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カサンドラ・クロス [映画]

1976 イタリア・イギリス・西ドイツ合作 評価SA
05/24(水) 13:00 -
NHKBSプレミアム|130分

「タワーリング・インフェルノ」の系譜に連なるパニックもの。事件に巻き込まれる大勢をグランドホテル方式で描かれ、その大勢がオールスターキャストになってるあたりも同じ。オールスターキャストといっても自分が知ってるのはあまり多くないが。
面白い作品なのだが、都合で、ちょうど半分くらいのところで、一旦中断して、そこで日を数日空けてしまい、そこから見始めたら、興が削がれまくってしまった。あのまま続けてみてれば、とても楽しく見れたのに。一本、映画を損した気分である。
そういう意味も込めてもう一度見てみたいという意味の評価SA
ラストがなんとも尻切れトンボのような、もうちょっと続きが見たい感じ、でもよく考えてみると、これでいいのかもしれないというなんとももやッとしたもの。

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たけし誕生~オイラの師匠と浅草~ [テレビ]

09/20(水) 21:00 -
NHKBSプレミアム|60分

見れてよかった。面白かった。
たけしは好きだがマニアックなファンではない。つかず離れず、というより相当ライトなファンである。それなりに出版されたものを見たり、テレビ番組やら映画を見たり。といって当代の大スターだから、テレビ番組を見てるくらいファンでなくてもやってるだろう。自分がマニアックに追いかけた芸人だとか、ミュージシャンがいるからこそ、たけしについてはライトのファンと自称すべきなのはわかっている
その程度のファンなので書いてることが間違ってるかもしれないのだが、当番組で一番面白かったというか、おッと思ったのは、井上雅義という人がインタビューで出ていたことで、浅草フランス座でたけしと同時期に裏方をやっていたという人だそうだ。そして自分の知る限りたけしが雑誌の連載などで、文章の最後に、構成・井上雅義として載っている人でゴーストライターとは言わないが、たけしの文筆業の裏方であり、これは自分の想像だが、かなり分量の仕事をたけしの出版物でやっていると思っている。
この人は裏方だから顔を出さない人かなと思っていたので出てきてびっくり。今検索するといくつか顔は出てくるし、たけしについての本を自分の名義で出版もしているらしい。

浅草フランス座について。フランス座が今のどこなのかよく知らない。調べれば出てくるし、それを確認して、あーフランス座は今こうなってるのかって思ったこともあるのだけど、やはり、本で覚えたようなことというのは、身体に入ってこないというか。むしろそういうことを頭に詰め込むのを良しとしない面もある。さて一応文章を書くにあたって、調べてみる。なんとなくそうじゃないかなとは思っていたけど、フランス座って浅草演芸ホールの上にあったのか、そして今は東洋館という演芸の劇場。
落語が好きだったころ浅草は何度も行った。浅草演芸ホールも何度も行った。そのころフランス座がここだったことなんかも知ったはず。でも興味がないから忘れちゃったのだろう。実際に自分が体験したこととの差である。
浅草は散歩したり浅草演芸ホールじゃない落語会に行ったり、そう定席じゃない落語会。談志を浅草で何度か見た。「浅草談志の会」、これは複数回行った。どれも良かった。あとひとつ、記憶だけで書くがたぶん1995年の1月か2月くらい、飛行機会社の寄席、確か「日航寄席」だったと思うが、飛行機で流す落語の録音をする会で、ラストが談志だった。浅草でやる談志は談志の言うところの良い落語でなく、大衆的、猥雑、レベルの低い、素人に受けるようなものであり、それを楽しそうにやる談志が好きだった
この日航寄席は爆笑だったねえ。談志の前が順子ひろし、その前、仲主任が馬風。談志いわく「馬風、明日順子ひろしときて、おれ。ここでいい落語をやるわけはない」
その後飛行機を題材にしたブラックジョークを延々(自分の記憶では40分くらいやっていたと思う)。それを終え、「ここまでは全部カット、使えるわけがない」と。
そういや客から、「パラシュートでジョークを」と声がかかり、談志が詰まったところで客から「すいません、もういいです」、しかし談志が無理やりやったね「操縦する飛行機が故郷の空へ。そこで故障して、落下傘で緊急降下。で、「おっかさん、ただいま」」とかいう感じ
この日はそのころよくやっていた「風呂敷」。これ落げが「お前のやり方がうまいから、目の前に見えるようだった」みたいな感じなのだが、「目の前」と「目の当たり」が混ざっちゃう感じでの失敗。録音だから録り直そうともう一度やるも失敗。そこで馬風が出てきて、「もう一回もう一回」と。再度やって、ようやっと終わった。
浅草の思い出である。このブログ内に一度書いてるかもしれない

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「ニッポン無責任野郎」「日本一のホラ吹き男」 [映画]

NHKが植木等のものを毎週放映している。いま、NHKで「植木等とのぼせもん」という小松政夫の自伝を元にしたドラマを放映しており、それと連動企画だろう。ほかにも何周年とかあるのかな。
NHKBSでの放映は今月4本、来月に2本ほどあるようだ。
ドラマは企画を知っていたけど、パスしてた。先日ふと気づいて、見てみよっかなーって思ったけど、すでに放映開始しており2回目くらいまで放映しており、途中から見るのも嫌だから断念。
こちらの映画放映に関しても、あまり気乗りがせず、録画も止めようかと思ったが、まあ暇な時ように録画だけでもしておくか、と。
このブログを書き始めてからも何度かどこかで放映したものを見てるはずで何回か感想を書いてる。ちなみにそれ以前にも何度か見ているが作品名は覚えていない。
で、今の眼から見ると、さして感想もなく、見たいとも思わないと、これが気乗りせずという理由。
で、放映されて結構間もなく、見ているのはなぜかといえば、どうにも何も見たくもなく、時間が1,2時間空いたという状況で、じゃあ見てみようと見た。

「ニッポン無責任野郎」
1962 日本
NHKBS 9月11日(月)午後1時00分~2時28分
「日本一のホラ吹き男」
9月18日(月)午後1時00分~2時34分

両作品とも見たことないな、たぶん。
植木等の価値は理解できるし認めるが、やはり今の眼から見ると、特段の感想はない。ストーリーも陳腐だし。
まあファンなら植木を見てるだけでいいんだろうな。そういうファン心理というのは大いに理解できる。そういう意味では、姿かたち、せりふ回し、独特で天性の明るさ、歌、動き、それを見てるだけで楽しめるという人には満足のワンマンショー。たくさん見てるわけではないが、まあ全部同じようなもので、これに限ったものではないだろうが。

後者は今日見ておいてよかった。番組が終わった後、同局の番組の宣伝が入るが、明日にたけしが師匠を語る番組をやるらしい。録画できた

今回放映しているもののリストを以下に

ニッポン無責任時代
BSプレミアム9月4日(月)午後1時00分〜2時28分
ニッポン無責任野郎
NHKBS 9月11日(月)午後1時00分〜2時28分
日本一のホラ吹き男
9月18日(月)午後1時00分〜2時34分
花のお江戸の無責任
9月25日(月)午後1時00分〜2時30分
大冒険
BSプレミアム10月3日(火)午後1時00分〜2時47分
無責任清水港
BSプレミアム10月9日(月)午後1時00分〜2時36分


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エターナル・サンシャイン [映画]

2004 アメリカ 評価SA
09/19(火) 01:59 -
日テレ1|119分(上映時間 107分)
映画天国

ジム・キャリー主演

ジム・キャリーってたった2作しか主演映画見てないで言うのもなんだが大げさでつまらんコメディ役者だと思っており、そういうのを想定していたら、なにやらシリアスな雰囲気で多少戸惑った。
そういや最近なんか髭伸ばして昔の面影なくなったくらい老けたとかニュースで見たなと思い、ちょっと名前で検索してみたら、つい最近上がってるニュースで、今作の監督と久々に組むというものがあった。「ジム・キャリー、テレビコメディーで『エターナル・サンシャイン』ミシェル・ゴンドリー監督と再タッグ!」(2017年9月18日配信)というものだ。

なんとも不思議な感覚の映画
難解というほどでなく、なんとかついていけたのだが、複雑な設定で、その設定が矛盾に陥ってないかどうかについては、ついていくのが精いっぱいで、よくわからない。リアリティベースでなく、人の脳からある人物についての記憶だけ削除するという手術がメインで出てくるSF的作品。
メインの登場人物はジョエル(演、ジム・キャリー)とクレメンタイン(演、ケイト・ウィンスレット)のカップル。それ以外に先に羅列しておくと、その記憶を削除する手術をする会社(ラクーナ社)のハワード・ミュージワック博士、実際に記憶削除を担当するスタン、その助手パトリック、会社の受付がメアリー。なぜ先に羅列しておくかというと、説明するのに必要でその都度出すと面倒だから。
ジョエルとクレメンタインは付き合っていたのだが、なぜかクレメンタインが急にジョエルのことを知らない素振りを見せる。なぜかと調べていくと、彼女がジョエルの記憶を削除したということがわかり、それを行ったラクーナに乗り込み理由を聞くうちに、ジョエルも彼女の記憶を削除してもらうことにする。その記憶削除を担当するのがスタンとパトリック。そしてパトリックは記憶削除手術でクレメンタインに惚れて、その手術をしたという利点を生かし彼女と付き合っている。またスタンはメアリーと付き合っている。とこういう前提の中、手術の様子がほぼ作品の全体であり、ジョエルを手術している姿、ジョエルの脳内や回想などが入り混じる。そのうちジョエルがこの手術を止めたいという意思を持ち、手術に対抗しだす、という展開と、それに併せて、パトリックがクレメンタインに呼び出され、手術を抜ける、メアリーが代わりに助手を務めるといいながら、カップルでイチャイチャしだす、そこでジョエルの抵抗により、手術がうまくいかなかったことに気づき、呼び出されるハワード博士、メアリーは実はかつての博士の不倫相手で記憶削除をしてもらっていたという事実、とまあたくさんのことが盛り込まれながらの展開。
とくに驚いたのがそのメアリーが不倫関係にあったと知らされる場面、ここでまだこんな展開がぶっ込まれるのかよと唖然。
静かなトーンで進むものの悲劇的な終わり方はしなさそうと思いながら見ており、そのように大団円で終わりそうだなと思ったラストの方、記憶削除を阻止しジョエルとクレメンタインの仲が復活しそうになる場面、メアリーから、記憶削除の手術をしたけど、記憶を戻すためにこのテープを聞いてねという手紙をもらい、そのテープを聞くと、クレメンタインがなぜジョエルの記憶削除を依頼したかの証言テープで、それが基で、また喧嘩となる。この場面はもう作品の最後のほうであり、ここからどう収束させるんだろとちょっと呆れ気味になりながら、この場面のおかげで、もう一度見てみたいという評価をつけることにした。まあここから先は大したことはなく、悲劇的な終わり方はしていない

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カムバック! [映画]

2014 イギリス 吹替版(茶風林)
09/17(日) 15:00 -
TOKYO MX2|105分(上映時間 98分、CMもなしだったからカットなしだろう)

「ニック・フロストが原案・製作総指揮・主演の三役を務めた」とある。ニック・フロストは「宇宙人ポール」の人(駐車場の運転手 - サイモン・ペグ。とある。こちらもあの「宇宙人ポール」の人)。
なんとも説明するいい言葉が見つからない。難しい映画では全くないのだが。どういえばいいのか。ストーリーとしての面白さだはまったくなく、そういう面を期待して見ていると怒りがこみあげてくると思う。が、見終えてみて、そんなところはわざと力を入れてないのでは、とも思う。
コメディであり、ダンス映画でもある。コメディ面としては、見ていてずっと頭にあったのは、客の笑い声を入れるようなコメディショーがあるが、これはそんな感じで、客の笑い声は入っていないが、入れるとちょうどよい感じ。ではそのギャグはどうかといえば、まあほとんど面白くはない。ただ見ていて、ああ、ここは笑い声が入るところだなと思うような場面がいくつも。主人公がちょっとMr.ビーンに似ており、確かMr.ビーンも客の笑い声が入るという作りだったと思う。客の笑い声といえば、ドリフなんかもそうだな。
じゃあストーリーもなくある場面でギャグをずっとやってるようなものなのかといえば、そこはそんなことはなく、ストーリーはある。かなりありきたりなもので予想がついてしまう感じ。
これはイギリス映画だが、ふと日本の出来の悪いB級ドラマを外国の人が見るとこんな感じなのではないかと思った。日本人の自分が見れば、それなりに出ている俳優だとか、背景だとかわかるんだけど、外国の人が見たらポカーンとしてしまいそうな。先に書いたように笑いどころが笑えない。吹替のせいもあるかもしれない。
音楽とコメディとなるとブルースブラザースも思い出す。あちらは、音楽面では出演者に有名ミュージシャン、ゲストが豪華でその演奏場面が注目されたが、こちらはそういうのはないだろう。ダンス場面が注目に値するものなのであればダンス映画として評価は高くなりそうだが、そこについてはわからん。
ちなみにダンスの種類はサルサ。選曲はこちらの気分が高まるようなサルサだらけの音楽群。ちなみに「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」の重要な場面で使われていて、そこで知った「I Like It Like That」という曲が、今作でも割合重要な場面で使われている。演奏者は違う人らしくバージョン違い、かと思いきや調べてみたら、演奏者は同じくオリジナルのPete Rodriguezだが、今作のほうはリミックスがされてるらしい。全然違うもののように聞こえる
「Shall we ダンス?」もちょっと思い出した。思い起こさせるような箇所が2つ。主人公が会社に内緒でダンスの練習をする、トイレで男二人がダンスをするのだが、そこで主人公の相手が、ビジャンというのだがあの作品での竹中直人風。

他の映画が台詞に出てくる箇所がいくつか。登場人物のビジャンがしょっちゅう口走る。「バック・トゥ・ザ・フューチャー」「グーニーズ」「アイ・オブ・ザ・タイガー」(ロッキー3の主題歌)。
主人公がコーチとクイズ合戦をする場面でアル・パチーノの物まねが出てくる。

ドリュー - クリス・オダウド
ロン・パーフィット - イアン・マクシェーン
出演者のうちこのふたりは個性的な顔つきでどこかで見たことあるような気がするが、出演リスト見てもあまりめぼしいものはない。
ドリューは主人公の恋敵でコメディでの典型的キャラクター。クリス・オダウドは出演リストに「パイレーツ・ロック」があり、あーと思い出した気がしたが、そちらのウィキ見ても役柄が載っておらず破約かもしれない。なおニック・フロストも「パイレーツ・ロック」に出ているということに気づいた。

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ミッション・トゥ・マーズ [映画]

2000 アメリカ
2016/08/22(月) 21:00 -
NHKBSプレミアム|115分

監督はブライアン・デ・パルマ
好きというわけではないが興味のある監督。というのもブルース・スプリングスティーンの「ダンシン・イン・ザ・ダーク」のPVを担当しており、この曲は自分のロック体験及びスプリングスティーン体験のごく初期で強烈な印象があるのだ。
このPV、この監督が担当した理由というか、この監督の作風から言ってずいぶん外れたもののように思えるが、その一方、この監督は割合当たりはずれの多い印象(世間的な評価も同様のようである)であり、色々なことを手掛けるという印象もある。
さて、というようなこともあり、この人のウィキを時折読んでいたこともあり、今作品が「酷評」(ウィキの引用「2000年の火星を舞台にしたSF『ミッション・トゥ・マーズ』が酷評の嵐に見舞われ[6]、ハリウッドから干される」)されたということをこれを見る前に知っていた。
それが自分の鑑賞において悪い方に影響した感じがする。酷評かあ、酷評ねえ。そこまで悪くないように思うんだけど、酷評されたのもわかるような気がする。わかるような気がするというのは、多分酷評されたという事実に影響されているのだろうけど。そこまで悪くないといっても、良くはなかったし、評価としては合格点ギリギリか、ギリギリ達していない赤点かというところ。
作品のオチというか、火星で知的生物と接触し、地球の人間が火星から来たということがわかる場面が後半、もう終盤といえるあたりにある。この場面、壮大なあっと驚く展開な割りに、なんというか学校の授業のスライドを見せられてるような面白みのない映像での説明。また、そこまでの映像とかけ離れているような印象。ここをメインに作り込めば良いのにと思ったが、そちらがメインなら別の作品になってしまうか。あくまで、ここは短時間で切り上げての展開であって、その後乗組員たちの決断がエンディングなのだから、そこはメインテーマではないのだろう
いくつかの場面で普通ならこんな演出はしないだろうに、と思うようなところもあったが、それは作品が悪い理由ではなかろう。監督の個性というものだ。

オープニング聞き覚えのある演奏。なんとザディコ。
SF映画と聞いていたので、そのイメージと遠い印象のアコーディオンの陽気な音とザディコのリズムでずっこけた。それは宇宙飛行士たちのホームパーティの情景であるのだが。なお、その曲はクレジットを見たら先日亡くなったバックウィート・ザディコだった

音楽はエンニオ・モリコーネ
挿入局にヴァン・ヘイレンが使われている

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サイレント・ランニング [映画]

1972 アメリカ
06/24(土) 00:15 -
NHKBSプレミアム|91分

監督 ダグラス・トランブル(『2001年宇宙の旅』や『アンドロメダ…』の特撮を手がけている)
主演 ブルース・ダーン
マイケル・チミノが脚本の一人に入ってる

SF映画。序盤はゆったりした展開。後半ちょっと盛り上がるが、全体としては地味な小品という感じ。時間が短いというのもあるかもしれない。
ブルース・ダーンがとても若い。出演者は4人だけで、後半以降は彼だけになる。
前半はスローな話の運びで眠くなることもしばしば。古い時代の製作なので今の眼からすると、色々とチャチ。映像技術だけでなく、宇宙船の内部のセットだとか。それに連れてなのか、話の展開もチャチでケチをつけたくなるところもいくつか。
地球は植物は失われ完全管理下に置かれており、宇宙にも進出しており、主人公フリーマン・ローウェルはほかの3人とともに宇宙船。そこで宇宙船につながれたドームにおいて地球にはない植物を残す仕事に従事。彼だけがそれに情熱を燃やしており、ほかの3人はそれをバカにしている。
と、こういう設定だと完全にローウェルが善玉だなと思うのだが、その前半で狂気染みた話し方をしたり、妙に攻撃的だったりで、自分が想定したのは間違ってるのかと思ったりもした。
植物保存計画が終了を告げられ、爆破して戻るように命令が下ると、彼は同僚の一人を殺してしまい、残り二人を置き去りに宇宙船を発進させてしまう。置き去りと書いたけど、星にいたわけじゃないから、どういうことになるんだろう。船外に出て作業してるときに、それを切り離し発進させてしまったということか。
一人残ったローウェルは2台(3台だったが1台破損)の作業用ロボットに名前(ヒューイ、デューイ、ルーイ(破損したもの))をつけ、植物の世話を続ける。このローウェルとヒューイ、デューイのやり取りあたりも狂気染みてる。特に3人でポーカーをやる場面。もしかしてコメディタッチな場面なのかもしれない、ヒューイ、デューイがローウェルの目を盗んでインチキをするなど、がどこか不気味。でここからローウェルが善玉の設定が崩れて、怖い話になるのかと思いきや、さにあらず、母船と連絡がつき救助に向かうと言われ、ドームを切り離し、デューイ(ヒューイは損傷しておりローウェルと一緒に宇宙船を戻る)に植物の世話を託して、自分の宇宙船は自爆するというエンディング。やっぱどっからどうみてもローウェルは善玉扱い。
そういや植物が枯れ始めて、原因に悩んだが、太陽が必要なことに気づいて照明を設定するという場面が最後の方にあるが、これも当たり前すぎてなんで今まで気づかなかった。というか、それまではどうしてたんだという感じ

主題歌がジョーン・バエズ。名前を見て、ああ道理でちょっと説教臭かったなと思った

ここからは作品から離れて。
結局人間は人間の思考から離れらないということ。この作品とは話が違うが、例えば、人間が一人残り、植物も絶滅寸前、その最後の一人が最後の仕事として植物を絶やさないようにしていたという状況を過程する。そのとき、自分が彼ならなにを思うか、植物を生命のサイクルの乗せることができれば、今後半永久的に植物が命を繋ぐことになる。もちろん環境が変化しないと仮定してだが。で植物が命を繋いでいけばいずれ生物が生まれ進化して動物が生まれ、人間が生まれるのではないか、というようなこと。だけど、それは人間からの思考であって、地球にとって良い環境は植物(と微生物)だけがある状態なのかもしれない。人間が万物の頂点だという思い上がり。なんてことを思うが、これもおかしくて、「地球にとって良い環境」なんていうのは、これもやっぱり人間を前提にした考えであり、それは俺が考える限りそこから逃れることはできない。植物だけがある状態がいいなどと考えるのが、現代に生きる自分が人間の愚かさに呆れた末に思い付いた戯言でしかない。
つまり人間を万物の頂点と考えるのも、人間がいなければ地球はもっといい環境と考えるのも表裏一体で、前者は人間をポジティブに、後者はネガティブに見ているだけなのだ。なんてことを見ている最中に考えた、というより、自分の頭の中にある人間観、地球観、宇宙観を思い出していた

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王妃の紋章 [映画]

2006 中国
07/04(火) 01:59 -
日テレ1|119分(上映時間 114分)
映画天国

監督は張芸謀(チャン・イーモウ)
歴史もの(時代劇ということになるか)。実際の話なのか、登場人物は実在の人物なのかわからない。
出だしでつまづく。名前が覚えられないのだ。王家の話で、息子が3人、祥、傑、成。この漢字一字に読みが振り仮名でつくのだが、漢字と読みが日本人には馴染みが薄いものなので、どっちで記憶しようかなどと考えるうちに、わけがわからなくなる。結局、祥(しょう)、傑(けつ)、成(せい)と日本風に記憶して見進めたけど。嬋という若い女が出てくる。これは「褌」に字が似てるので心の中で「ふんどし」と呼んでやった。終盤窮地に陥る場面では「ふんどしがんばれ~」とか。
まあそれはとにかく、そこを行き過ぎると、あとは比較的容易に理解できるストーリー。登場人物が上記のように最初難儀したけど、とても少なく、息子3人に王と王妃、あとは嬋と医者である彼女の父、その嫁(王の前妻)。主な登場人物はこれだけで、その王家の中でのスケールの大きな争いの話。それなりに面白い。
チャン・イーモウはこれまでに結構見ていると思うが、それらは現代の映画という枠をはみ出してるドキュメンタリー風な構成の作品が多かったが、今作はそれとは全然異なる。まあ時代劇にドキュメンタリータッチは入れにくいだろうが。かなり王道の中国時代劇という感じがした。


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マリリン 7日間の恋 [映画]

2011 イギリスなど
09/12(火) 01:59 -
日テレ1|119分
映画天国

面白かった。見てると明るい気分になる。映画天国らしく、軽めの作品で考えさせるような重たいテーマはない。
実話を基にしたもので、ウィキによると「マリリン・モンローとローレンス・オリヴィエが共演した1957年の映画『王子と踊子』で助監督を務めていたコリン・クラーク(英語版)による同作の制作舞台裏を描いた著作2冊(『My Week with Marilyn』『The Prince, the Showgirl and Me』)を基にした作品である」。
マリリン・モンローのトップ女優ならではの奔放さが嫌味にならずかわいらしい。上記作品撮影でサード助監督と恋に落ちるという内容。
まあ、それだけを描いているので、例えばローレンス・オリヴィエの苦悩みたいなものが台詞でチラリと出てくるが、それはその場面だけ。
エマ・ワトソンがルーシーというコリンと良い仲になる衣装係の女の子の役で出ているのだが、彼女のこの作品におけるキャラ設定がよくわからんような。コリンはルーシーと恋仲になるも、彼女を放ってマリリンとの恋に走るわけで、それだけコリンがチャラいということを言いたいのだろうか。
コリンとマリリンの恋があっさり終わるあたりも、コリンの方にそれほどの思いがなく、撮影を成功させるためにホスト役として割り切っていたようにも見えるが、あるいは、大スターは自分が専有すべきでないという思いだろうか。

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死の棘 [映画]

1990 日本
09/11(月) 19:00 -
BS12トゥエルビ|135分

月曜スペシャル「銀幕の大女優~BS12人の女~」、今月は松坂慶子で二本、「蒲田行進曲」「死の棘」。
「蒲田行進曲」はすでに見たからパス。

主演は松坂慶子、岸部一徳
どういったらいいのだろう、文学を原作にした文芸映画。原作は「島尾敏雄の私小説で代表作」とのことだが、まったくそれについて知識はない。
全体的に日本映画のひとつの典型という感じがある。台詞の間や場面切り替えの演出、全体的に暗く静かなトーンで進行し、時折幻想が交じる観念的な雰囲気。主演二人による二人芝居のようなやり取りで舞台演劇風でもある。もちろんふたり以外も出てくるのではあるが、基本的には全部二人だけの芝居といえる。
ストーリーはほぼなくて、妻が夫の不倫をなじるところから始まり、それが延々続く。途中で夫の田舎というところへ移動したりというのがあり、後半は妻が病院で診断を受け、病院に入るという風にいくらかは進行するが、ストーリー的な面白さはまったくない
はっきりいってつまらん。こういうのは客に需要があるのだろうか、作る側にはこういう芸術的なものを作りたいという欲求はあるのだろうけど。
評価はされてるようで、いくつかの賞を受けている。

夫が特攻隊の生き残りらしく、ということは、製作年度は1990年ではあるが、もうちょっと昔、岸部一徳が20で戦争に行き、その後20年くらいという時代設定か。
原作者の島尾敏雄という人も特攻隊にいた人らしく、ああ、そうか、だから私小説なんだな。よくウィキを見てみると、この映画の主人公、ミホとトシオは原作者の名前のままだし、作品舞台の奄美も原作者たちの住んでいたところ(ミホの出身地であり、トシオは兵隊としてそこへ赴任し二人は出会った)である。

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