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バッテリー [映画]

2007 日本
05/05(土) 19:00 -
テレ玉1|110分(上映時間 119分)

滝田洋二郎監督
筋は中学生野球を題材にしたオーソドックスな青春もので感動路線。なのだけど話の持っていきかたが安直で雑に思える。CMも入るのでカットがかなりあることになる。
また放映される局で結構気分が変わり、テレ玉だから安っぽく見えているのかもしれない
また金がかかっていない作品のように見える。といっても出演俳優はそれなりに豪華なのではあるが。

この作品について全然知らなかったが、ベストセラー小説が原作。
キャストクレジットで「あさのあつこ」と出て、女優の浅野温子かと思い、どこに出てたかなと考えていたが、そうではなく、この「あさのあつこ」という人が原作者で、出演もしているらしい。どこに出てたのかわからんので後で確認してみる。ちなみにあさのあつこは本名(浅野敦子)で浅野温子よりも年上であるが、デビューは遅く、浅野温子と間違われないために平仮名のペンネームにしたとのこと。

林遣都が主演で彼の両親役が岸谷五朗と天海祐希、祖父が菅原文太という豪華さ。

どうも映画をまったく見たい気が起きなくて、どんどん録画が溜まっていく。傑作を見るのは疲れてしんどい、そういう際にまず見やすいものに流れて、これを選んだ。案の定の作品だったが、それでも一気に見終えたというのはやはり見やすい作品なのだろう。



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泥棒成金 [映画]

1955 アメリカ
05/10(木) 13:00 -
NHKBSプレミアム|108分

映画をゆったり見る時間がなく、すっかり日が空いた。映画を見る体制を整えようと、溜まりまくった録画リストを見ようとして、最新のほうにあるこれを選んだ。
ヒッチコック監督の作品で「傑作サスペンス・コメディー」とあり、これなら間違いはないだろうと。

出演はケーリー・グラント、グレース・ケリー、ブリジット・オーベール ほか
内容はまあまあといったところか。
途中いったん寝てしまったが、後半はかなり惹きつけられる。けど、サスペンスとしての魅力はどうかなあ。
恋愛の要素もあるのだけど、この時代特有のなぜ恋に落ちてるのかよくわからない展開で、「スクリューボール・コメディ」風とでもいえるのだろうか



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はなちゃんのみそ汁 [映画]

2015 日本
04/20(金) 13:00 -
NHKBSプレミアム|120分

広末涼子と滝藤賢一が夫婦役でダブル主演という感じ。ナレーションも二人が交互に務めている。
最後のクレジットで一青窈があって、そういえばこれを見る前に映画の紹介文を読んでいて、彼女が出ているというのを目にしていたのだったと思い出す。主人公、千恵の歌仲間で最後のコンサートで歌を歌ってる人かと思ったが、いまウィキのキャスト一覧で、千恵の姉役だったとわかった。
直江喜一が出ているらしいがどこに出ていたのだろう。検索してもヒットしない。端役なのだろう。
さてこの映画について検索してみると、「ペコロスの母に会いに行く」という映画と「糸」というこちらは2018年春公開の映画と関係が深いようだ。同じスタッフなのかよくわからんが、出演者がかなりダブっている。ちなみに今作の監督、阿久根知昭は「ペコロスの母に会いに行く」の脚本。直江喜一は3本とも出演している。今作のはなちゃん役の娘が「糸」でも重要キャスト。原田貴和子、春風ひとみ、一青窈はこの3本のうち複数の作品に関わっているなど。
※見直して直江喜一を見つけた。序盤、信吾が千恵の病室を訪れるとき、病室を間違えて開けてしまうと出てくるのが彼。一瞬だけだが大写りになる。

見やすい内容だが、ところどころ納得しづらい点も。千恵が癌になり手術して摘出。さらに妊娠してという場面。千恵は喜んでいるように見えるのだが、旦那の信吾に向かって、自分の体では出産すると死んでしまうかもしれないから中絶すると宣言。さっき喜んでいたように見えたし、その後、かつての恩師のもとを訪ね、産むことを決意してるかのような状況も描かれている。
さらにこのあと、千恵は父親から「死ぬ気で産め」と、医者から「同じような状況にある人たちのためにも生んでみることを考えたらどうか」といわれる。死ぬ気で産めもすごいが、そんなこと勧める医者もいるのかねえ。
ちなみに父親のこの言葉は作品の後半になって、伏線の回収とでもいうか、千恵が「自分の苦しい境遇もはながいることによって忘れてしまう。がはなを産んでよかった、お父さんは子供を産むということがなんなのか知っていたんだ」とその言葉を思い返す場面がある。

中盤で古谷一行が演じる民間療法に頼る場面があり、そこで玄米を中心とした生活に出会い、癌が消えるという風に話が展開。なのにその後千絵は定期健診を無視し、結果癌が再発、全身に癌が転移してしまう。という風に話が進む。作品通じてみると古谷一行の医者の場面が不要に思えるくらい薄い。ただそれがきっかけで娘のはなにその食事生活を教えるというのがこの作品の肝なのではあるが。
また、千恵が定期健診を無視するくだりがよくわからん。自分の身体を過信したのだろうか。状況考えると、定期健診いかないとかありえないと思うが。ちなみに、この場面も終盤で医者が「定期健診をもっと強く勧めるべきだった」と伏線回収っぽいことをやってる。
この場面についてはウィキのテレビドラマ版の項目のところに「食事療法で2度目のがん治療を成功させた後の千恵が自身の免疫力を過信して治療を拒否した結果、全身転移の発見が遅れ、二人(特に信吾)が後悔する場面の削除を「代替医療を美化している」として批判した」とあり、原作には二人がその行動を後悔しているのであろう。
ただこれらの不満は、話が破綻するほどおかしいものでなく、現実的にもありうる話ではあるが。

最後のコンサート場面、客室にいる千恵の関係人物がカメラに抜かれていくのだが、そこで誰だかわからない人が出てくる。こういうのが気になる。あれっ、作品の中に出てきたけどもう忘れちゃってるのかとか。基本的にそういう場面でカメラに抜かれる人は作品に出てきた重要人物のはずではあるが、その一方で、単にコンサートに来て音楽を楽しんでいる人という可能性もあるのでそこらへんの把握が難しい。
そのことを考えていたのであるが、たぶんその人は、作品内で千恵がネットで交流していて、亡くなってしまいその母親から手紙をもらうというエピソードがあり、その母親なんだろうと思う。といってもその母親という人はそのエピソードのところで顔が出てくるわけでなく、コンサート場面が初出なのだろうから、言い切ることはできないが。そういえば「カルテット」の最後のコンサート場面で、同じように客席で抜かれてる人が誰だかわからず検索してみたら、そのことが話題になっていたということがあった。あれは主題歌を担当していた椎名林檎じゃないかという書き込みが多く見つかったが、自分が納得できた説は、カルテットドーナツホールに批判の手紙を書いた人という説





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DEMON デーモン [映画]

2015 アメリカ
02/12(月) 21:00 -
BSデジ 200|100分

アンソニー・ホプキンス主演。ほかにレイ・リオッタなど
放映局のサイトの紹介文--
作品解説
アンソニー・ホプキンス主演のサスペンス。町を仕切る男から目をつけられた女性と、彼女に救いの手を差し伸べる老人が共闘する。
『ハイネケン誘拐の代償』で組んだダニエル・アルフレッドソン監督とアンソニー・ホプキンスが再度タッグを組んだサスペンス。閉鎖的な田舎社会を舞台に、人の心の闇をあぶりだしてゆく。森林地帯特有の鬱蒼とした風景が、そこに住む登場人物たちの心情と調和して独特の陰鬱感を表現。製作にも名を連ねるホプキンスが、静かな佇まいの中にも激しさを秘め、それでいてミステリアスな人物を情感豊かに演じている。
ストーリー
母が亡くなり、家を譲り受け故郷に帰ってきたリリアンは、昼は代用教員として、夜はバーで働く生活を始める。ある晩バーから帰宅していた彼女は、怪しげな男に付きまとわれ飼い猫を殺されてしまう。男の名はブラックウェイ。彼は町のドラッグ取引を仕切る陰の実力者で、保安官すら手出しできない存在だった。ブラックウェイから様々な嫌がらせを受け孤立するリリアン。そんな中、製材所で働く老人レスターが彼女に手を貸す…。
--
このブラックウェイ(演:レイ・リオッタ)というのが何者かなかなかよくわからないながらも現代を舞台にしていて、手の付けられない男なんているのかよという思い。というのもマフィアのボスというたぐいでもないし、暴れ者で腕力自慢程度なら取り締まれるだろうし。
中盤、彼のアジトらしきところで、ある程度手下がいることはわかったが、やっぱり力の源泉がよくわからず。そして最後まで謎なのがレスター(演:アンソニー・ホプキンス)のほう。なにかしら後ろ暗いところがあるように見え、ブラックウェイトも因縁があるように描かれているが、よくわからなかった。これについてはちょっと検索して調べてみよう。
レスター、リリアンたちがブラックウェイを追いかけ追い詰めていくという風にみえる展開ではあるが、ブラックウェイのほうも実力者なので、逃げているわけではなく、またブラックウェイの正体がなかなかわからないところが不気味である。


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宮廷料理人ヴァテール [映画]

2000 フランス/ベルギー/イギリス映画
04/22(日) 21:00 -
BSデジ 200|135分

先に放映局の紹介文--
作品解説
ジェラール・ドパルデューとユマ・サーマン共演の歴史ロマン。ルイ14世の大宴会を任された実在の宮廷料理人の生き様を描く。
17世紀に実在した天才フランス料理人、フランソワ・ヴァテール。国王ルイ14世を招いた3日3晩の饗宴の指揮を執った彼の生き様を描いた歴史ロマン。1日ごとに設けられた主題に沿って作られた豪奢な料理を、歴史考証家の指導のもと忠実に再現。料理にすべてを懸け、そのため権力者に翻弄される主人公をジェラール・ドパルデューが熱演。また、魅惑的な女官をユマ・サーマンが演じ、絢爛豪華な映像が重厚感を醸し出す。
ストーリー
1671年、フランス。国王・ルイ14世の不興を買い冷遇されていたコンデ公は、失地回復の機会を伺っていた。ある時、国王はコンデ公の居城で3日間を過ごすことを決めた。コンデ公は今こそ信頼を取り戻そうと料理人ヴァテールを呼び寄せ、大宴会を取り仕切らせる。ヴァテールは国王を十分にもてなすべく、それぞれにテーマを決めた究極のメニューを作成。また、彼は饗宴を盛り上げるアトラクションや演出までを手掛けるが…。
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さらに別のサイトからエンディングまでのあらすじ--
1671年、フランス。コンデ大公(ジュリアン・グラヴァー)は、国王ルイ14世(ジュリアン・サンズ)の信頼を取り戻そうと腐心しており、料理人ヴァテール(ジェラール・ドパルデュー)に三日三晩を通しての餐宴を催すよう命じる。ヴァテールは国王に満足してもらおうと、三日それぞれにテーマを決め、究極メニューと大掛かりなショーを念入りに準備していった。やがて餐宴がはじまる。事は順調に運んでいくが、そんな中、国王妃の女官アンヌ(ユマ・サーマン)を見つめる三人の男、国王とローザン侯爵、そしてヴァテールがいた。国王は一日目、アンヌを夜の相手に指名する。アンヌはヴァテールに惹かれていたが、女として成功を手にするために国王の愛を受け入れる。しかし二日目の夜、アンヌはヴァテールの部屋を訪れ、二人は結ばれる。だがそれをローザン侯爵に知られ、脅迫されたアンヌは彼と肉体関係を持つはめになった。最後の三日目。ヴァテールは料理に使う魚の仕入れが余りに足りないことに絶望し、自殺する。皮肉にもその直後、大漁の魚貝が到着するが、残されたのはアンヌへの愛が綴られた亡きヴァテールの手紙だけだった。
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劇中のせりふは英語。

主人公のヴァテールについてはウィキの項目があり、今作の王をもてなす餐宴についても詳しく書かれている。ということはそれなりに知られている史実ということだ。
自分にとってはわかりにくい苦手なタイプの作品。まず、作品が舞台としている①時代②場所、そして作品の③製作年度、この三つと自分との距離感は自分の作品への理解力の大きな影響力である。③は比較的近い時代の作品であるが、①と②両方とも自分とは離れている。すなわち、昔の異国を舞台にしているということだ。
そして、これと関連するが、それなりに知られた史実が描かれた作品というのは、その史実を知っている人と知らない人では理解力に差がつく。
この作品でも例えば主人公ヴァテールの過去についてセリフでやり取りする場面がある。エヴラールとかフーケとか名前が出てくる。これがなんなのかよくわからない。フーケのほうはセリフでもそれなりに詳しく説明されるから、まあそういうことがあったんだなとはわかるが、エヴラールのほうは、彼がお菓子つくりを断った時に「君はエヴラールのところで修行してただろ」と言葉をぶつけられるだけである。
調べるとヴァテールがパリの菓子屋エヴラールの下で修業を積んだとあり、わかるのではあるが、とにかくそういった作品内で重要なのかそうでないのかわかりづらい言葉が出てくるとそのたびに考え込んでしまうのだ(ちなみにエヴラールについては後半にもう一度セリフのやり取りの中で出てきて、「ヴァテールがパリの菓子屋エヴラールの下で修業を積んだ」ことがわかるようになっている)。
徳川家康、でも誰でもいいがそういう伝記映画があったとして、見る側が家康を知っているかどうかで差がつくというような話である。知っていれば、作品内に登場人物のセリフとして一回しか出てこないような人物でも、それをすぐ咀嚼できるのである。
また、出てくる人物がみな同じような恰好であり、誰が誰だかという風になってしまうのだ。時代劇でみんなちょんまげしてるようなもんで、主要人物以外は区別がつきにくく、それなりに重要人物でも「これ誰だっけ」になってしまうのだ。
女のほうもそうで、今作のヒロインでさえなかなか区別がつかずに中盤まで進んでしまったのである。

内容は途中であまりにもわからなくなってしまい、上記コピペを見てしまったので、結構ドラマチックな結末はわかってしまって残念。けどこれ読んでいないとちょっとついていきにくかっただろうな
「難解」ということではないがとっつきにくい作品。料理の再現というところが見どころであるらしいが、それも大して面白くはなかった


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嘘の天才~史上最大の金融詐欺~ [映画]

04/01(日) 21:00 -
BSデジ 200|140分

テレビ映画
番組サイトから--
2008年に人類史上最高額の金融詐欺罪で逮捕されたウォール街の証券投資会社会長バーニー・マドフの富と名声からの失墜を描く犯罪ドラマ。ロバート・デ・ニーロ主演。
元NYタイムズ紙記者が著したノンフィクションを元に、世界の金融界を揺るがした巨額金融詐欺事件の全貌をHBO(R)FILMSが映像化。証券投資会社会長を務めウォール街で最も信頼されていた男バーニー・マドフ。社会的信頼の高い彼が、顧客である多くの著名企業やハリウッド関係者を騙し資金総額約650億ドルを破綻させた。この極悪詐欺師の劇的な失墜を、ロバート・デ・ニーロ主演、ミシェル・ファイファー共演で贈る
--
バーニー・マドフの件はリーマンショックの直後に明らかになった話で、あの頃は毎日のように驚愕するような報道がなされており、この人の名前はちょっと憶えていて、これにもほかのことと同じように驚愕して、そしてすぐ忘れていた。
元ナスダックの会長なのか、すごい詐欺師だ。

作品形式としてはマドフはすでに獄中。そこで、インタビューを受ける場面があり、それに対応するような事項の過去の場面が展開されるというような作り。過去の場面というのは、逮捕の前後や逮捕から数か月前くらいという時期の場面。逮捕前後はやはり切迫した場面である。逮捕の半年前あたりの場面とは、例えばサブプライムショックの余波で段々相場環境が悪くなるにつれ、彼のファンド(実際は自転車操業のネズミ講(「ポンジ・スキーム」というらしい))も追い詰められ、その環境下での彼の金集めの場面などである

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ゲットバッカーズ [映画]

2014 アメリカ 吹替版
04/22(日) 19:00 -
TOKYO MX2|95分

シルヴェスター・スタローンが出演してるけど主役でも準主役でもなく、3番手でも4番手もないくらいの位置づけの出演。ほかの俳優陣は有名どころなのだろうか、自分は知ってる名前がない。
ラストはある意味びっくりするような、そのびっくりというのは「は?」と問い返したくなるような、呆れ気味の反応。ラストに行くまでは、どこか掴みどころのないB級的内容ながらも、テンポがよく、割と飽きずに見れたんだけど。
主要出演者がかなり多いのだが、それが冒頭にどんどん紹介されていく。社会で話題の自己啓発本に影響を受けた数人の無関係の人物とそれらの周囲の人、それらが主に3つくらいの話に切り分けられ、別個に話が進んでいく形式。
①その本に影響を受けている仮釈放されたばかりの女性、その姪は女優の卵で初めての映画出演でセクハラをされる。一方刑事の男はおとり捜査で何人もの男を葬ってきている。この男が彼女たちと出会い、セクハラの相手に復讐する。
②その本に影響を受けたマフィアの下っ端。相棒に組織を抜けることを提案。マフィアのボスは彼らに殺しを依頼するも、その殺しのターゲットの彼女は自分の思い出の人だから絶対殺すなと命令。
③その本の著者は世間に姿を現していないのだが、その著者の姿を暴こうとするネットメディアのボスがスタローンの役どころ。部下にその著者の姿をなんとか探れと命令。その部下は著者の周囲の人間に接触し、最終的には著者であるテディに接触。そして講演会に出るように説得し、半ば脅すような形でテディは世間に姿を現すことになる

その講演会場には上記の関連人物が終結し、そして何かが起こる・・・。というわけで、そこがクライマックスシーン。その場面が終わったあとに、「数年後」とテロップが出て、エピローグ的に登場人物の何人かのその後がちょっとだけ流れ終わっていき、ああ、さっきのがやっぱクライマックスだったんだなとはわかるのだけど、見ている間はそのクライマックスシーンがしょぼくて、まだここからどんどん話が進んでいくと思っていてので、「は?」となってしまったのだ。
そのクライマックスシーンというのはテディが演説している中、②のマフィアのボスが裏切者や殺しのターゲットを狙撃しようと暴れだし、講演会は中断。①の刑事もその騒動に割って入り、撃たれはするものの防弾チョッキのおかげで助かり、そこへテディやテディの後援者たちも集まり・・・といった感じ

放映形態は立派なもので、ソフトになっているものをそのままCMもなし、カットもなしで流していると思われ、ラストのクレジットも全部流れていた



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ブーメラン [映画]

1992 アメリカ (吹替版・山寺宏一)
4/1 シネフィルWOWOW

エディ・マーフィ主演
よくこんなつまらないものを作ったなという感想。その一方でエディ・マーフィがやたらと格好良い。往年のR&Bシンガーたちってみんなデビュー期の写真がとてもいい男(サム・クックだとかマーヴィン・ゲイだとか)なのだが、そういうものを彷彿とさせるショットが多数。格好良いということで評価されてる人ではないが、格好良さのピークなのではなかろうか。
ふたつほど記しておく
よく自分は「映画天国」の項目で、同時代を舞台にした現代の作品は見るのが容易いというようなことを書いているが、この作品はそれにかなりぴたりとあてはまる後世に残らない他愛のないB級ラブコメディの作品。ただ現代の作品というにはちょっと古い製作年度で、それのせいだろう、なにもかもがとても古臭く見える。
もうひとつは黒人ばかりが登場する作品ということ。そしてそれが、白人ばかりが出るB級作品を黒人ばかりに置き換えただけのように見えるのが難点。内容は広告の仕事がバリバリでき、女にもモテモテの男が、二人の女性の間で揺れるというようなB級感全開のもので、それを批判的にでなく、そういうのを黒人だけでやってみたいという憧れみたいなものが感じられて正直言って惨めな感じ。黒人ばかりが出る映画といえば、例えばスパイク・リーが作るような作品を思い出すが、そういうのと雲泥の差を感じる。なぜそう思うかはよくわからないけど。黒人文化が描かれてないわけでもない、例えば豚のモツを大量に食う場面があったり、せりふのある白人(今作品では数少ない)の場面は、エディたちが訪れたスーツ売り場の初老白人店員で、差別的言辞を受け、やり返すというようなやり取り。ブラックパワーの誇示とかそういうものは抑えてもいいんだけど、どこか惨めったらしいのだ。
ちなみにこの作品はエディ・マーフィにとっては「ビバリーヒルズ・コップ」シリーズの2と3の間くらいの時代だ。

主人公たちがニューオリンズへ行く場面があり、クラブへ行って踊るのであるが、そこでかかっている(生演奏という設定なのかもしれない)のがファンキーなブラスバンドサウンド。場面的にはヒップホップでもかかりそうなクラブの場面なのでちょと驚く。そういや、その場面に入るときに店の看板が出ていて「the Bayou」となっていたな。
音楽のクレジットを確認したらrebirth brass band の「feel like funkin it up」となっていた。タイトルに見覚えあって調べてみたら、1989年のアルバムタイトルでもある。Rounderとなっていて、映画でのクレジットと同じだ。このころちょうどはまってたから、このアルバム聞いたはずだな。
音楽担当はマーカス・ミラー。

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恋は突然に。 [映画]

2006 アメリカ
04/17(火) 01:59 -
日テレ1|120分(上映時間:112分)
映画天国

映画天国らしい見るのに容易い現代を舞台にしたアメリカの最近の作品。といっても2006年の作品だけど。
まあ大した作品ではないだろうな。
なにかひとつモヤモヤしたことがある。まあ最後まで見て無理やり納得できないことはないけど。
主人公は グレイという女性で、結婚直前に旦那を亡くしてしまい、その葬儀の場面が冒頭。
その後彼女を含め4人の共同生活が始まるのだが、なんで4人で共同生活してるのか、そしてその家はだれのものなのかがよくわからないのだ。
4人とはグレイのほかは男性。デニスとサミーは旦那の友人。サミーのほうは太った男性で今作品のコミカル部門担当といったキャラ。もうひとりは旦那の幼馴染でいまはこの作品の舞台とは遠く離れたLAに住むフリッツ。
作品には家が二軒出てくる。どちらにもこの登場人物たちが自分の家のようにふるまっているので、それが誰の家なのかがよくわからないのだ。
序盤でまだ同居しておらず、賃貸だとグレイが話しており、その後家賃の請求があり、直後の場面で引っ越しらしきものをしているから、それが結婚後に住もうとしていた家なのだろう。そしてその後グレイが住む場所はたぶん旦那が生前住んでいた場所? なのだろうか、デニスとサミーも同居しており、そこへグレイが転がり込む。ここがわからない。なんで死んだ旦那の家へ住むことになるんだ? 
そこへLAに帰らずにいるフリッツも住むことになって・・・という展開。
いま書いてて思ったが、たぶん上記は正解で、そのうえで、旦那は大きな家を3人の友人で一緒に暮らしていた、旦那が死んで気落ちしているグレイを立ち直らせる意味もあって、そこへ招き入れたということなんだろう。
結果グレイはフリッツと恋に落ちるのがメインストーリーなのだが、「恋は突然に。」という邦題どおりというかほとんど脈絡もなくふたりが恋仲になり、なんだこりゃという風に思う。ただ、結局これはそこを描きたかったのではないだろうなとは思う。その4人の友情みたいなものだとか、そちらがメインなのか、まあそれでもうまくはいっていないと思うけど。



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ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります [映画]

2014 アメリカ(日本公開は2016) 評価SA
01/03(水) 21:00 -
BSデジ 200|99分

モーガン・フリーマン、ダイアン・キートン主演
いい作品だった。ほとんど非の打ちどころのないという感じ。
老夫婦(モーガン・フリーマン演じるアレックス、ダイアン・キートン演じるルース)が長年住んだエレベーターのないマンション5階の部屋を売りに出し、同時に新しい家を買おうと奔走する話で、そこにしばしば夫婦の若いころが挿入されるという風に話は展開。これをメインストーリーに、夫婦が飼っている犬、ドロシーが病気になり入院して手術をするというエピソード(そもそも夫婦ふたりより犬が5階に上がるのが大変になっているというのが家を売る動機になっている)、さらには近所で起きているテロ未遂事件がサイドストーリーとして挿入されており、それらの転換具合や割合がほどよい。
結末だけちょっとつまらなかった。結局買う寸前までいっていた家を買うのを止めて、元のマンションに住み続けるというのが結末なのだが、そう決めたときの動機がイマイチ強力でなく、元通りにするという結末にするためにj買うのを止めてるように見え、またその後のナレーションで「いつかこのマンションも売らなくてはならないだろう」とか入るのだが、じゃあなぜ今その決断をしないの、と思ってしまう。

ヴァン・モリソンの「HAVE I TOLD YOU LATELY」という曲が最後のクレジット場面で流れるのだが、この曲は中盤でも流れる。これが流れる場面は秀逸。家を売るために内覧会を実施、そのときに母親と訪れた少女がアレックス(演:モーガン・フリーマン)と会話する。レコードを「これ何?」と。そこでレコードをかけてみせるのだがそこで流れ、その後少女が、裸女の絵を見て、「これ誰?」と。アレックスが「妻さ」と答え、夫婦の回想シーンへと入っていく。
この少女はこの後、夫婦が家を買うために内覧会を見回るのだがそのたびに出くわすという役回りでアレックスになついていく。

ルースの姪リリーが不動産屋で夫婦のマンション売買の面倒を見ているのであるが、このキャラクターも途中で一瞬なんかたくらんでるのかと思わせる場面があったり、最後の場面では結局売買をしない夫婦に啖呵を切って去っていくという役回りで、なかなか見せる

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