So-net無料ブログ作成
検索選択

ミニヴァー夫人 [映画]

1942 アメリカ
06/15(木) 13:00 -
NHKBSプレミアム|135分

戦争に翻弄されるイギリス中流家庭のドラマ映画。
面白く見れた。
序盤の戦争の色がまったくないころの、ちょっと浪費に見える贅沢を夫婦それぞれがしてしまうという普通の庶民っぽさから、戦争が始まり長男は軍へ取られ、最初のうちはそれほど切羽詰まってないが、近隣地域が爆撃され始めると段々空気が暗くなってきて、という展開。よく考えてみると、こういうタイプのものは日本製映画やドラマで何本も見たような気がする。見てはいないが、評判の「この世界の片隅に」なんてのもこういうタイプであろう。
日本のものは身近であるためそれだけ心に迫るものがあるが、その一方近すぎて鬱陶しいということもある。
今作品はそういう意味では突き放して見ていられるという余裕が自分にはある。


主人公が中流という設定だが、それでも召使を雇っているような家庭。そしてさらに、その上の貴族というものも登場して、主人公家庭の長男と貴族の家の娘が恋仲になるというような展開も盛り込まれている

ラストは日本ではなさそうなもので、爆撃によって死んだ市民(主要登場人物である貴族の娘はその長男と結婚後、爆撃で亡くなっている)への追悼のミサを爆撃された教会でやってる場面で、それでもなおこの戦争は全市民が全員兵隊だ、敵を打ちのめすことこそ神の御心みたいなことを言って聖歌を歌うというもの。

監督はウィリアム・ワイラー