋ダンス。主人公ふたりプラス3人のp主要キャラが躍るのであるが、藤井隆が入っていないのが最初意外だった。もっと主要キャラだと思っていたので。第10話のダンス場面では、安住アナが出ていた(事情はウィキ参照)。第11話の恋ダンスでは、上記5人以外のキャラクターも登場

これは前半も通じての話。家政婦としてのみくりの仕事として料理、弁当が強調されてるが、メリットあるのだろうか。全部外食でいいじゃんって思う。栄養バランスや食費のことだろうか。でも雇い賃入れれば、外食より高くつきそう。一緒に食事するのも変。平匡の性格なら、いるかいないかわからないくらいの存在であってほしいだろうに

孤独のグルメ 大晦日スペシャル~食べ納め!瀬戸内出張編~ [テレビドラマ]

12/31 テレビ東京

年末年始にいろいろ録画して溜まっているので、これは見たという記録のために手短に。
紅白の裏で放映されたもの。特徴としては、番組の最後の部分は生放送でのドラマ、五郎が成田で年越し蕎麦を食べる。
ゲストは柄本明、キムラ緑子が店側の人間として。客としてダンカンが出ていた。生放送部分では瀬川瑛子が当人役として、成田の蕎麦屋に登場など、多彩であるが、一番記憶に残ったのは竹原慎二。広島の店(ダンカンも出ているところ)の常連客役なのだが、ダンカンと一緒の出番でなく、別の客で、会計をするという短い出番で女将のキムラ緑子と会話を交わす。これが元気はつらつでなく、はしゃぐでもなく、淡々としていて、確か彼は病気をしているのであるが、治ってよかったなと思った。
瀬川瑛子はこれの前の番組「第50回年忘れにっぽんの歌」にも出演していたようで、その出演後という設定なのだろう。両番組とも視聴率はよかったようだ

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陸王 [テレビドラマ]

10月から12月 TBS
全10話

見始めたのは金曜日
最終回放映の日曜日21時を目安に9話までを見終えようと思ったが、土曜日には見終えてしまった。
日曜日には以下の二本のスペシャル番組が最終回放映前に放映されていた。

12/24(日) 14:00 -
TBS1|150分
今夜、ついに最終回!「陸王」が皆んなの未来を救う!「陸王」SPダイジェスト!
②※
12/24(日) 19:00 -
TBS1|120分
【今夜、ついに最終回!!】緊急特別ドラマ企画「陸王」~最終章~

日曜日は色々忙しく、結局21時の最終回本編をそのままリアルタイムで見ていた。
その後上記二本を見直す。

阿川佐和子が主要登場人物で出演している。初回を見たとき、彼女と交友が深いことで有名な檀ふみも出ており、そちらは主人公、宮沢紘一の妻役。その檀ふみが出ているから、話題作りでその親友の阿川佐和子がチョイ役で出ている(宮沢の会社、こはぜ屋の従業員)のかなと思ったら、檀ふみをしのぐメインキャストでびっくり(よく考えてみるとオープニングのタイトルバックに阿川が映っているのでメインキャストであるに決まっているが)。といっても、役者専門でない人が出てくるのは、「半沢」以来続くこの池井戸原作TBSドラマの定番ではある。
最初、かなりの違和感を感じギョッとしたが、それは素人がドラマに出ていることへの素直な感情で、その後はすぐ慣れた。ドラマの出来に水を差すようなことはまったくなかった。うまい起用だったのだろう。ちなみに上記の「「陸王」SPダイジェスト」で進行役のナレーターを彼女が務めていた。
ただ役者とそうでない人の違いというのは、視聴者側で画面を凝視できるかどうかなのだと思った。例えばこの作品でいえば役所広司や竹内涼真がアップになったとき、それを視聴者はじっくり見るだろうけど、阿川佐和子がアップになったときは見ないであげようという気持ちになってしまうのだ。それは美醜の問題ではなくなんかみっともないことになってやしないかとヒヤヒヤするとでもいうか。

お笑い枠
桂雀々、小籔千豊、正司照枝、春やすこ、木村祐一、鳥居みゆき、ヨネスケ、斉木しげる

市川右團次という人がキャストクレジットにいつもあり、どの人かなと思っていた。主要キャストで名前の知らない人は何人かいたのではあるが、歌舞伎役者っぽい人となると・・・。ダイワ食品陸上部監督の城戸かななどとも思った。マキタスポーツみたいな風貌(井筒監督にも似てる)だけどインパクトあるせりふ回しだったし。
全然違って、シューフィッターが市川右團次。まあ歌舞伎役者は名前がそれっぽいから目を引くけど、よく考えたら全然顔を知らない人だからな

竹内涼真が一番株を上げたんじゃないかな。格好良い。といってもこれの前から大人気俳優だってことは知ってるけど

原晋、増田明美がマラソン場面のテレビ解説役(当人役)で出ていた。

ナレーターは八木亜希子。これまでの池井戸TBSの中ではさほどインパクトはない

瀬古利彦が最終回にゲストで出ていたようだ。全然気づかず

キャストクレジットは番組の最後のほうにあるのだけど第2話はミスじゃないかと思う。「原作」「音楽」と出て、役所以下キャストのクレジットが始まるが5人ほど出たところで、また「原作」「音楽」役所・・・と続いたのだ。しかも2度目の「原作」が出たところで音楽、画面の様子ともに劇的に変化をしており、本来ここから出すつもりだったのでは。

マンネリがこの池井戸TBSのいいところであり、そこらへんはツボを押さえた作り。細かいところでちょっとこれまでと違うと感じた。二点
悪役というか敵役がなんというかこれまでのシリーズとちょっと違う感じもある。アトランティスのピエール瀧演じる小原と小籔千豊演じる佐山がこはぜ屋の巨敵。ラストで本社から移動を命じられる小原、佐山との口論のあたりは視聴者が留飲を下げるところでそこらはマンネリだが、小原が茂木に最後のレース直前にどっちのシューズを履くかは自分で決めろというあたりは、最後に小原がもう一度茂木に圧力をかけ悪役感を強く出すかと思っていたのでちょっと驚く。
また銀行員は3人出るうち、二人は悪役的に出てきたが、最終的にはこはぜ屋に協力していくというのもこれまでとはちょっと違うか。
また、主人公がイケイケでなく、一度挫折的なこと(茂木のサポート契約を切る)になるというのもこれまでにない感じ。と思ったが、見直してちょっと考えが変わった。こはぜ屋が茂木とのサポート契約を切るというのは今までの熱い思いだけでなく最後まで面倒を見ることができないのであればそれはやるべきでないという考え。そして逆に茂木がそうなってもなお最後に陸王を履くのは、「今のこはぜ屋は2年前の自分と同じ」というセリフに集約されてると思う。このセリフが一番の名場面だと思う。そしてこういう展開にしたからこそ、後から考えるとかなりストーリーに無理がないと思う

変なところ
阿川演じるあけみが昔話で、こはぜ屋を辞めたことがあると宮沢に話す。宮沢は初めて知ったというが、この二人の年齢設定はどんなもんなのだろう、宮沢は最初こはぜ屋にいなかったのだろうか。宮沢が50であけみが60だとして、その辞めた話があけみ25歳(宮沢15歳)くらいだとしたら、まあわからんでもないか。※19時からの「「陸王」~最終章~」見たら、紘一は一時期足袋屋を継ぐのが嫌で家出していたということが言われていた。これならわかるな。
散々やってできないシルクレイの硬度調整。煮沸の温度で解決って。最初にやりそうなもんだけど
こはぜ屋が出た駅伝。坂本の走りが全然ダメと描かれながら順位を下げてないようだ。

主題歌が聞いたことのある曲。なぜ新曲使わないんだろうと思ったら、 「Jupiter」という平原綾香の有名な歌だが、Little Glee Monsterというグループのカバーでこの作品のための新録音なのだろう

役所が稲川淳二に似ていると高田文夫がラジオで言ってて、それを受けて木曜日担当のナイツ塙がもう稲川淳二にしか見えないって言ってた言葉がドラマ見ながら時折蘇ってきてしまいちょっと笑いそうになる。

宮沢の息子、大地。物語の中盤から、もう就活辞めてこはぜ屋に入ればいいだろうにと思う。まあドラマだし劇的にラストまで引っ張るのかと思いきや、いや、思ってたとおり、大地はこはぜ屋で働きたいというが、宮沢はそれを止め、内定した企業へ行けと諭すという結末。ま、これはこれでいいんだろうけど、やっぱあそこまで入れ込んで仕事をして、陸王もうまくいきそうだし、こはぜ屋継ぐでいいんじゃないのかねえ。陸王がうまくいくかどうかわからなかった最終回以前の段階では、あれだけ入れ込んでても、やっぱこはぜ屋でなく就職活動続けるというのが大地当人や周りから見ても当たり前だったんだろうけど、こはぜ屋だけを描いているから、そうはなかなか見えない

キャスト&スタッフクレジットは番組の最後のほう。そこでその回に出ていない人の名前が表示され、あれっどこかに出てたっけと思っていると、その後まだ続いている本編にチラリと姿を現すということが何回かあった。
第1話の寺尾聰もそうである。寺尾はオープニングのタイトルバックには顔が映っているが、それは出演じゃないしなと思っていると・・・。あと松岡修造の出方もそうだったはず。


【今夜、ついに最終回!!】緊急特別ドラマ企画「陸王」~最終章~

番組内で出るタイトルは「超緊急特別ドラマ企画「陸王」~最終章 白い陸王の秘密」となっていた。
先代が作った陸王がどのような経緯で作られたかを茜が聞きまわるという内容や、その他いくつかのシーンが加えられてのダイジェスト版。つまりはこの日、2度も2時間近いダイジェスト版を放映していたのだ。
おれはこの②を見て、陸王のネーミングの由来に気づいた。本編でも当然流れているのだが、先代が作ったシューズの箱を裏返して「陸王」という名前を発表していたのに気づかなかったのだ。②では丁寧にそこにナレーションが入っていた。
いくつか加えられたシーンとはその白い陸王のこと以外には、平瀬が引退し寮を出る際の仲間からのねぎらいの場面があった。なぜこの場面が追加されるのかはよくわからない。平瀬がそれほどのキャラだったか? まあ第何話だったか、寮をでる平瀬という話につながる風呂で茂木と平瀬で話してる場面に監督がフレームインしてくる場面はインパクトあったけど。
ほかには、安田が美咲に恋をし、茜に相談していると、美咲が現れ、プレゼント。安田喜ぶが、そのプレゼントは大地に渡してほしいと茜に託されるというコント
茜が白い陸王のことを社内で聞こうとしているのがニューイヤー駅伝の前日という設定。明日応援に行くからとみんな忙しく相手にしてもらえない。外へ出ると、茜の帽子が風で飛んでしまう。通りかかった茂木がその帽子を飛び上がってキャッチ。茜は帽子を返してもらい立ち去ったのが茂木だと少ししてから気付いて「茂木くんかっこいいー」。これ変だろ。大晦日に社内の人がそんなことやってるのはいいけど、茂木はもう会場入りしてるはずだってーの

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わたしを離さないで [テレビドラマ]

2016年製作、TBSのドラマ
先日見た「日の名残り」の際に、いろいろ検索していたときに、ノーベル賞受賞記念としてこのドラマの再放送が決定したとのニュースに接し、見てみることにした。
ノーベル賞を取った作家(カズオ・イシグロ)の作品を原作にした日本のテレビドラマ、そして主演が綾瀬はるかということで、なんとも微妙な気分になった。
原作はどんなものか全く知らない(これを書き終わったあとに、ウィキなどを読んでみる)。

見終えた結果、非常に良かった、そして非常に複雑な感情だ。どう捉えてよいのやら。
まったく情報を入れずに見始めて、第1話で結構な衝撃。最初の30分くらいか、かなり長時間、登場人物がどういう背景があるのかわからず、なんだこりゃと思いながら見ていた。子供時代の場面が続き、しばらくするうちになんとなく入り込んでいったが、その回のラストで構図が明かされ、あっと驚く。掴みはオッケーという出だし。
まあ子役にあんな難しい事させるのはどうなんだろうとは思うが。
その後チラリとウィキを見て、「第1話 - 第3話を「第1章:陽光学苑編」、第4話 - 第6話を「第2章:コテージ編」、第7話以降を「最終章:希望編」としている」とのことなので、3話ずつ見ることにする(3,3,3、1のペース。4日間で完了、放映日時を最後に記すが、最終回が放映されたのは本日の未明)。
舞台設定がなんともぶっ飛んでいて、主人公たちは「提供者」と呼ばれ、「人間」に臓器を提供するために育てられてるというもの(のちに人間の細胞をコピーして生み出されたクローンだとわかる)。「人間」扱いされておらず、基本的人権ももちろんない。それだからだろうか、「日本国憲法」を彼らが持ち出す場面がある。
もちろん、作品のテーマがこの「提供者」制度の良しあしを言ってるのではない。この提供者を人間に置き換えろということなのかもしれないが彼らに感情移入するのはちょっと無理。
マルコムXだったか、アメリカの黒人について、監獄につながれてる囚人と変わらない、アメリカという監獄につながれてるのが黒人だ、というような比較をしてみせた例があったが、やはり両者を同じとするのは無理であり、このドラマでも「人間」が「提供者」を自分に置き換えるというのは難しいし、製作者もそんなことは考えていないだろうと、まあそんなことを思いながら見ていたのだが、見終えたのち、番組サイトの文章などを読むと、この設定から「人間」も同じものだということを伝えたいという様子を感じる。
まあ、それはそれ。もう一つの番組の柱が人間が人間を支配するということ。これが強烈で、ドラマ内では美和が恭子を支配するという形。自分はどちらかといえば、「提供者」うんぬんよりも、こちらの設定に目を奪われた。なんというか「心がザワザワ」する感じが延々続く。悪い方向に行くとしか考えられないような展開の連続。ただ、これが最後まで続くのかと思いきや、これは第7、8話で終焉に向かい、最後には和解して、美和は死んでいく(提供を終える)。全10話の最後まで行かずにそのテーマが終わるということは、やはり、こちらは作品を貫くテーマではなく、あえていえば、大テーマを見てもらうための撒き餌。
この支配については、あれだけ強烈な支配行動をしてきたのに和解なんて結末は安直であざといように思うかもしれないが、見ている分にはまったくそれを感じない。話の運びがうまいのかと考えたが、このドラマは静かな展開で、話の進行が遅く、それゆえ話の運びがうまいということでもない。そこに安直さを感じなかったのは演出の良さや演技のうまさだろうかと思う。

※再放送の日程は下記の通り。

10月18日26:35~27:45 第1話

10月19日27:05~28:00 第2話

10月20日27:07~28:00 第3話

10月23日26:35~27:30 第4話

10月24日26:45~27:45 第5話

10月25日26:35~27:30 第6話

10月26日27:05~28:00 第7話

10月27日27:07~28:00 第8話

10月28日27:08~28:00 第9話

10月30日26:20~27:12 第10話


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植木等とのぼせもん [テレビドラマ]

NHK 土曜ドラマ

先日MHKBS見たクレージーキャッツ・植木等の映画特集はこれに合わせたものだろう。チョイスされてた映画の撮影場面がいくつかドラマの中で再現されていた。

植木等役は山本耕史
どうかなあ。好評悪評両方の評を読んだけど、そのとおりでよい場面もあれば首をかしげてしまう場面もあり。
第1回を見たあとは全然ダメだなと思った。クレージーキャッツの面々があまりに似てなくて。だけどその後割合良いなと思い返した。特に植木以外のメイン二人、アップになると似ていないが遠目のショットはかなり良く、遠目ながらというか遠目だからこそというか、誰だか一発でわかる
ハナ肇役が山内圭哉
谷啓役が浜野謙太
谷啓は近くによっても割合癖は掴んでるのが、嫌な感じではない。
松崎雅臣(※のちの小松政夫)役、志尊淳

あまり面白いものではなかったが収穫もいくつか
特によかったのは古澤憲吾の撮影時の様子が再現されていたこと。このような感じだったとまるっきり信じてしまってよいのかといえば良いのだろう。このような再現ドラマは全然別のフィクションなどは入れずにできるだけ有名なエピソードを大げさに忠実に作り上げるものだろうから。
「シュートする」というのは口癖らしい。ウィキに「「パレンバン降下作戦の勇士だった」と自称していたことから、「パレさん」の愛称で親しまれた」とあり、パラシュートからきてるものと思われる。
最終回、「スーダラ伝説」が評判になってたころ、植木と再会する場面があるが、これ、本当だろうか。しかも会話の中で「今も映画を撮ってる」というようなこと言ってるが、経歴上も業界からは退いてるようだし。幻想なのか、引退した彼が現役を装って会いに来たとかいう逸話でもあるのだろうか。
ハナの「クレージーのリーダーはおれ」というセリフが何度も出てくるのだが、これはよくわかる。何度も繰り返されており、迷惑ながら頼れる親分肌の性格がよくわかる。
第3話だったか、谷啓の脱退の話の回。これちょっとだけ解釈が微妙。谷が植木に脱退の話をするときに「マンネリ」を理由に挙げている。一方、当時行われていた東京オリンピックに谷啓が入れあげている様子がたくさん出てきて、谷の変人っぷりを強調している。この回の最後では脱退の話なんてあったんだか、という調子で谷がバンドに溶け込んでる様子が映し出され、脱退の話は決着したことを示唆している。谷のその話を植木は自分だけのものにしていたが、ハナの知るところになり、ハナと植木の会談の場面で、ハナが「谷啓には俺から話す」と言っているが、ハナと谷の会談の場面はない。
谷の話した脱退の話自体が彼の変人ぶりに依拠したもののようでもあり、いや、実際悩んでたというのもあるのだろうし。



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吉祥寺だけが住みたい街ですか? [テレビドラマ]

2016 テレ東(BSジャパンで2017年6月に再放送したものを録画)

テレ東お得意の深夜に放映するドラマらしくないドラマ。だけどつまんねーな、これ。30分番組なのに、その間に退屈を感じること多々。
主役は重田不動産を経営さうる姉妹。その姉妹役、大島美幸、安藤なつ。この二人に魅力がない。演技が下手なのか会話のリズムが悪いのか容姿か。
漫画が原作で、ウィキを見ると漫画のほうは「客の条件や興味や生活スタイルや事情から、吉祥寺でない方が良いと姉妹が判断した客には対しては「都内には吉祥寺以外にあなたにふさわしい街がある」と」とのことだが、ドラマ見てると、吉祥寺を止めさせる意味がよくわからんものもいくつかあり、また相手をよく見たのち吉祥寺を止めさせてるように見えないのも難点か
毎回ひとりゲストが出てくる(実質主人公)が、ひとりも知ってる人がいなかった。
番組の構成は、まずそのゲストが吉祥寺に部屋を探しに来て、重田不動産を訪ねる。重田不動産は主役二人が切り盛りする不動産屋。そこで希望を聞き取り、「吉祥寺は止めようか」という言葉で、違う町を案内する。その案内の場面は町紹介のドキュメンタリー風で、食べ物屋を中心にいろいろな店が紹介され、その店の店長などと会話する場面もある。その場面はさらにドキュメンタリー風味が濃くなる。町紹介番組に小芝居をつけたようなもののようにも見えてくるが、まあやっぱりドラマの方が主。いや、どっちだろう
その後、物件を紹介され、ゲストが自分の心にある葛藤を吐露する。多分そこで部屋が成約され、その部屋を借りて新しい生活に希望を抱くゲストの場面でこのコーナーは終了。その次は、吉祥寺に部屋を借りようと重田不動産と連絡を取っている又吉直樹(本人役)のパート。それが終わると、ラストシーンとなりそれは吉祥寺のバーのコーナーでマスター役は田口トモロヲ。
ゲストがひとりもわからなかったと書いたが、チョイ役ゲストには一人だけ、ちょっとびっくり、ちょっと納得の楳図かずお(第10話)が出ていた。

音楽。
オープニングテーマ - あいみょん「生きていたんだよな」。いい歌だ
エンディングテーマ - EGO-WRAPPIN'「That's What I Need」。こちらはトットてれびに出ていた人のバンド
上に「新しい生活に希望を抱くゲスト」の場面で一旦区切りというようなことを書いたが、その場面で印象的なSEが入る。ドラマの定番といえば定番、「過保護のカホコ」ではそれがうまくいっているというようなことを書いたが、、こちらは音楽が入る直前の決め台詞的なもので全然感動もせずむしろクサくて、そこまでのドラマも大してうまくいっていないので、あー定番パターンをやってるなあと実に白ける

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過保護のカホコ [テレビドラマ]

2017年7月12日から9月13日 日テレ 全10回

つまらなかったー。序盤で見切って、なら見なきゃいいんだけど・・・。
初回、第2回あたりで主人公カホコの知的に遅れた子のような設定がどうにもダメ。ただ第3回の最後だったか母親に独立宣言をする場面なんかはなかなかであり、またここまでどういうドラマなのかよくわからなかったのが、ここでようやっとではあるが急速にテーマがハッキリしてくる。このちょっと風変わりな娘が作品内で言われてるように、物事の飲み込みは遅いが自分で理解するとそれに向かって一生懸命にやるという性格を発揮して、家族や周りを幸せにしていくというものだ。この第3回の最後のための前フリが第1、2回というような作りに見えた(確か同じようなことを書いているサイトがあった)。このテーマで最終回まで突っ走る。といいたいが、もうひとつの不満が、ところどころ雑な演出展開があって興が覚める場面があること、また冗長に思えるところがあること。これのせいで、一気に見るという風にはならなかった。
でもさすが現代の地上波ドラマということで、一回一回の最後に山場を持ってきて、次が気になるようには作られていた。その山場というのは、誰かが決め台詞的なことを言ったところで印象的な主題歌のイントロが始まり、キャスト&スタッフクレジット。といってもその主題歌がフェードアウトしたあとも結構長く話は続くんだけど。
さてその主題歌、イントロがソウルミュージックなどでありがちなコード進行でどこか聞き覚えのある感じ。クレジットを見たら、星野源。あーなるほど、と曲調から想像できる。さらによく考えてみると、主演の高畑充希と星野源ってこないだの特番で共演してたじゃんかと思い出し、そういや、この曲、そこでやってたような、と思いだし、調べてみると・・・。このドラマの主題歌「Family Song」がその特番「おげんさん」でやってたかどうかはわからない(初披露が7月とのことで「おげんさん」より後だからやってないな)が、なんと、この曲のPVが「おげんさん」風になってるとのこと
--ウィキ
ミュージック・ビデオ
ミュージック・ビデオの監督は関和亮、美術は吉田ユニ、プロデュースは星野源が担当した。2017年5月にNHKで放送された自身の冠特番『おげんさんといっしょ』の雰囲気が再現されており、星野が母親役、高畑充希が父親役、藤井隆と長岡亮介が娘役、河村 "カースケ" 智康が祖母役、小林創が息子役を演じている。
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まんがチックなキャラクター設定や演出で、まんがが原作かと思いきや、オリジナル脚本。遊川和彦という名前は聞いたことのある有名な人。作品リストを見てみたが今まで見たことはないな。
主演は高畑充希。才能のある人なのであろう。おれはあまり見ていない。リストを見ると、「問題のあるレストラン」をそういえば見たな。今作でも相当頑張っているがつまらん作品でかわいそう。顔芸炸裂という感じでもある
他に黒木瞳と時任三郎が主人公の両親役。時任三郎は情けないお父さんでナレーションも兼任。コメディ的部分も受け持つ。といっても全体がコメディだから、だれが特別に喜劇的演技をしてるわけでもないか。
そうそう、コメディ基調なんだけど、上記不満があって、どうにも面白くなかった。
あと、三田佳子が祖母の役でなかなか印象的な演技
ヒロインの彼氏役が竹内涼真という人でうまいんだかなんだか。
高橋ひとみが第8話でゲスト。時任とは不揃いのリンゴで共演してるな。ここでは絡みはないけど。



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