So-net無料ブログ作成

ペギー・スーの結婚 [映画]

1986 アメリカ
08/01(火) 13:00 -
NHKBSプレミアム|105分

フランシス・フォード・コッポラが監督の青春ドラマ映画。タイムスリップを扱ったもので割とストレートで奇をてらっていない作品になってる。コッポラの作品をたくさん見ているわけでないのでなんとも言えないが、こういう難解でない作品もあるのかと思った。時期としては『アウトサイダー』『ランブルフィッシュ』、『コットンクラブ』に続くもので、なるほどこないだ見た『ランブルフィッシュ』も青春ドラマだった。ちなみに『ランブルフィッシュ』にも出ていたニコラス・ケイジがここでは準主役。
主人公ペギー・スー役はキャスリーン・ターナー。冒頭の作品内の現在(同窓会の場面)から過去(確か25年前)へタイムスリップしてしまうという話で、現在も過去も同じ役者が演じている。それはペギー・スーだけでなく、過去のストーリーで中心となる人物は同窓会の場面でも顔を出しており、それら全員が同じ役者で当然やっているものと思われる。で、悪口みたくなるが過去に戻ったペギー・スー、女子高生なのだが、とても老けて見える。体格が良いのもそれに拍車をかけているように見える。周りも同窓会と同じ役者がやっているのなら、同じ年代だろうに。調べてみるとペギー・スーの旦那チャーリー役がニコラス・ケイジで、彼とキャスリーン・ターナーは10歳近く違っており(キャスリーン・ターナーのほうが年齢が上)、このとき32歳。そのことが最後まで気になってしまった。
タイムスリップものということで「バック・トゥ・ザ・フューチャー」を思い出した。調べてみたら、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の翌年だ。ちょっとパクリ感があるな。ペギー・スーが現在へ戻ろうとする場面の教会なんて意識してるのではなかろうか。
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」でのチャック・ベリー「ジョニー・B・グッド」バリのギャグがある。ペギー・スーがミュージシャン志望のチャーリーに曲を作ってあげ「大ヒット間違いなし」と言う場面。多分後の世のヒット曲を渡しているのだろうと想像した。で、その伏線の受けはこうなる。チャーリーが「君の書いてくれた曲、とてもよかったが、ちょっと歌詞を変えたよ、イエーとウォーとね」と言って歌いだすのが「She loves you」。「シー ラブズ ユー、ウォーウォーウォー」これにあきれ顔でペギー・スーが立ち去るというもの。これは笑った。あれ、でも「シー ラブズ ユー、ウォーウォーウォー、ユー ラブ ミー、ウォーウォーウォー」とか歌ってるな。「She loves you」とは歌詞が違うな。
ペギー・スーというとオールディーズでなんかあったなバディ・ホリーだったけなとか思っていたが、オープニングでそれらしき曲が。ところがその後序盤で作内のバンドがそのバディ・ホリーの「ペギー・スー」という曲をやりだした。ここで、ああこういう曲だったなと思い出し、そうするとオープニングの曲はなんだろ、と思っていたが、これは「Peggy Sue Got Married 」という曲で、この映画の原題でもある。これは大ヒット曲「ペギー・スー」の続編にあたるものだそうだ
印象に残ったのは中盤でチャーリーが黒人バンドをバックに歌う歌。リズムが独特で4分の3拍子かと思ったが、歌に合わせてリズムをとってみると、なんか合わない。で、よく聞いてみると、ニューオリンズ、というかルンバっぽいビート。4分の4拍子、1小節を8に分けたとき、3,3,2で刻むパターンで1、4、7拍目を強調するアレである。その147だけを強くして、他が聞こえないくらいなので、1小節を3つに割ってると勘違いした。これ聞いて思い出したのはアール・キングのSexual Telepathyというアルバムのオープニング曲「Old Mr. Bad Luck」という曲だ。
チャーリーの歌に戻って、曲名を調べてみると、「He Don't Love You」というもののようで、オリジナルはジェリー・バトラー名義で曲名は「He Will Break Your Heart」。ライターはジェリーとカーティス・メイフィールド、Calvin Carterとなっている。そして1975年にトニー・オーランド&ドーンというグループが「He Don't Love You (Like I Love You)」としてナンバー1ヒットを出したとのこと。

共通テーマ:映画