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エルダー兄弟 [映画]

1965 アメリカ
11/08(水) 13:00 -
NHKBSプレミアム|125分

ジョン・ウェイン主演
今週3本続けて西部劇を見たが、これが一番面白かった。なにが良かったんだろう? やっぱストーリーが最後まで興味を引っ張り続けてくれたかな
4人兄弟が両親の敵討ちをするという話で、長兄ジョンをジョン・ウェイン、次兄トムをディーン・マーティンが演じている。
ジョージ・ケネディが主人公の敵側に雇われた殺し屋カーリー役。かなり出番もあり、目立つ役回りで、なんかジョージ・ケネディに似てるけど違うよな、などと思い(端役ということではないが、主人公の兄弟でなく敵側としても一番手でないという微妙な役どころが似合わない感)、しかし見進めていくうちにやっぱ似てるな、当人か、などと思っていた。かなりの存在感。存在感を出すための服装で、常に回りとは違う黒っぽい衣装。
存在感といえばジョン・ウェインも4人兄弟だが、ひとりだけ当たり前のように異様な存在感。体格だけで目立つのにやはり目立つ、ほかの3人とは違う服装。
ジョン・ウェインが当たり前のように格好よく撮られていて、それは冒頭の登場の場面から。主役は後からの登場とばかりに、ほかの3人がジョンを待つという汽車の駅の場面(母の葬儀で久しぶりに4人が集まる)から始まり、しかし汽車には彼は乗っていない。母の葬儀が始まるもジョンは姿を現さず。と思いきや、遠くからその葬儀を眺める男が! といった調子での登場。
さらには、そのあとの場面、葬儀後、母の墓の前に立ち尽くすジョンに、旧知の保安官が後ろから静かに近づくと、突如振り向き銃を構えるという格好良いシーン。
こんな感じでひたすら格好良く撮られている。これはジョン・ウェインのほかの映画もそうだけど。

コメディ的場面もある。考えてみると全部4人兄弟のじゃれあい的な場面。母の墓の上に何を置くか言い合う場面。これは文化的背景なんかが違いすぎて、滑稽なこと言ってるんだろうとはわかるがどこが面白いのかよくわからない。母の墓の上に馬の石像を置こうと言い出す弟に、ほんとうにがっかりしたようにジョンが「馬かよ」と言い捨てる場面なんかは、その馬の石像が多分あまりにもバカバカしいんだろうけど、ピンとはこない。
4人が部屋で殴り合いになる場面も壮絶というより、どこか余裕があるドタバタで面白い
末弟のバッドをお仕置きとして川に落とす場面、勢い余ってジョン以外が川に落ちる。それを笑うジョンに、ほかの3人が襲い掛かり、ジョンも川に引きずり込まれるという展開は、あのジョン・ウェインが・・・というようなおかしさだろう。

ラストの方はなんか苦笑いしたくなるようなお約束的展開がいくつかあった。兄弟が小屋に立てこもった場面でジョンがトムに「出ていくなよ」と言って、すぐに目を離し、ああ、出ていくんだろうなと思ったらその通りになったり、敵の息子を人質にすると、その父親が息子に秘密をしゃべらせまいと息子を撃ってしまう。息子は「父さん、僕は話さなかったよ」と叫ぶものの、その父親が逃げてその場を去ると、ベラベラしゃべり息絶えるとか。
その前の場面なんかも、兄弟は嵌められて罪を着せられ、護送されるという展開があるのだが、うまく罪を着せて護送されているのだから、もう放っておけばいいのに、さらにその護送団を敵側は襲撃するという展開もいくらかご都合主義な展開。まあ口をふさいでしまいたいということなんだろうけど

兄弟と街の保安官、そして敵と三つの立場の人間が出てくるのだが、兄弟以外がいくらか見分けがつかず、最後までよくわからないまま終わってしまった部分もある

兄弟が馬を売買する商売を始めるという展開が途中にあり、これは復讐劇でなく、兄弟が力を合わせてがんばりました的な話に拡散していくのかなと思いきや、その馬を移動させる旅の途中で、保安官により濡れ衣で逮捕されてしまうという展開で、見事に復讐劇のほうへ収束されていったのは見事だった

デニス・ホッパーが敵側の息子役(上記、殺される前にペラペラしゃべってしまう)。
テーマ曲が「荒野の七人」をちょっと思わすようなもので、担当はその「荒野の七人」のエルマー・バーンスタイン

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シャロン砦 [映画]

1955 アメリカ
11/10(金) 13:00 -
NHKBSプレミアム|100分

西部劇
テーマは自然の中で生きることと文明との対比か。狩りなどをして生きている男たちが自分の狩猟の場に軍隊が来て、文明化が身に迫っていることを感じる。軍に偵察隊として雇われ、任務を遂行しながらもその中でやはり自然と文明との矛盾を感じている。といった内容
他には大して感想はなし

西部劇全般についてだが、字幕で「先住民」となっている部分、原語では「インディアン」と言っており、それはインディアンという語にまつわる問題から言い換えてるのであろうが、ここは字幕も「インディアン」としたほうがわかりやすい、というか「先住民」という語がこなれていないような気がする

西部劇の名作といわれるものを見ても、さしてなにも感じないことが多く、自分には合わないのかなとも思うが、西部劇自体は嫌いでない。この単調さ、退屈さが好きな部分でもある。
またその一ジャンルであるマカロニ・ウエスタンはアメリカの作る正統的西部劇とはやはりずいぶん違うなあと思う。そして安っぽいながらもエンターテイメントに徹しているのがマカロニ・ウエスタンだ


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襲われた幌馬車 [映画]

1956 アメリカ
11/09(木) 13:00 -
NHKBSプレミアム|100分

西部劇。
コマンチ族に育てられた白人(アイデンティティとしては、自分はコマンチ族の人間だと思ってる)が、白人の一団と遭遇し、彼らをアパッチ族の襲撃から守るというような作品
そこそこ面白かったが、特に書くことはないなあ。ラストはちょっと単純。主人公は白人を殺した罪で追われてる身であり、最後は裁判にシーン。彼が白人をアパッチ族から守った功績を同行して守ってもらった一団が話し、絞首刑にならずに済むというようなもの

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ル・アーヴルの靴みがき [映画]

2011 フィンランド、フランス、ドイツ
11/04(土) 19:00 -
BS12トゥエルビ|110分

なんとも地味で淡々とストーリーが展開する作品。
ウィキにはコメディ・ドラマ映画とあるが、これコメディなのか。
監督はアキ・カウリスマキという人で、この人についての解説を読むと、コメディに分類されるのもわかる気がする。「レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ 」という作品を作った人だ。この作品は名前だけ知っている。
主演はアンドレ・ウィルムという人で、この人はアキ・カウリスマキの1992年の作品「ラヴィ・ド・ボエーム」にも同じ役名で出ており、後日譚とも見ることができるとのこと。
不法移民の話で、主人公が不法移民の少年を匿い、イギリスへ船で逃がすという展開。淡々とストーリーが展開するのはいいのだが、発端と終盤が淡々としすぎに思える。発端というのはコンテナに詰め込まれ密航してきた少年が、そのコンテナを警察に囲まれている中、易々と逃げてしまうという場面。また終盤は箱に詰められ密航しようとするのだが、それを追い詰めてきた警部に見つかり、箱を開けられる。がその警部の人情でその箱を閉めて見なかったことにある。ここはいいのだが、そこへ捜査をしてきた警察隊が迫り(前記警部というのは、その少年の捜査をしてきたわけでない)、警部に向かって箱を開けるように言うが、警部に威圧的に断られ、あっさり引いてしまう。明らかに中にいるのに、まあ権力的には警部のほうが上だからと言えなくもないが、あっさりしすぎか。
この少年の話と、主人公の妻が治らなそうな病にかかっているという話が並行して描かれているのだが、少年を逃した後の作品的にはラストになる場面、妻が死んで終わりかと思いきや、なんとなぜかわからないが奇跡が起きて快癒するという展開でこれは意外。ここも淡々としていて拍子抜けするがそこが良いのかも。

後半にチャリティコンサートを開くという場面がある。これがちょっと謎で、少年を助けるためのチャリティーなんて開けるわけがない(少年は追われる身)。どういう意味なのだろう。そしてそのコンサートの最中に警察に踏み込まれ主人公たちは逃げ出すのだが、これはどうなったのだろう。次の場面で話は展開しており、そのことに対して言及がない。このコンサートの場面を入れてる意味がよくわからない。そしてそこの背の低いおっさん(リトル・ボブという芸名)が歌うのだが、これが格好悪いのにやけに長い。
どういうことだろうと調べてみると、リトル・ボブという名でル・アーヴル(フランスの街の名前、この作品の舞台)で活動しているロック・ミュージシャンらしく、その人の歌う場面を入れたいという理由でこういう場面が挿入されたのだろうと思う。

アキ・カウリスマキという人はジム・ジャームッシュと親交がある人だそうだ。上記のコンテナで密航してきた少年が易々と逃げてしまう場面、「ダウン・バイ・ロー」の刑務所から逃げる場面と似通ってるのかもしれない。その作品の主題でない部分を拍子抜けするくらい簡単に描くことで軽やかさが出るように思う


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無頼漢 [映画]

1970 日本
11/06(月) 19:00 -
BS12トゥエルビ|120分
銀幕の大女優~BS12人の女~ 岩下 志麻

番組サイトより--
篠田正浩監督が、河竹黙阿弥作の「天衣紛上野初花(くもにまごううえののはつは な)」を題材に映画を作った。『無頼漢』では歌舞伎の様式美が持つ飛躍的、衝動的 表現をふんだんに取り入れ、平和世界からあふれた“傾奇者”の心のイメージを体験 し確認することによって自らの日本近代史を完了したい、と語る文字通りの意欲作で ある。脚本はアングラ活劇の雄・寺山修司が書き下ろし。
(本編尺 103 分)
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歌舞伎の演題を映画にしたということだろうか。ちょっと意図がわからない。批判的な意味ではまったくなく、こちらに歌舞伎に関する知識や当時の演劇界の空気がわからないということだ。
雷蔵が歌舞伎の演題を映画にしたものがあったと思うが、それともちょっと違うか。雷蔵は歌舞伎出身だが、今作の主要登場人物に歌舞伎関係者はいない。名だたる俳優陣が歌舞伎の真似事をしてる、という風に見える。
また、これを見ていて、歌舞伎や演劇とリアリティの差というものを感じた。見るための演劇は、美文調のセリフや、リズムのいいセリフのやり取り、見得を切るなど、リアルから離れたところにこそ特徴があるというか。
今作の登場人物は以前見た「痛快!河内山宗俊」の主要登場人物と同じく「天保六歌撰」の面々。
また主要登場人物以外にも大物が続々。その中で蟹江敬二というキャストクレジットがあった。蟹江敬三の別名だろうか。確かに蟹江敬三らしき人物が出ていた。山本圭が百鬼夜行を引き連れるところで一番目立ってしゃべってる人がそうだ




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カスタムメイド10.30 [映画]

2005 日本
11/05(日) 15:00 -
TOKYO MX2|90分(上映時間 121分)

今月のMXの特集は「あの頃、君は若かった。」放映リストは以下の通り
カスタムメイド10.30
2017年11月5日(日) 15:00~16:30
亀は意外と速く泳ぐ
2017年11月12日(日) 15:00~16:40
FROG RIVER
2017年11月19日(日) 15:00~16:35
箱入り息子の恋
2017年11月26日(日) 15:00~17:00

特に面白そうではないが、解説を読んで2週目と3週目を見たくなり、どうでならと今月は毎週予約を入れた(「箱入り・・」はこないだ見たので見ないが)。
今作は上映時間と比べるとえらくカットされているなあ。しかも放映時間9分となっているが、実際には1時間15分のところで終わってしまった(残りCMなど)
奥田民生のコンサートドキュメンタリーにショートストーリーを絡めた作品。以下はウィキ--
この映画は、元々奥田民生のソロ10周年を記念し、広島市民球場(当時)で2004年に行われたライブ「ひとり股旅スペシャル@広島市民球場」のドキュメンタリーとして企画していた物を急遽変更して出来た映画である(タイトルの「10.30」はライブ開催日の10月30日に由来する)。ストーリー展開は「ひとり股旅スペシャル」と同時進行し、クライマックスシーンは実際のライブ中に一発撮りで行われた
--
まあ、上記説明に尽きるという感じ。特に奥田民生に興味はないが、嫌いでもないので、退屈せずに見れた。
天使見習いが二人コンビで出てくるところなんかは「ベルリン・天使の詩」からの引用かな




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無宿 [映画]

1974 日本
11/05(日) 19:00 -
BS日テレ|114分

製作、勝プロダクション
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勝新太郎と高倉健が共演した、唯一の映画作品である。ロベール・アンリコ監督の「冒険者たち」をベースにした、男2人と女1人のロードムービーである
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キャストクレジットではトップが勝新太郎、トメが高倉健。この二人に梶芽衣子を加えた3人(「男二人に女の一人」という形式は上記の「冒険者たち」からのものでその後もこれをモデルにこの形式で多くの作品が作られているという)のロードムービーということでどんなものなのやら相当に期待した。
まず、ロードムービーといえるかどうか。3人で旅をするという形ではなく、3人がくっついたり離れたりしながらの展開。また場所移動してるのかどうかがよくわからない。
セリフが聞き取りづらい。古い映画のように音声が悪いわけでなく低い声や乱暴な言葉遣いなど勝新太郎の映画や、ヤクザ映画にはありがちだが。
そのためストーリーがちょっとわかりづらいのだが、あってもなくてもよさそうな筋書きである。
梶芽衣子はちょっと浅野温子みたいだ。映画の見せ場のためかヌードを披露している。
この3人の、とくに男二人の名場面を撮りたいがためのそれだけの作品に思える。

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皆殺し無頼 [映画]

1966 イタリア
11/05(日)
BSデジ 252

マカロニ・ウエスタン
主役があまり格好良くない。といってもこの手のものでは主人公がなぜかそれほど・・・というのが多い。あくまでも個人的見解だが。例えば、マカロニ・ウエスタンのスターといわれるジュリアーノ・ジェンマなんかもどこか間の抜けたひ弱そうな顔だと思う。
この作品でいえば、準主役というか主人公の相棒というか、キャラダイン役の人のほうが渋く格好良い。ストーリー的には相棒ではなく、主人公を殺す依頼を受けて、つけ狙っているが、ラストでは結束して悪役をやっつけるという関係

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ハモンハモン [映画]

1992 スペイン
11/05(日) 01:00 -
BSデジ 252|105分

ウィキにはロマンティック・コメディ映画とある。コメディの要素あったかなあ
エロティックな場面も含む作品。前日に放映された「愛の施術 至極の教典TAO」も含めて、「女性のための官能映画」という特集をやっているようで、これもそのうちのひとつかもしれない。
主要人物が6人、主人公ヒロインと娼婦であたその母、ヒロインの婚約相手で企業の御曹司とその両親、ヒロインと結ばれることを望まないその御曹司の母親がヒロインとくっつかせようと連れてくる若い男、ここらが複雑に絡み合う。
ラストシーンがコメディ的といえばいえるかも。ヒロインに二人の若い男が絡むというような内容なのだが、ラストではその若い男二人が殴りあう、なぜかハムの塊で。というのもそのうちの一人がハムに異様な執着を持っていて、自宅にハムの塊が吊るされており、それを取り出して殴り合うのだ。
そもそも「原題の「jamón(ハモン)」はスペイン語で「ハム」を意味する」とのこと。
殴り合いの末、一人は死んでしまう。その現場には若い男二人と女性が一人なのだが、そこからが予定調和的で、なぜかそこにほかの主要登場人物が集まりだし、作品内のカップルとは違う形(一組は一緒)で3組のカップルが抱き合うという形で映画は終わるのだが、ロマンチックな歌い上げるような曲が流れる中、まじめにその抱き合う場面も微妙に面白いといえばいえるかも。

主演のペネロペ・クルス(今作が映画デビュー)、は「それでも恋するバルセロナ」に出ていたとのこと。どの人だろう、あまり作品を覚えていないが

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羅生門 [映画]

1950 日本
9/21 NHKBS

監督は黒澤明
出演は三船敏郎、京マチ子、志村喬など
傑作なのだそうだ。正直よくわかんねーなーという感想。




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