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人生はビギナーズ [映画]

2010 アメリカ
06/05(火) 02:09 -
日テレ1|110分(上映時間 105分)
映画天国

以前にもやった「映画天国LGBT映画祭」。
今回は3本。うち1本は以前に見た『チョコレートドーナツ』なので今回は録画しない

父親がともに結婚生活を44年続けた母親の死後に息子にゲイを宣言するという序盤の展開。派手な内容に見えるが、全編地味で静かに話は展開。ゲイをテーマにしてはいるものの、それがたっぷり描かれるという感じではない。
父親は母親が亡くなって4年後に亡くなってしまう。それが2003年で、作品の現在時間は2003年。息子に恋人ができるものの、人付き合いのうまくない彼はその恋人ともぎくしゃくとした恋愛をする。この現在時間2003年と回想場面となる父親の最後の4年間と、息子の子供時代、ここは家族3人で暮らしているはずなのだが、ほとんどが息子と母親の場面(母親がちょっと異様で、そのために息子が大人になって人付き合いに不器用な理由なのだろう、そして母親の異様さはたぶん夫との関係からくるものだろう)、この3つで構成されていて、とくに2003年の息子の恋愛と、父親の最後の4年間が交互に同じくらいの分量で描かれる。かなり頻繁に、これら3つの場面がかわるがわる出てくるが、それでいてうるさい印象はまったくない。
アート系の作品だと思った。「アート系映画」と「芸術的映画」と分けて使っていることに気づいた。感覚的なものだけど。

上映時間が105分となっていて、放映時間は110分。解説が「映画天国LGBT映画祭」ということで特別に長くあるので、カットはいくらかあるのだろう。
一気に見終えた。これは自分の体調がよかったせいというのが理由の大半なのだと思うが、それでも飽きずに一気に見れたというのは良い作品だったのだろうとも思う

監督はマイク・ミルズ
出演はユアン・マクレガー、クリストファー・プラマー、メラニー・ロランで、クリストファー・プラマーがアカデミー助演男優賞

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ニキータ [映画]

1990 フランス 評価SA
04/04(水) 13:00 -
NHKBSプレミアム|118分

リュック・ベッソン監督作品。「グラン・ブルー」と「レオン」の間の作品。
レオンに比較的近い感じ。終盤になってジャン・レノが出てくる。
主演のアンヌ・パリローはリュック・ベッソンと当時結婚していて、この作品の完成時にはすでに離婚していたそう。

内容は凶暴な不良少女が警察官を射殺し、死刑相当であるが、政府によって殺し屋として教育され再生するというような話。
たぶん、人の心を取り戻し、恋愛もする彼女が政府によって殺し屋としてコントロールされる哀しい姿を描いたものなのだと思う。だけど、なぜかその人の心を取り戻していく姿はほとんど描かれておらず、冒頭に凶暴な女として登場し、その後もその再生教育に歯向かい続ける凶暴さが描かれているので、中盤の殺し屋として再出発するあたりで、それを告げられ嫌がるところとか、その後の恋愛関係が生まれ、上記のような作品テーマがわかってきても、そんなキャラだったのか? とちょっと戸惑う。どちらかといえば殺し屋として再教育を受けたら、それをノリノリでやりそうな女なのだ。前半を見る限り。
でもまあそれはそれとして、緊張感のあるとても良い作品だった

ニキータというのは彼女が捕まって取り調べの際名乗る名前で、本来それは男性名なのだそうだ。

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ミルドレッド・ピアース [映画]

1945 アメリカ
04/06(金) 13:00 -
NHKBSプレミアム|118分

ジョーン・クロフォード主演。監督はマイケル・カーティス
見終えてからウィキで解説を読んでみると、大層な名作のよう。ジョーン・クロフォードというのもよく知らなかったが、「何がジェーンに起ったか?」の人だった。また、その作品や今作よりも前のサイレント時代やトーキーの初期時代に大活躍した人らしく、今作は評価を復活させた作品という位置づけらしい。

現代の感覚とかけ離れた感じがあり、どうにもノれなかった。
作品のテーマはたぶん母と娘の葛藤というようなところなのだと思う。そしてそのような作品は現代でも常に取り上げられているのではなかろうか。いま、自分はひとつもそういう作品を挙げられないが。
で、そういう作品なんだけど、いま作られれば、もっと全然違う演出になるのだろうなと思った。
主人公、ミルドレッド・ピアースがその母親で、夫バートと娘がふたり、ヴィーダとケイ。ケイは少女という年ごろでとても可愛らしいが中盤で亡くなってしまう。ミルドレッドとの葛藤というのはヴィーダのほう。
バートとは離婚することになり、その後ミルドレッドはレストラン経営を始めるがその商売を助けてくれる男性がウォーリー・フェイ。またモンティ・ベラゴンというのは最初のレストランの土地建物を売る地主で、貴族的階級にあり遊んで暮らしている。そしてミルドレッドと恋仲になるが、ベラゴンが金銭的に困窮するようになったこともあり別離。しかし後に愛は冷めているものの結婚することになる
ここらが主要登場人物。まずベラゴンが殺される場面があり、ミルドレッドがウォーリーをその現場に連れてきて、閉じ込めてしまい、ウォーリーに嫌疑がかかるように細工。ミルドレッドは警察に連れてこられ、ウォーリーでなくバートを犯人として捕まえたといわれ、真相を話し出す。とここまでがプロローグとでもいう感じで、そのミルドレッドが語る事件に至る長い経緯から事件の真相までが本編というつくり
とにかくヴィーダが嫌な娘に描かれる。なぜか上流階級を夢見ていてわがまま放題。離婚してレストランでウエイトレスとして働くミルドレッドを油臭いとののしる。ここらへんが見ていて、母親はもう少し娘をコントロールできないものか、またはさっさと家から追い出して、縁を切ればいいのにと思えてくる。またなんでこの親から上流階級志向の娘が生まれてくるのかがよくわからない。バートは上流階級出身なのだろうか、ミルドレッドが上級階級志向が強かったのだろうか。
そしてその母娘の葛藤が結局最後まで作品の主要テーマになる。ヴィーダはベラゴンと恋仲になり、そこらへんもあってミルドレッドとは別れることになるのだし、ヴィーダは母親の元を離れることになるのだが、ミルドレッドは彼女を連れ戻したくて、その餌としてベラゴンと結婚するという一面もある。
さらに結末としても、ベラゴンを射殺したのは自分だとミルドレッドは話すが、警察はヴィーダを連れてきて、真相を解明していく。実はヴィーダがベラゴンを射殺しており、ミルドレッドは彼女をかばおうとしていたのだ。
ヴィーダが警察に連れていかれる最後の場面、ミルドレッドはヴィーダに慈愛のこもった視線を向けるがヴィーダのほうは冷たい。最後まで大甘な母親とわがままな娘
ラストはバートに連れられて帰っていくミルドレッド。
バートともいまだ心を通わせているのだろうか
ミルドレッドが甘い母親すぎて知能が低いように見えてしまう
そういえば主人公の家に黒人のメイドがいるが、これが声が高くてちょっと知能が低そうに見える典型的な奴隷上がりの黒人使用人。


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合葬 [映画]

2015 日本
01/01(月) 06:37 -
NHKBSプレミアム|88分

杉浦日向子の漫画が原作
主演は柳楽優弥、瀬戸康史、岡山天音
なんだかよくわからない作品。ストーリーが頭に入ってこない。抽象的で難解というようなものではないのだが。画面が夜の場面を中心に暗いことが多く、それも一因か
集中してなかったのか冒頭からよくわからず、ある程度人物のキャラクター設定がわかってから最初から見直してみようなどと思っていたが、中盤まできてもよくわからず。
途中でウィキでストーリーを読んでみて、その後を見進める。
まあたぶん時代劇の時代、幕末から明治になるあたり、これを舞台にした3人の青年の青春ものというような内容なんだろうと思う。
見終えたらもう一度最初から見ようかと思ったが、見終えたら見終えたで、なんとなく話の内容もわかったし、映画としては大したことない作品かと。
原作は短編漫画なのかな。ストーリーが大したことなくても、漫画として、あるいは小説として成功しているものも多数あるので原作自体がどうこうということではない。


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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン [映画]

2002 アメリカ
06/11(月) 21:00 -
NHKBSプレミアム|142分

監督がスピルバーグ。主演、レオナルド・ディカプリオ、トム・ハンクス。ほかにクリストファー・ウォーケン。
面白かったけど、それほど引き込まれなかった。この作品は昨日見た「摩天楼はバラ色に」とは違って、比較的あまり「こんなにうまくいくわけない」と思わせてはいけないタイプの作品のように思う。コメディではあるけどリアルに寄っている作品。の割に途中まではそういう風に思うことが多々あったように思う。あまり思い出せないが、ひとつ、ふたつあげれば、主人公フランクがニューオリンズへ行く過程。ブレンダと結婚するために病院を退職したという経緯があるなら、そしてニューオリンズにフランクがいるということをFBIのカールが掴んでいるなら、もっと早くに割り出せているように思う。それと、そのニューオリンズでブレンダの父親とフランクの会話。ブレンダの父親はフランクがいかさまな男であることをわかっているのであるが、その上で騙される、というか、娘との結婚を許し法律家になる道の手助けをしてやるものかねえと思った。
最後にフランクが収監された後、釈放されFBIで小切手詐欺の手法について捜査を手助けする仕事をすることになった場面で、一度そこから逃げ出そうとするというところがあるが、そんなに簡単に逃げ出せるのか、監視はついてないのかとも思う。作品を見た限りでいえば、相当に悪賢く、目を盗んですぐ逃げることもお手の物という人物なので、そんな人物、おっかなくて釈放なんてさせられなさそう。
ただここらへんは映画的脚色のせいなのかもしれない。もうFBIへの協力という道を選んだ時点で逃げ出すなんてほんとうの彼は思ってなかったのだろうし。
さて、この作品の主人公、フランク・W・アバグネイル・Jrは実在の人物で、彼の自伝をもとに作られた作品とのこと。
ウィキに以下のようにある--
主張の真相
アバグネイルの犯罪歴の信憑性は『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』公開前から疑問視されていた。1978年、防犯セミナーで彼が講演した後、『サンフランシスコ・クロニクル』紙の記者が彼の証言を検証した。銀行、学校、病院などその他の機関での通話歴で彼が使用した偽名で彼の詐欺の証拠は出てこなかった。この件に関して彼は「いったい誰がこの情報を確認するというのだろう」と言った。

2002年、彼の会社のウェブサイトで「私は共著者と4回ほどしか話し合わなかった。彼はとても良く書いていたと思うが、いくつかの話については脚色や誇張が過ぎたと思う。これは彼の執筆スタイルであり、編集者が求めていたことである。彼は物語を書いたのであって、私の伝記を書いたのではない」と語った
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スピルバーグってSFか戦争ものというイメージで、こういう作品は珍しいような気もするが、作品歴を見るとそんなこともないか

「A列車で行こう」が場面転換のよいタイミングでかかる。結構小さい音で。
キンクスの「ユー・リアリー・ガット・ミー」がパーティ場面で使われていた☆



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摩天楼(ニューヨーク)はバラ色に [映画]

1987 アメリカ
06/15(金) 13:00 -
NHKBSプレミアム|111分

当時大人気だったマイケル・J・フォックス主演のコメディ。
カンサスからNYへ出てきたものの約束の就職先は買収騒ぎで就職は取り消され、遠い親戚の叔父を頼り、その叔父の会社に潜り込む。大卒ながら配送センター(社内に配達物を届ける)に配属。重役のふりをして重役会議に潜り込み、自分のアイデアで会社を救おうとする、みたいな話で、上記の重役のふりするというのが無理ありすぎ。なんだが、考えてみると、植木等の喜劇なんかを想定すれば、まあ受け入れられないこともない。
マイケル・J・フォックス演じるのはブラントリー・フォスター、重役のふりをするときはカールトン・ウィットフィールド。ブラントリーが一目ぼれするその社の若手女性重役クリスティ。叔父で社長のハワード・ブレスコットとその妻であり、創業家の娘であり大株主(実質社主)のヴェラ・ブレスコット。この4人をめぐるドタバタがコメディ要素満載の見どころだろうか。ハワードは妻に飽きており、クリスティと関係を持っている。ブラントリーは配送係のときに、命じられて会社の重役夫人の送迎を務め、そのまま重役夫人と結ばれてしまうが、それが実は社長夫人のヴェラ。そしてブラントリーはウィットフィールドとして重役会議でクリスティと対立しながらも関係を深め、恋愛関係に陥る。このような状況の中で社長宅でパーティが開かれ夜には4人がそれぞれを求め・・・というドタバタな展開。

映画は全般的に80年代だなあと感じるもの。どこにそれを感じるのだろうか。まずは音楽。ギターもベースドラムのリズム隊も、キーボードも全体的サウンドもすべてもろに80年代。
内容も重さがなく、後には残らない感じが実に80年代。こういう作風はこの後にもずっとあるが、そういう作品の一番最初なんだと思う。大衆文化が花開き、無駄に金はかかっており(セットやら俳優のギャラやら)、他愛のない内容で軽薄。これより前の時代のコメディだと、もうちょっと安っぽいというか金をかけずに作ってるように見える。

全然面白くないのかといえばそうでもなく、いくつかのところでは笑ってしまった。内容よりも一発ギャグ的なところ、例えば最初のほう。NYへ出てきたブラントリー、母親に電話。NYは怖いところと心配している母親に穏やかなところでカンサスと変わりはないと説明するが、その目の前で立てこもる強盗に警察が銃をぶっ放し始め、その音に驚く母親に、テレビの音だと説明するところとか



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恋のゆくえ/ファビュラス・ベイカー・ボーイズ [映画]

1989 アメリカ 評価SA
05/16(水) 13:00 -
NHKBSプレミアム|115分

最初のキャストクレジットでジェフ・ブリッジスというのを見て、先日見た「夕陽の群盗」もそうだったような気がしたが、その映画とは製作年がずいぶん離れているので見ている間は同じ人かよくわからなかった。見終えて調べてみると同じ人。さらに出演作リストを見てみると、これまた先日見た「トゥルー・グリット」にも主演していた。これまで名前を気にしてもいなかった。
さて、この作品、兄弟で組んでデュオピアノを演奏しているピアニストが主人公で、その兄弟をジェフ・ブリッジスとボー・ブリッジスという人が演じている。あれっと思ったが、やっぱり実の兄弟とのこと。その兄弟、兄のフランク(ボー)と弟のジャック(ジェフ)のベイカー兄弟でそのグループ名が「ファビュラス・ベイカー・ボーイズ」。そこそこの人気で長年やってきているが人気が落ちてきて、女性ボーカルを入れることにする。加入するのがスージー(ミシェル・ファイファー)。
この3人組が最初はうまくいき、だが、ちょっとしたことで行き違いが生じ、というのような内容。
フランクは、ピアノの才能は大したことないが仕事をとるなどマネージメント業には長けている。ジャックのほうは才能は兄より上で、今の仕事、それはちょっと洒落たラウンジでの仕事で、客は音楽を聞いていないので、音楽の仕事としては不満を持っており、かつて演奏をしていたもっと下層の「危険な場所」であるジャズクラブでの演奏に未練がある。
フランクが子供の怪我のことでニューイヤーズイブの仕事を欠席。ここで通常以外のコンサートをしてスージーとジャックをいくらかの満足を得て、また二人は一緒に寝ることになる。フランクは仕事を続けるために、一緒に寝ることを止めるよう注意していたのだが。
で、ここから歯車が狂い始め、スージーはそのニューイヤーズイブのときにCMソングの仕事の声をかけられたtこを足掛かりにグループを抜けたいと言い出し、しかしスージーはジャックに止めてほしいのかもしくは一緒になってほしいのか未練があるように声をかけるが、ジャックは非情にも突き放した言い方をし、二人は別れる。
残されたフランクとジャックも、喧嘩別れをしてしまい、数週間後ジャックはフランクを訪れるが、それは再度組もうという話でなく、これまでの仕事では自分は不満だということで新たな道を行きたいと率直に話し、二人きりで最後の演奏をして、兄弟も別々の道を行くことになる。
このスージーが抜けると言い出す場面からスージーとジャックの場面、そして兄弟の最後の演奏の場面までは刺さるセリフもたくさんあり、とても良い場面の連続。
最後はハッピーエンドともバッドエンドともいえなくて、ジャックがスージーの元を訪ね、よりを戻すのかと思えばそうでなく(スージーが「抜けてから毎晩二人に会いたかった」というようなことも言うのだが)、えっここで終わりというような感じもしたが、こういうのもアリか。それぞれが、新しい旅立ちを示唆するところで終わっていく。

ニュー・イヤーズ・イブのライブの場面では「メイキン・ウーピー」がとても良いタイミングで入ってくる。イントロから、これ「メイキン・ウーピー」ぽいなと思ったが、やっぱりそうだった。この歌はドクター・ジョンのバージョンでおれは知ってるのだがそれが発表されたのはこの映画と同じ1989年だ。

最後のキャスト・スタッフクレジット
bad singersというのがあるが、これはたぶん兄弟がオーディションする場面でスージーの前に出てくるオーディションで落とされた歌手たちであろう。
ピアノを兄弟二人の俳優の代わりに弾いた人というクレジットがあるが、その一方で使われた曲のリストのところではパフォーム・バイでブリッジス兄弟の名前がある曲があるが、あれは演じているという意味で演奏は別の人ということだろうか、そういう意味で言えば多くの曲がパフォーム・バイでミシェル・ファイファーとなっており、それは作品の中でスージーが歌っている曲のことであるが、彼女は吹替でなく本人が歌っているのであろうか。

テーマというか、バーのピアノ弾きの話というそれだけで自分は引き込まれて面白いとは思ったが、1980年代特有の後にあまり残らない作品ともいえる

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22年目の告白 -私が殺人犯です- [映画]

2017 日本
06/08(金) 21:00 -
日テレ1|114分(上映時間 116分)
金曜ロードSHOW!

この作品についてまったく知らなかったが、「金曜ロードSHOW!」で放映されるという芸能記事を見かけ、そこに書かれていたあらすじが、それだけでものすごく面白そうだと思い、録画。
十分面白かったけど、もっと長くして真犯人ではない色々な人物を出してほしかったという気もする。というのも、割と早い段階で仙堂(仲村トオル)が真犯人じゃないかなと思ってしまったのである。曾根崎(藤原竜也)が牧村(伊藤英明)の妹の婚約者だとわかったあたりだったかな。それはそこまでを見て、仙堂の動機や殺人の方法などから推察したのではなく、単に主要登場人物が上記3人で、そのうち二人が違うのだから、これは仲村トオルを犯人にしないとしょうがないだろうという理由である。
そう考えると他にも被害者のひとりひとりを描いたりもすべき感じがする。岩城滉一演じる橘大祐なんてもっともっと膨らませそうだし、それについては他の被害者家族もそうだ。
と、考えるとこれは3時間の作品にするより、連続ドラマにうってつけの内容という感じがする。

殺人事件は5件起きており、そのうちの2-5の殺人事件に関わる人物は出てくるのに、なぜかもうひとつの殺人事件の被害者家族が出てこなくて、おかしいなあ、出てこないなら、そもそもフィクションなんだし、殺人事件は4件ということにすればいいのに、と思っていたら、ラストについに現れた。んだよね? 説明もなく終わってしまったけど、最後仙堂を刺したのが、それだよね

5件めの殺人事件がそれまでと違う行動をしており、仙堂としては一貫してないように思える。本来、牧村を妹の目の前で殺すというのが計画なはずだろうに、そして、牧村家で爆発が起き、駆け付けていた牧村の前で先輩刑事が死んでしまう。そしてそれを遠目に見ながら、仙堂は牧村の妹をも殺しているのだ。これも仙堂の計画通りなのだろうか。そういや、その事件の場面は、仙堂が牧村を狙っていることを予告して、牧村たちが牧村の家へ駆けつけさせようとはしている。そこで妹の目の前で牧村が死ぬというのを狙ったように見ている側は思うが、仙堂は初めから、牧村の家の爆発を見ながら遠くにビルで牧村の妹を殺すという計画だったと考えるしかなさそうだ







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夕陽の群盗 [映画]

1972 アメリカ 評価SA
06/08(金) 13:00 -
NHKBSプレミアム|94分

良かったなあ。
監督はロバート・ベントン。「クレイマー、クレイマー 」の監督ということを事前に知っていたが、今ウィキで作品歴をチェックしてみたら、「俺たちに明日はない」の脚本、「プレイス・イン・ザ・ハート」の監督とのこと。なるほど、この2作あたりのテイストはある。ラストがあっと驚くところでのストップモーションでおれは「明日に向って撃て!」を思い出していたのだけど。
主演は ジェフ・ブリッジス(ジェイク)、バリー・ブラウン(ドリュー)
西部劇なんだが、テーマが珍しく異色の作品という感じがした。「男の出発(たびだち)」がちょっと近いかもしれないと思いながら見ていた。あと、見ている間「スタンド・バイ・ミー」を思い出した。これはそれほど近いわけではないのだけど。
少年たちが主役でグループで旅をする。これが「スタンド・バイ・ミー」を思い出してた原因。少年というにはもうちょっと上で年齢設定は20前後か。それもカウボーイを目指しているような子供ではなく、旅の途中でカウボーイ崩れのギャングなどには遭遇するが、カウボーイ的な人物が活躍するような話ではない。
胸が締め付けられるような青春譚である。
ドリューの目線で語られる形式でドリューは信仰深い家庭に育った良い子ちゃんで強盗などできそうにない人間だが、それが悪さをしているジェイクの一団に入って一緒に旅をするという話
冒頭にドリューとジェイクが出会う場面がある。それはジェイクがドリューから金を強奪するという展開なのだが、その後別の場所で出会い、ドリューはジェイクのグループに入り一緒に旅をすることになる。グループはドリューも含めて6人。その内1人は「スタンド・バイ・ミー」くらいの少年。その他はジェイク、ドリューと同じくらい。
ジェイク・ドリュー以外は4人のうち3人までが殺されてしまうのだが、死のにおいを感じさせず悲惨さはない。
ジェイク・ドリューはいつの間にか友情を深めるがその一方で疑心もあり、また旅の先々でいろいろな事件が起き、そのたびに友情が深まったり、疑心に走ったり。いかにも青春という感じだが、西部時代であるから、そこに簡単に死が紛れ込んでくるという作りになっている

音楽が良い。ピアノ一台でのBGM。流麗なものでなく、ホンキートンク調とでもいうか、そういう響きのピアノで、ラグタイムみたいなリズムの曲が多いが、ゆっくりとしたバラードもある。冒頭もバラードだった。
ちなみにBGMがラグタイムといっても、西部劇において、酒場でピアノがラグタイムというような場面はよくあるが、この作品ではそういう場面はない
音楽の担当はHarvey Schmidtとなっており、調べてみると、ブロードウェイで活躍した人みたいだ

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必殺スペシャル 大暴れ仕事人!横浜異人屋敷の決闘 [映画]

06/09(土) 13:00 -
BS朝日1|174分
最初の放映は1990年1月3日21:03 - 23:54。タイトルは「必殺スペシャル・新春 大暴れ仕事人! 横浜異人屋敷の決闘」(「新春」が入ってる)

必殺スペシャルらしく大して面白くない。
メインゲストというか仕事人のターゲットになるのは、必殺の悪役としてはおなじみの中尾彬。波乃久里子も殺される役。
現代の服装で案内役をするのは上岡龍太郎。珍しいところでは舛添要一が出ている。勝海舟役だが1シーンだけ。中尾彬に異議を申し立てるという役だが別撮りのように見える

仕事人は
中村主水 - 藤田まこと
何でも屋の加代 - 鮎川いずみ
鍛冶屋の政 - 村上弘明
蝶々の朝吉 - 片岡孝夫(現・十五世仁左衛門、特別出演)
清河八郎 - 滝田栄

蝶々の朝吉というのは映画とスペシャル版で合わせて4作に出ているが、通常シリーズのレギュラーでないので、必殺の世界において馴染みの薄いキャラであり、それなのにやけに設定を細かく作って引っ張っている。出てきたところで、「おおー、あいつか」とか「キター」とかならないのに。
でも演じてるのが片岡孝夫ということでさすがに見せ場を作る。レギュラーもやってほしかったけど、無理だったということだろうか

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