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魔女の宅急便 [映画]

1989 日本 C
日テレ

宮崎駿監督によるジブリのアニメ。
中盤あたりまではストーリーの展開も起伏が少なく平坦、登場人物も善良な人ばかりの「行儀のいい」「文部省が子供に見せたい映画として選んだような」作品に思えた。宮崎監督のほかの作品に比べると大きな重たいテーマもなく、ありきたりのファンタジーアニメ。
この作品は宮崎/ジブリ作品の中でも評価の高い作品と聞いていたのでちょっと拍子抜けしていた。
ただ後半になり、魔法が弱くなりキキが困惑するあたりからは一気に話が展開していく。その場面のちょっと前だったか、老婆の孫が祖母が作ってくれたパイを「これ好きじゃないのよね」と冷たくするあたりも、善人ばかりの今作品におけるひとつのスパイスか。
結果、これは魔女という現実にはありえない特殊な少女が主人公であるものの、少女の悩みながら成長していく姿というのが今作品のテーマなのだろう。
ラストはもっと続くかと思っていたところでプツリと終わってしまい、それが心地よい。
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「オーバー・ザ・トップ」「ランボー」 [映画]

スタローンの作品2本
「オーバー・ザ・トップ」
1987 アメリカ D 吹替版(スタローンの吹替が羽佐間道夫)
01.15 [金] 夜8時 BSジャパン

つまらない作品ではないんだけどストーリーが安直。半分くらいは楽しく見ていたが後半になるうちに、ストーリーがあまりにも予想通りすぎて飽きた。
父子の心の交流の話なのだが、こういう話の場合は現実離れした演出は極力抑え、現実にありえそうな形式で描いたほうが良いと思った。
例えばリンカーン・ホークがカトラー家へトラックで乗り込む場面とか、腕相撲大会の会場でのカトラーとの話し合いで部下をぶん殴り窓ガラスが割れて飛び散る場面とか、これはこの作品の見所なんだろうけど、冷めてしまう。あとマイケルの家からの逃走劇もそうだな。
結末はマイケルの父親から許しが出たってことでいいのかな。
まったく気付かなかったが、スコット・ノートンやテリー・ファンクが出ているそうだ。確認してみると、テリーはカトラーの用心棒のような役で序盤から後半まで登場している。スコット・ノートンのほうはアームレスリング会場でチラッと映る黄色いTシャツの人だそう。3回ほど映ってた
決勝でリンカーン・ホークが対戦するブル・ハーリーはリック・ザムウォルトというほんとにアームレスリングですごい実績の人。決勝でホークが勝利した後、ハーリーがホークの腕を上げる場面はなかなか感動的
短い作品なのでカットはなさそう。

「ランボー」
1982 アメリカ B
12/22(火) 13:00  NHKBSプレミアム|95分

「オーバー・ザ・トップ」と比べるとという風になってしまうがなかなか緊張感のある映像が続いて良い作品だ。「オーバー・ザ・トップ」はスタローンのパブリックイメージに依拠した安直な作品だと思うが、こちらはまだロッキー以外ではヒットを出していない段階で良い作品を作ろうと力を出している感じがする。
ストーリーはあってないようなもので、帰還兵がアメリカ国内で警察に差別的な対応で逮捕拘束されるが、そこから逃げ出し対決するという内容。しかも今書いた部分は序盤であっという間に終わり、その後の逃走と対決が主。もうちょっと帰還兵に対する侮辱的な対応や、帰還兵自身の憂鬱な思いなんかが描かれていてもよいと思うが、これはこれで良い。序盤にそういう背景が少し描かれ、本題がたっぷりという風な作り。
展開が極めて巧み。まったく悪いことをしていないランボーを保安官ティーズルは見てくれからだけの判断で拘束。浮浪罪、公務執行妨害となっているが、なにもしてないのに捕まえられ、それに刃向かったから公務執行妨害というのではランボーに肩入れしたくなる。警察側がさらに取調べでランボーを侮辱するような態度を取り、ランボーが切れて、反撃し警察から逃げ出す。この発端以降は、警察はランボーを捕らえることを至上命題とするのはわかるし、ランボー側もそこから逃げること、侮辱を与えたやつに仕返しをすることは正義となると、発端以外は両者が全力でぶつかるという展開は納得できるもので、そこで超人的な活躍をするランボーもすんなり受け入れられる。
またラスト近くのランボーと元上司・トラウトマン大佐とのやりとりも物悲しくすばらしい
これも以前一度くらいは見たことあるのではなかろうか、と思えるような記憶にかすかに残ってる場面が数回あった。ラストで流れる歌も聞き覚えがあった。ヒットはしてないと思うが、その頃は映画音楽特集なんかをエアチェックしたもんだ。
この後、シリーズ化されているが、ランボーは捕まってしまい完結しているので、違う主人公なのかなと思ったが、ウィキで見てみると、この収監中のランボーにトラウトマン大佐が要請する形で戦場へ赴くという話らしい。第2作、第3作とトラウトマン大佐が同じ俳優で出演しているようだ。今作品は良かったが次回以降はつまらなそうだなと思っていたが、この大佐が出ているというのは面白そうだ。
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シネマジャパン【土曜だ!釣りバカ!】 [映画]

01/09(土)よりBSジャパンにて映画版「釣りバカ日誌」全作の放映がスタート
現在のところ第2作目まで視聴
作品放映の前に、シリーズ前半の助監督と西田敏行の対談が入っている。第2作の放映の日の対談をを見て知ったが、第1作のときにシリーズ化は決まっておらず、第2作が制作決定し困ったのは第1作の結末であるハマちゃんの転勤で、それについては結局なかったことにしてしまったとのこと。そしてこのように前作までの設定を踏まえないで作った部分が結構あるとのこと。
それを聞いて第1作を見直すと確かに、これは直せそうにない。地方勤務してるところにスーさんが現われてすったもんだの末、また東京勤務になるとかならなんとかなるのだが、それよりも、ハマちゃんがスーさんとこれ以上の付き合いはあなたのためにならないと交際自体を断ってしまっているんだもの。
西田敏行がスーさんの初期のメイクを「鬼瓦」と何回か形容していたのだが、その際「鬼瓦権造」と呼んでいる場面もあり、その名前だとビートたけしのキャラを指すことになるぞ、などと思ってしまった。
レギュラーキャラでは石田えりのみち子と戸川純の恵がとても個性的だ。この二人は同時に途中で同時に降板している。
みち子はハマちゃんにベタベタに惚れてるということ以外なにもない性格。
戸川純は本当に独特で、現実的には居ないだろうけど、この喜劇映画には合っている。
会社の上層部である常務や専務はまだキャラクターが定まっていないようだ。
その他では、谷啓とアパッチけんが第1作から最終作まで出ているようだ

※その後3、4とも継続して視聴(感想なし)



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銭形平次 BS朝日 [時代劇]

2004 村上弘明主演 全11話(2005年にも全9話で制作されているようだ)
放映データ
10/24(土)~01/16(土) 17:00 BS朝日1

銭形平次は名前を知ってる程度でほとんど知らなかったので、ここでどういう形式で作られているかを知った感じだ。
主な登場人物として、平次と嫁のお静が村上弘明と東ちずる、子分の八五郎が「アリtoキリギリス」の石井正則、平次のライバル、三輪の万七親分が渡辺哲、万七の子分である清吉に「アリtoキリギリス」の石塚義之、平次の上役というか町方勢、吉岡庄平が緒形幹太、笹野新三郎が西岡徳馬。
平次は岡っ引きなので町方より下の町人ということになる。必殺仕事人でいえば主水に使われる側だ。平次というのが主役でヒーローなのだが、結構下の地位なことに驚く。それでもその身分位置から侍にも火盗改めにも立ち向かっていくのではあるが。
ゲストで目立つのは第3話で三原じゅん子、第4話で赤塚真人、第5話で新克利、第7話では藤原喜明といったところか。
万七親分は完全に笑い担当。ただこのキャラクターの性格付けは興味深い。作品内で描かれてる限りでは、能力がないのに、手柄がほしくて自己顕示欲が強くて、そして勝手に平次をライバル視している(平次はライバル視に関しては無視、仕事仲間として一応の礼儀を持って接している)という、役立たずなんだから止めさせられるだろと思えるようなキャラクター。それでも悪役ではなく、巨悪でもないといった役どころ。
また「アリtoキリギリス」がコンビで出演しているところからわかるようにここも笑い狙い。八五郎の「て~へんだ~」というのは、有名なのだろう、エッセイなど雑文で時折目にしたものだ。「銭形平次」のフレーズだったのか。
投げ銭の場面がCGを駆使していて、それが逆に恥ずかしい安っぽさになってしまっている。
村上弘明、時代劇が盛んなころを知ってる最後の年代の俳優だと思う。そして風貌は非常にさまになっている。のだが、台詞回しが異様に力の入った時代劇調の江戸弁(「~しておりやす」みたいな)でどこかコントのように感じる場面がしばしば。他の出演者にはまったくそういうことを感じないのに。
東ちずる、別に悪くはないんだが、この人、あまり好きでないということもあり、映るたびに鬱陶しい。
作品の最後が変な感じなのだがこれはなんなんだろう。多分そう感じる大きな理由は、終わった後すぐCMに入り、そのまま「銭形平次 終わり」だとか提供のクレジットなどがないまま終わっていくことだ。これが唯一の理由かもしれない。しかし、どこか唐突に終わってしまうような感じ、「あれ? ここで終わり?」みたいな感じがするのだ。時代劇の終わりのパターンの一つとして、事件が一件落着してのち、主役のほのぼのとした何気ない日常が映され終わるというのがあり、この作品もそのような終わり方だ。一件落着後、夫婦でのちょっとした会話。なのに唐突に映像が切れるように感じる。なぜだろう。とにかく、せめてCM前に「銭形平次 終わり」くらいは出せば良いのにと思う。
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「オリエント急行殺人事件」「ナイル殺人事件」 [映画]

「オリエント急行殺人事件」
1974 イギリス C
01/11(月) 13:00 NHKBSプレミアム|130分

「ナイル殺人事件」
1978 イギリス C
01/12(火) 13:00  NHKBSプレミアム|141分

この作品郡はいくらか思い出深い。両方アガサ・クリスティ原作のもので子供のころテレビで見たという記憶がある。あれはいつごろなのだろう、すごく幼かった8歳くらいのような気もしたが、この作品の制作年を見ると、制作後数年経ってからの放映だったはずで、そうすると中学生くらいなのだろうか。と思ったらウィキってすごいな、テレビ初放映の日付が掲載されていた。「オリエント急行殺人事件」が1980年11月2日テレビ朝日『日曜洋画劇場』、「ナイル殺人事件」はテレビ初放映:テレビ朝日「日曜洋画劇場」 1981年10月18日となっている。
自分が見たのは記憶では、この2作品と「アガサ 愛の失踪事件」の計3作品が連続で放映されたはずで、そしてウィキの記載通りテレビ朝日『日曜洋画劇場』だったはず。淀川さんの解説はあったかどうか。
そして「オリエント急行殺人事件」、ラストの謎解きで寝てしまったのだな。そしてその場で目覚めて後か、もしかしたら翌朝かもしれない、家族に結末を教えてもらったのだ。その教えてもらった結末が今でも記憶に残っており、その映像を今回初めて見たという嬉しい視聴であった。
今回見てみて「オリエント急行殺人事件」はなんだか結構わかりづらい作品だなと思った。中学生になるかならないかのころ見たはずなのだが、よくこんなの理解しながら見ていたもんだと思う。
ポアロは「オリエント急行殺人事件」ではこんなに風変わりな役作りがされているのかと驚いた。「ナイル殺人事件」の方では、ピーター・ユスティノフでエレガントな感じ。タンゴを踊る場面が序盤にあるが私生活でもこんな風に優雅に踊ってそうだと感じた。
「オリエント急行殺人事件」には見ている最中は気付かなかった(キャストクレジットで気付いてはいたが見ているときどれが誰かはわからなかった)がいまキャストを見るとかなり豪勢。アンソニー・パーキンス、ショーン・コネリー、イングリッド・バーグマンなんてところが出ている。イングリッド・バーグマンは当時59歳、おばあさん役かと思いきや、宣教師役。
何かを鑑賞するとき、できるかぎりそのすべてを味わいつくしたいと思っており、それはクレジットなしのカメオ出演だとか、ちょっとしたトリヴィアなんかも知っておきたいし、そういう正面から外れた部分でなく、本道の作品自体も出来る限り理解したいし制作者側の意図もくみ取りたいと思って見ている。そういう意味で言うと、この「オリエント急行殺人事件」のほうは一回じゃとてもとても、理解できたと思えないし、見逃しているところも多いように思う。出演者が多いので、もう一回見れば彼らの言動がもうちょっとつながってくるのでは、と思う。
「ナイル殺人事件」の方はそれに比べ、わかりやすく、また謎解きの場面で「えっ、この人が犯人かよ」という意外性も楽しい。これも先に書いたときに見ており、ラストは覚えていなかったものの、塔の上から石が落とされる場面や、ジャッキーが新婚夫婦を追いかけピラミッドの上などに登場するところなんかは衝撃的だったのだろう、覚えていた。今見ると、ピラミッド登るのって怖いだろうなと感じた、いや、降りるのも怖いぞ、あれは。
こちらは好きな俳優であるジョージ・ケネディが出ている。ほかにベティ・デイヴィス、 オリヴィア・ハッセーなど。
結局遺跡の上から石を落としたのは、ペニントン、真珠を盗んだのは、スカイラーってことでいいのかな。
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銭形平次 BSフジ [時代劇]

07/13(月)(2015年)より開始。一週に基本的に一回二本放送
一応ここまでの放送データ(今年に入り放送が終了になったようなので)
07/13(月)から12/21(月) 毎週月曜17:00

初回が「第1話「獅子の舞」第2話「あらくれ馬子唄」」となっているがこれはカラー化の第1回で本来は第158話。
局のサイトでの番組紹介~
 銭形平次と言えば、誰もが「大川橋蔵」を思い起こすという程、橋蔵平次人気はゆるぎない。加えて恋女房のお静に扮するのは鈴木紀子。永遠の女房像を創り上げ、捕物帖のサスペンスの中に微笑ましい情味が加わっている。
 当時の岡っ引きは、当然の如く「わいろ」を受け取る者が多かったが、銭形平次はそれを絶対にすることはない。お上から十手を預かる地位にありながら、常に善意を忘れぬ解決ぶりが後味の良い作品である。

この鈴木紀子という人、元ミス日本の人らしく、また女優業は際立つものがなかったのかデータが出てこない。上で言われているような評価はほんとうだろうか、他サイトでは演技力に疑問符がついているものもあり、結局この役を演じたのも1年ほど(51話)。
さて第158話から始まったと書いたが、年が明け、なぜかなんのアナウンスもなく放送が終了してしまった。その鈴木紀子版がもうすぐ終わるところでできればそこまで区切りよく放送してほしかったものだ。といってもまだ第1回の2話分しか見ていないのだけど。
もうすぐBS朝日での「村上弘明版」を見終えるのでその後これを見よう
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ルパン三世 東方見聞録~アナザーページ~ [映画]

2012 アニメ『ルパン三世』のTVスペシャルシリーズ第23作 C
01/05(火) 01:59  日テレ1|119分
映画天国

映画天国だから、いくらかカットはあるのだろうか。オリジナルの放映時間がどれくらいかよくわからないのでなんともいえないが。
五ェ門が別行動でなかなか合流しないのがちょっと珍しいか。ラストでようやっと合流することになる。
また物語のラストが五ェ門で〆られるのも珍しいか。超斬新な武器・ZEALをルパンが開発するようにバオロン依頼し、それをもって敵を倒すのだが、そのZEALは危険だから破棄するよう約束していたのに、それをバオロンは拒否という場面に続き、五ェ門がそのZEALを斬鉄剣で斬るという場面で終わるのだ。
まあつまらなくはない。それから声優陣では銭形がとくに上手いと思ったがそれ以外もそこそこ上手。むしろオリジナルの声優が続けている次元だけが老年を感じさせるくらいである。


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続・荒野の七人、荒野の七人 真昼の決闘 [映画]

続・荒野の七人
1966 アメリカ D 吹替版
12/13(日) 20:00 BS11|120分

荒野の七人 真昼の決闘
1972 アメリカ D 吹替版
12/20(日) 20:00 BS11|120分

「続・荒野の七人」がシリーズ第2作、「荒野の七人 真昼の決闘」はシリーズ第4作で最終作。
できれば第3作も見てみたいものだ。
シリーズを一応貫いているのは主人公クリスというキャラクター。第2作では第1作と同じくユル・ブリンナー、第4作ではリー・バン・クリーフ(第3作ではジョージ・ケネディ)。
第2作についてはネットで感想を見てみると、ほとんどが酷評。スタッフも出演者も大幅に格下げされているとのこと(音楽は4作全部エルマー・バーンスタインだが)。第1作が大ヒットし次もヒットが期待できただろうになぜそこをけちるのだろう。
第2作では第1作のキャラであるヴィン、チコ、ペトラが違う俳優で登場。今作品でのヴィンの吹き替えが山田康雄でやけに目立つ(ちなみに番組では吹き替えのクレジットはなかったが)。
第2作では前作と同じく、戦いをするガンマンと盗賊に翻弄されながらも生き残る農民こそが勝利者だというようなメッセージがあるが、第4作ではそれはほぼ消えている。
第2作のよくないところはまずストーリー。どう表現すればよいかが考えてみたが難しいのだが、「雑」なのである。「劇的でない」といえるか。物語が7人のガンマンが襲撃者から農民を守るというテーマのため、それを目指して単調にクリスが助けを求められるまま、7人集めてそこへ赴くという感じだ。クリスが助けに行く動機が弱かったり、ヴィンのクリスにくっついていく動機もフラフラしていて弱い。クリスはチコとの友情ということで助けに行くのだが、そこは強調したほうがよかった。ただ、クリスが善人すぎてといって「正義の味方」という感じでもなくちょっとキャラクターが弱い
襲撃者のボスも単純なバカな男で、意味もなく退却し、作戦もなくまた突撃してくるという感じ。このボスにはかつてクリスに命を狙われたことがあり、しかもその依頼は自分の息子だったという過去を持ち、それを認めたくないがために、自分の息子は闘いに参加し華々しく戦死したと吹聴しているという複雑な人間であり、そこを強調するば良かっただろうに、単に野蛮でバカな男なのが残念。
とても細かいとこだがおかしな場面がいくつか。クリスがボスと対峙し、ボスが息子について語る場面がある。その後ヴィンにクリスは「朝に息子のことを語っていただろう」と語りかける。これだと「今朝」に思えるが、これは少なくとも一晩過ぎているので「昨日の朝」とか言わなくてはならないような気がした(吹き替えだからかもしれないし見間違えかもしれないが)。そしてヴィンはその会話が聞こえる位置にはいなかったはずだ。
さらにその対峙の場面で、クリスが自分の左にいるチコにライフルを渡すと、対峙しているボスが自分の左に目をやるのだが、対面しているので、クリスの左にいるチコはボスの右側。ここも見間違えかもしれないが。
クリスとヴィン以外は目立たない。最後に仲間に加わるマニュエルはなんで仲間に加えたのかよくわからない。7人がラッキーな数字だからと解説されているのを見たが、台詞としてはマニュエルを加えたところでクリスが「これで7人か」というだけである。ちなみに第4作では7人だけ集めたことを「もっとたくさんいたほうが」と言われ、クリスが「これはおれにとってラッキーな数字だ」と答える場面がある。
マニュエルはラスト近くで、この農場を故郷にしたいということを言うような場面と、クリスに闘いに参加しないよう配慮され、最後には命を落とすといういくらかの活躍を見せる

第4作のほうは、クリスが老年で保安官をやっている。融通の利かない嫌なやつ。物語は同じようなものであろうと思いながら見ていると、昔なじみのジムが訪ねてきて(今作の冒頭でクリスに助けられるという描写があり、その後クリスの街にやってきてのこと)、自分の街が襲撃者にやられて困ってるので助けて欲しいとくる。これを助けに行くのだろうと思っていると、あっさりそしてきっぱりそれを断ってしまい、いずれ助けに行くのだろうと思いながらもどう展開するのかがわからなくなってきて、第2作よりは興味深く見続けられた。クリスの伝記を書きたいというノアが今作での相棒。その他5人は刑務所から5人全部を調達という安楽さ(ちなみに第2作でも二人を刑務所から調達している)。
ラストでは男は殺され女ばかりの街になってしまったその地へクリスは保安官として残ることになる。おいぅt、これまで保安官してた街はどうすんねん


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ルパン三世 [映画]

2014 日本 C
01/11(月) 21:00 TBS1|114分

人気アニメの実写化。つまらなくはなかった。よく出来ていると思う場面もいくつか。ただ「アニメの実写化」における最大の問題点「だから何?」というのがつきまとう。「何がやりたいのか」「なぜやりたいのか」がわからない。いや、その答えは「人気のあるアニメを実写化したらどうなるか、そしてある程度の集客を見込める」ということなのだろう。でもうまく実写化できても「だから何?」である。
アニメはアニメ故の面白さがあり、それは人間の生々しさがないこと、現実を飛び越えた描写ができ、それゆえ現実から離れた世界を容易に描けることといった辺りか。実写でそれに挑戦しているというのならわからないでもない。SF、例えばスターウォーズなんてものはそうだろう。「アニメの実写化」ではそういうことへの挑戦ではなく、アニメをどこまでなぞれるかに終始している。それは当然だ。元のあるアニメをベースにして集客しようとしているのだから。例えばルパンで上記のような描写はどのあたりか。奇想天外なカーチェイスやガンファイト、斬鉄剣などがそれ。それを視聴者に感心させるほどうまく実写化されててもやはり「だから何?」である。実際この作品にはいくつか感心したそれらがあった。斬鉄剣で銃撃の弾を弾く描写はなかなか良かった(自動車に飛び乗っての場面であり、その後自動車が爆発するなり、自動車をも斬鉄剣で真っ二つにするなりの場面があればもっと良かった)し、銭形などに変装したルパン、次元がそれを明かす場面もうまく撮られている。でもそれを感心するとしても、それ止まりである。そういう評価はひとつの作品として他の作品と競うような作品になっているかどうかとはほとんど関係がない。なぜなら他の作品はそういう評価基準が元からないのだから。つまり「アニメの実写化」の多くはそういう評価基準の高みを目指しているだけで映画作品そのものの評価基準は無視しているかのようなものがほとんどであるように感じる。といってもほとんど見たことないから、アニメの実写化作品の制作予定を聞いて感じるだけではあるが。
「ALWAYS 三丁目の夕日」はどうなんだろうと考えてみた。あれは良くできた作品だと思うが、「アニメの実写化」ではなく、「漫画を原作にした映画」ということなのだろう。

作品自体はなかなか良く出来ているように思えた。ルパンが銭形、次元とは馴染みでないという設定。その割りに、一回会っただけの銭形に「とっつぁーん」と呼びかけているが。
不二子が、今作品のキャラクター・マイケルと兄妹という設定だが、ラストでこれは兄妹ということにして不二子がマイケルを利用したという可能性と、そうでなく本当に兄妹なのだという可能性を示唆しており、アニメの世界観を壊すようなものでなく、むしろアニメでもこんな感じの設定はよくあるだろう。
ルパンと行動を共にするキャラクターにピエールとヨゼフというのがいる。
冒頭はピエールとジローと不二子というのが出てきて、コインの盗み出すのを争うであるが、このジローというのはこの序盤でしか出てこないで殺される。キャラクターとしての印象が非常に薄いのであるが、ラストでルパンが今作品で殺された人間の名前を挙げる場面で、マイケル、ドーソン と並んでこのジローというのも出てくる。見てる側は「はてジローって誰だろう」となってしまうのではなかろうか。

作品の最初は実写でなくアニメ画像だろうか、たくさんの建物を遠くから撮っているような、まさに「ルパン三世」でよくあるような画である。
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南から来た用心棒、星空の用心棒 [映画]

南から来た用心棒
1966 イタリア C
01/10(日) 10:00 BS-TBS|114分

星空の用心棒
1967 イタリア
01/06(水) 13:00 NHKBSプレミアム|125分

ジュリアーノ・ジェンマ主演のものが二作同時期に放映されたので続けて見た。西部劇はマカロニウエスタンも含めて特別に面白いとは思わないが、放映されてるととりあえず録画して見ている。監督は出演者で有名どころは押さえておこうという気持ちがまずある。マカロニウエスタンは概ねB級映画だと思っており、このジュリアーノ・ジェンマという人についても名前だけ知ってるという感じであったので、とりあえずというところ。
同じ主演ということでタイトルを「用心棒」で揃えたのだろう、この人の主演作は「用心棒」が多い。
顔や容貌はウエスタンらしくない平凡な美男子という感じで、だがそれがウエスタンの中で際立っているように思う。
「南から来た用心棒」では主人公もなかなかのクズな性格(敵討に名乗り出るときの報酬の要求の場面)で正義の味方ではないところがマカロニウエスタンそのもの。
悪役は見るからに悪(でぶで髭もじゃ)、そして思いつきで銃を撃ち人を殺すクズなのも楽しい。
冒頭、キャストクレジットなどもなく(放映の最後にもなかったから、単にカットされていただけかもしれない)、すぐ物語りに入り、それも刑務所の襲撃場面、中にいたジェンマはその襲撃がどういうものかはわからないまま脱獄に成功するという展開でなかなかスリリングに始まりながらも、ストーリーはわかりやすく入っていけ、楽しく最後まで見られた。
「星空の用心棒」。こちらは「南から来た用心棒」に比べてではあるが、わかりにくい。ストーリーは(これも比べてであるが)いくらか込み入ってる。ラストの銃撃戦はなかなか見所あり。

両作品には似通った雰囲気がある。主人公の性格が似ている。危ない状況でも余裕の顔とか生意気な口調とか。音楽も似ている。冒頭場面もちょっと似ているか、どちらも脱獄場面。冒頭は「南から」では刑務所への襲撃だが、「星空」ではちょっとわかりにくいのだが、刑務所での爆破場面、でもこちらは、多分山を崩してる場面であり、その後始末を懲役囚で行うという場面なのかな。「星空」ではその後脱獄場面があり、そして、それとは異なる農奴の脱走に対する追求の場面が挟まるのでちょっと混乱してしまった。
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